照明スイッチのリモコン化:2線式リモコンと3線式配線の対応策

『とったらリモコン』(パナソニック電工 WTC56519W) を購入しました。これは後付けで部屋の照明スイッチをリモコン操作できる優れものです。http://denko.panasonic.biz/ebox/switch/switch12.html 質問ですが、『とったらリモコン』は2線式と3線式と2種類あるのですが、2線式の方を購入しました。取付けようと今付いているスイッチを外したら実は3線でした。[0−黒、1−赤、3−白]よくよく考えたら、部屋にスイッチが2つある事忘れていました。 購入元へ返品・交換をお願いしようともしましたが、可能であればこの2線式を利用できないかと考えています。 部屋にスイッチは2つありますが、基本的に普段は1つ(部屋に入ってすぐ)しか使いません。おそらく今後も・・・。なので、もう一つのスイッチはつぶしてしまっても構わないという条件で、よい取付方法があれば教えて頂けないでしょうか?2線式は[0− 、1− ]となっています。 よく分かりませんが、例えば黒と赤のみで使用可能とか[0−黒、1−赤]? 電気工事士の資格を持っていたはずですが・・・汗 よろしくお願いします。

照明スイッチの配線とリモコンの種類

照明スイッチには、2線式と3線式があります。2線式は、照明器具とスイッチを直接接続するシンプルな配線で、一方のスイッチを操作すると照明がオンオフします。一方、3線式は、複数のスイッチで照明を制御できる配線で、複数のスイッチから照明のオンオフを切り替えられます。今回のケースでは、当初2線式だと思っていた配線が、実は3線式であることが判明しました。さらに、部屋に2つのスイッチがあり、片方を無効化しても問題ないという条件です。

2線式リモコンを3線式配線に接続する方法

残念ながら、2線式リモコンをそのまま3線式配線に接続することはできません。2線式リモコンは、2本の配線しか接続できませんが、3線式配線には3本の配線があります。無理に接続しようとすると、ショートや火災の原因となる可能性があります。

しかし、片方のスイッチを無効化するという条件であれば、2線式リモコンを使用できます。以下の手順で接続作業を行ってください。ただし、電気工事の知識がない場合は、必ず電気工事士に依頼してください。誤った接続は感電や火災の危険があります。

1. 既存スイッチの確認と配線図の作成

まず、既存のスイッチの配線を正確に確認します。配線図を作成し、どの線がどの場所につながっているかを把握することが重要です。写真やメモを撮りながら作業を進めましょう。

2. 不要なスイッチの撤去

普段使用しないスイッチを撤去します。この際、電源を遮断してから作業を行いましょう。配線を確認しながら、不要なスイッチと配線を切り離します。

3. 2線式リモコンの接続

残ったスイッチに2線式リモコンを接続します。通常、2線式リモコンには、電源線(黒線)とスイッチ線(赤線)の2本の配線があります。既存の配線から、電源線とスイッチ線を特定し、リモコンに接続します。この作業は、電気工事の知識と経験が必要です。不確かな場合は、専門家に依頼しましょう。

4. 配線の接続とテスト

配線を接続したら、電源を投入し、リモコンで照明のオンオフが正常に動作するかを確認します。問題があれば、配線の接続を確認し、必要に応じて修正します。

具体的な配線方法(例)

既存の3線式配線:[0-黒、1-赤、3-白]

* 黒線(0): 電源線
* 赤線(1): スイッチ線(普段使うスイッチ)
* 白線(3): もう一つのスイッチの線(不要なスイッチ)

普段使うスイッチを残し、もう一つのスイッチを撤去する場合、白線(3)は接続しません。残りの黒線(0)と赤線(1)を2線式リモコンに接続します。

  • 2線式リモコン [0-黒、1-赤]
  • リモコンの0番端子に、既存配線の黒線(0)を接続
  • リモコンの1番端子に、既存配線の赤線(1)を接続

専門家の意見:安全第一

電気工事は専門知識と技術が必要です。今回の作業は、電気工事士の資格をお持ちとのことですが、それでも誤った接続は危険です。自信がない場合は、必ず電気工事士に依頼することを強くお勧めします。 安全を確保し、安心してリモコンを使用するために、専門家の力を借りることを優先しましょう。

インテリアへの影響とデザイン性の向上

照明スイッチのリモコン化は、インテリアデザインにも影響を与えます。壁に露出しているスイッチをなくすことで、壁面がすっきりとした印象になり、より洗練された空間を演出できます。特に、ミニマルなデザインやシンプルなインテリアを好む方には、リモコン化は有効な手段です。

まとめ:安全と快適性を両立

2線式リモコンを3線式配線で使用する場合、不要なスイッチを撤去することで対応できます。しかし、電気工事には危険が伴うため、自信がない場合は専門家に依頼することが重要です。安全を確保しながら、快適な照明操作を実現しましょう。

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