Contents
外構工事の仕上がりに不満がある場合の対処法
ご契約された外構工事の仕上がりに、多くの不満を抱えているとのこと、大変お気持ちお察しいたします。 コンクリートブロックの吹き付け仕上げの雑さ、表札のヒビ割れ、穴の空いた壁、植栽の不備など、許容範囲を大きく超える問題が複数発生している状況ですね。 これは、決して「雑だけど、これが限界」と諦めるべき状況ではありません。 きちんと業者にクレームを申し立てる権利があります。
1. 問題点を具体的にリストアップする
まず、現状の問題点を箇条書きにして、写真や動画で証拠をしっかり残しましょう。
- コンクリートブロックの角の処理の雑さ(写真、動画)
- ガラス表札のヒビ割れ(写真、動画、ヒビの発生箇所と原因を示唆する証拠)
- 表札・ポスト裏側の穴(写真、動画、穴の大きさ、位置)
- 吹き付け仕上げのムラ(下地が見える部分)(写真、動画)
- アクセントカラーの不正確さ(写真、動画)
- 壁の凸凹(ヒビ隠しのような塗り方)(写真、動画)
- タイルの張り方の雑さ(写真、動画)
- 床のコンクリート部分から露出している木の板(写真、動画)
- もみじの植栽に関する問題(木の大きさ、土中に入っていた異物)(写真、動画)
これらの写真や動画は、後々の交渉において非常に重要な証拠となります。
2. 業者へのクレーム申し立て
証拠が揃ったら、業者に書面でクレームを申し立てましょう。 口頭での申し立ては、証拠が残りにくいので避けた方が無難です。 書面には、以下の点を明確に記載しましょう。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 具体的な問題点:上記でリストアップした問題点を、写真や動画と合わせて詳細に記述します。
- 改善要求:それぞれの問題点に対して、どのような改善を求めるのかを具体的に記述します。(例:吹き付けのやり直し、表札の交換、穴の補修など)
- 期限設定:いつまでに改善してほしいのか、期限を明確に設定します。
- 連絡先:連絡を取りやすい電話番号やメールアドレスを記載します。
3. 業者との交渉
業者からの回答を待ち、交渉に入ります。 交渉の際には、冷静かつ毅然とした態度で、客観的な事実に基づいて主張しましょう。 感情的な言葉は避け、証拠となる写真や動画を提示しながら、丁寧に説明することが重要です。
4. 必要であれば専門家への相談
業者との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することを検討しましょう。 専門家の意見を聞くことで、より効果的な交渉を進めることができます。 また、消費者センターへの相談も有効です。
吹き付けからモルタル塗りへの変更と費用
吹き付け仕上げからモルタル塗りへの変更は、費用が大幅に増加する可能性が高いです。 正確な金額は、施工面積やモルタルの種類、仕上げ方などによって異なりますが、数倍になるケースも珍しくありません。 業者に具体的な見積もりを依頼する必要があります。
同じ経験をした方の事例
残念ながら、外構工事でこのようなトラブルに遭遇するケースは少なくありません。 インターネット上でも、同様の苦情を見つけることができます。 多くの場合、業者との交渉によって、ある程度の改善が認められることが多いようです。 しかし、泣き寝入りせず、積極的に問題解決に取り組むことが重要です。
まとめ
今回のケースは、業者の施工不良が疑われる重大な問題です。 決して諦めずに、証拠を揃え、業者にきちんとクレームを申し立てましょう。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。 あなたの権利を主張し、納得のいく解決を目指してください。