漆器、もしくは木製の食器をメインにしている方に質問です。ご家庭の食器を漆器や木製の物にしている、という方はいらっしゃいますか？ 将来的に陶器を減らしていきたいなぁと考えていまして、実際に利用されている方のご意見が聞きたいです。何かデメリットはあるでしょうか…やっぱり木はひび割れやカビでしょうか。陶器は色々デザインがあり最近は軽量食器もあるんですが、割れやすいのと、全部陶器だと戸棚で取り出したり仕舞ったりがもう面倒で…（背が低いのですが、元々使っている食器戸棚の背が高く、出入れの際背伸びしている状態です…）。オススメの木製食器や漆器がございましたら、それも教えて頂けると助かります。補足ご丁寧な回答を有難うございます、とてもとても参考になります。ちなみに、自分なりに調べてみたのですが、木の食器を冷蔵庫に入れては駄目な理由が見つけられませんでした…宜しければこの理由についてもお教え頂けると助かります。やはり木が急激に冷やされると縮こまってしまって、長持ちしなくなるのでしょうか。
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漆器・木製食器生活のメリットとデメリット
陶器中心の食器から漆器や木製食器への移行をご検討中とのこと、大変興味深いですね。 確かに、陶器はデザインの豊富さや軽量化の進歩などメリットも多いですが、割れやすさや収納の不便さといったデメリットも抱えています。背の高い食器棚は、特に体への負担が大きいですよね。漆器や木製食器は、それらに対する有効な解決策となる可能性があります。
メリット
- 温かみのある食卓：天然素材の温もりと、独特の風合いが食卓を豊かに演出します。シンプルながらも洗練されたデザインが多く、どんなインテリアにも馴染みます。
- 環境への配慮：近年、サスティナブルな生活への関心が高まっています。漆器や木製食器は、自然素材を使用しているため、環境に優しい選択肢と言えるでしょう。
- 耐久性（適切なケアをすれば）：適切なメンテナンスを行うことで、長く愛用できる点が魅力です。陶器のように簡単に割れてしまう心配が少ないのも大きなメリットです。
- 収納のしやすさ：スタッキングしやすいデザインのものが多く、食器棚のスペースを効率的に活用できます。また、軽くて持ち運びやすいものも多いので、出し入れの手間も軽減できます。
- 独特の風合い：使い込むほどに味わいが増し、愛着が湧いてくるのも木製食器の魅力です。経年変化を楽しめるのも大きなポイントです。
デメリット
- お手入れの煩雑さ：木製の食器は、水に長時間浸け置きしたり、乾燥機を使用したりすると、ひび割れや変形の原因となります。また、漆器も、研磨剤入りの洗剤の使用は避けなければなりません。適切なお手入れ方法を理解し、実践する必要があります。
- カビの発生：使用後、きちんと乾燥させないとカビが発生する可能性があります。特に、湿気の多い環境では注意が必要です。定期的なメンテナンスと、乾燥を徹底することが重要です。
- 価格：陶器と比べると、高価なものが多いため、初期投資が必要になります。
- 傷つきやすい：ナイフやフォークなどで傷がつきやすいので、取り扱いには注意が必要です。傷がつきにくい素材のものを選ぶ、または、傷つきにくいコーティングが施されているものを選ぶのも良いでしょう。
- 食洗機・電子レンジ使用の制限：多くの木製食器や漆器は、食洗機や電子レンジの使用ができません。手洗いが必要となるため、お手入れの手間が増える可能性があります。
木製食器・漆器の選び方
木製食器や漆器を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
素材
- 木の種類：耐久性や耐水性に優れた木材を選びましょう。例えば、ブナ材、ウォールナット材、チーク材などは人気があります。それぞれの木材の特性を理解し、用途に合ったものを選びましょう。
- 漆の種類：漆器を選ぶ際には、漆の種類や塗り方を確認しましょう。天然漆を使用したものの方が、耐久性が高く、美しい光沢を保ちます。
デザイン
- シンプルで飽きのこないデザイン：長く愛用するためには、シンプルで飽きのこないデザインを選ぶことが重要です。どんな料理にも合わせやすい、汎用性の高いデザインを選びましょう。
- サイズと形状：使用する人数や料理の種類に合わせて、適切なサイズと形状のものを選びましょう。スタッキングできるものや、収納しやすい形状のものを選ぶと便利です。
お手入れ方法
- お手入れ方法の確認：購入前に、お手入れ方法を必ず確認しましょう。素材や塗装によって、お手入れ方法が異なります。適切なお手入れをすることで、長く愛用できます。
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木の食器と冷蔵庫保管について
木の食器を冷蔵庫に入れるべきではない理由は、急激な温度変化による木材の伸縮です。冷蔵庫の低温で木材が収縮し、その後室温に戻ると膨張します。この繰り返しによって、木材にひび割れや変形が生じ、食器の寿命を縮めてしまう可能性があります。 また、木材の水分含有量の変化も影響し、カビの発生リスクも高まります。
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まとめ
漆器や木製食器は、陶器とは異なる魅力を持つ食器です。デメリットもありますが、適切な選び方と丁寧なケアによって、長く快適に使用できます。 まずは、当サイト「いろのくに」で、お好みの色やデザインの食器を探してみてはいかがでしょうか？
