熱帯魚テトラオドンファハカの食欲不振と回復方法

熱帯魚に詳しい方、至急お願いします! 2ヶ月程前に買ったテトラオドンファハカのベビー(3~4cm)を旦那に預け、2週間程実家に戻っていました。 それまで、 餌は導入当時(約1.5cm)は赤虫 でしたが、乾燥エビに変更→アロワナのベビー用の餌(3mm程の粒です)に切り替え、毎日10粒を元気に食べてお腹をポッコリさせ、朝になれば消化してまた餌をねだる子でした。 切り替え時期は吐き戻しが無いか頻繁に観察していて、お腹がゆっくりへこんでいくのを確認済みです。 帰宅すると、ガリガリに痩細ったおたまじゃくしのようなファハカが。 全く餌を与えていなかったとの事。 急いで与えると、頑張って食べようとはするのですが、吸い込む力が無く、噛みついても、離してしまいます。 赤虫なら吸い込みやすいと思って与えても、半分吸い込んでしばらく泳いでから諦めてペッと出してしまいます。 生エビの切り身は噛みつきやすいらしく、しばらくくわえたまま泳いで落として…を 、繰り返しますが、食べれているのかは分かりません。 食べる意欲があるのに食べれない理由は体力の問題でしょうか? こんな場合に食べれるような餌はありますか?(好き嫌いが激しい子です) 物や人を覚えているのか、食べれないのにいつもの餌の袋を見せると大喜びしたり、アロワナ餌は粒ずつ入れて欲しいというこだわり、アロワナ餌以外は決まったピンセットからしか食べません。 ブラインシュリンプなら細かいから食べれるかなと与えましたが、ピンセットで掴めず、周囲に散らばるので迷惑そうに逃げていました。 体力の問題でしたら、 赤虫を一口大に切ってピンセットで与えるくらいしかできないでしょうか? 今まで爬虫類の部屋での同居だったので、水温は高く32度程ですが、 今までは問題なく元気に食べて育っていたので、対応してくれていると思っていましたが、『なんとかなっていた』だけでしょえか? 食べれなくなったキッカケは2週間の絶食状態だとしか思い当たりません。 家を出る前には10粒完食していました。 このままでは大切な子を見捨ててしまう事になります…。 今は温度を下げるべきか、 90水槽に1匹なので、一旦水槽を小さくするべきか… アドバイスお願い致します。補足現在水温を32度から30度まで下げている状態です。体力を使わないように水流を作る器具も止めています。活餌も効果無く、粉状の栄養剤でなんとか生きています。 3日に車で2時間程の土地に引っ越すのですが、O2ウォーターを入れて温度を保ちながら運ぶ予定ですが、耐えれるか心配です。

テトラオドンファハカの食欲不振の原因と対処法

テトラオドンファハカの急激な痩せと食欲不振、大変心配ですね。2週間の絶食が大きな原因である可能性が高いです。 3~4cmのベビーは、絶食による体力消耗が深刻な影響を与えます。 ただ、水温32度という高温環境も、食欲不振や体力の低下に関係している可能性があります。

1. 餌の選定と給餌方法

現在の状況から、以下の点を改善しましょう。

* **餌のサイズ:** アロワナベビー用餌(3mm)は、現状のファハカには大きすぎる可能性があります。 もっと小さな、1~2mm程度の稚魚用フードを試してみましょう。 市販の様々なメーカーから、様々なサイズの餌が販売されていますので、いくつか試してみることをお勧めします。 また、赤虫は栄養価が低いので、主食としては不向きです。補助的な餌として少量与える程度が良いでしょう。
* **餌の種類:** テトラオドンファハカは、好き嫌いが激しいことで知られています。 様々な種類の餌を試す必要があります。 例えば、下記のような餌を試してみましょう。

  • 冷凍アカムシ: 解凍して、細かく刻んで与えてみましょう。
  • ブラインシュリンプ: ブラインシュリンプをピンセットで直接与えるのではなく、水槽内に少量だけばら撒いてみましょう。 ファハカが自ら捕食する行動を促すことが重要です。
  • イトメ: 活きたイトメは、食欲を刺激する効果があります。
  • 人工飼料(稚魚用): 様々なメーカーから、稚魚用の小さな粒状の人工飼料が販売されています。 数種類試して、好むものを探しましょう。

* **給餌頻度:** 少量を、1日に数回に分けて与えるようにしましょう。 一度に大量に与えるのではなく、常に少量の餌が水槽内に存在するようにすることで、ファハカの負担を軽減できます。
* **ピンセットへの依存:** 特定のピンセットに依存しているのは、ファハカがそのピンセットを餌と認識している可能性があります。 しかし、これは長期的に見て良くありません。 徐々に、別のピンセットや、餌を直接水槽に落とす方法に切り替えていきましょう。

2. 水槽環境の調整

* **水温:** 30度でもまだ高いです。 テトラオドンファハカの適正水温は26~28度です。 徐々に水温を下げ、27度に設定しましょう。 急激な温度変化は、魚体に大きな負担をかけるため注意が必要です。
* **水質:** 水質悪化も食欲不振の原因となります。 定期的な水換えを行い、水質を安定させましょう。 フィルターの清掃も忘れずに行いましょう。
* **水槽サイズ:** 90cm水槽に1匹であれば、水槽サイズは問題ありません。 水槽を小さくする必要はありません。
* **隠れ家:** 隠れ家となる岩や流木などを設置することで、ファハカのストレスを軽減できます。

3. 体力回復

* **栄養剤:** 粉状の栄養剤は、一時的な補助として有効ですが、長期的な解決策ではありません。 まずは、適切な餌を与えて、自然な形で栄養を摂取できるよう促すことが重要です。
* **安静:** 水流を止めるのは良い判断です。 ファハカが体力を使わずに済むように、静かな環境を保ちましょう。

4. 引越しについて

2時間の長距離移動は、ファハカにとって大きなストレスになります。 酸素供給と温度管理を徹底し、移動中の揺れを最小限に抑える工夫が必要です。 移動用の水槽を用意し、十分な酸素供給と温度管理ができるようにしましょう。 移動中は、餌を与えない方が無難です。

5. 専門家への相談

上記の対策を行っても改善が見られない場合は、熱帯魚専門のショップや獣医に相談することを強くお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な治療やケアを行うことができます。

まとめ

テトラオドンファハカの食欲不振は、絶食と高温環境が主な原因と考えられます。 適切な餌の選定、水温調整、そして静かな環境の維持が回復への鍵となります。 専門家への相談も視野に入れ、愛情を持ってケアを続けてください。 ファハカが元気を取り戻すことを願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)