漆喰壁の穴埋めと汚れ落とし完全ガイド|DIYで美しく修復する方法

【知恵コイン250枚】自分の部屋の漆喰の壁に小さな穴があきました 自分は神経質なのでとっても気になるのですが、漆喰は自分で補正できますか? 穴は幅1,5cm、深さは1cmくらいです 漆喰は何円くらいで買えますか? あと、10年くらい前からある漆喰の汚れ(手汗?による黒ずみ、赤黒鉛筆の落書き)を消す方法を教えてください

漆喰壁の小さな穴の補修方法

幅1.5cm、深さ1cm程度の小さな穴であれば、DIYで補修可能です。神経質な方でも、丁寧に作業すれば目立たなく仕上げられます。必要な材料と手順を詳しく説明します。

必要な材料

* **漆喰**: ホームセンターなどで購入できます。1kg入りで1,000円~2,000円程度が一般的です。穴の大きさから判断して、少量の1kg入りを購入するのがおすすめです。 種類は、練り済みタイプと自分で練るタイプがあります。初心者には、扱いやすい練り済みタイプがおすすめです。
* **ヘラ**: 漆喰を塗るためのヘラが必要です。金属製とプラスチック製がありますが、初心者には傷をつけにくいプラスチック製がおすすめです。100円ショップでも購入できます。
* **バケツ**: 漆喰を混ぜるためのバケツ。
* **水**: 漆喰を練る際に使用します。
* **マスキングテープ**: 補修箇所以外を保護するために使用します。
* **刷毛**: 汚れ落としに使用します(後述)。
* **サンドペーパー**: 仕上げに必要です。#240〜#400番程度の細目のものを使用しましょう。
* **湿らせた布**: ヘラについた漆喰を拭き取るために使用します。

補修手順

1. **穴の掃除**: 穴の中に付着している汚れやほこりを、ブラシやヘラなどで丁寧に除去します。
2. **下地処理**: 穴が深い場合は、木工用ボンドなどで下地処理を行うと、漆喰の密着性が向上します。
3. **漆喰の調合**: 練り済みタイプの場合は、そのまま使用できます。自分で練るタイプの場合は、パッケージの指示に従って水を加え、よく混ぜ合わせます。粘土のような状態になるまで練りましょう。
4. **漆喰の塗布**: ヘラを使って、穴に漆喰を丁寧に塗り込みます。周囲の壁面と高さを合わせ、平らになるように注意しましょう。一度に厚く塗りすぎず、数回に分けて塗る方が綺麗に仕上がります。
5. **乾燥**: 完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は、気温や湿度によって異なりますが、通常は数時間から半日程度です。
6. **研磨**: 乾燥後、サンドペーパーで表面を軽く研磨し、壁面と滑らかに仕上げます。
7. **仕上げ**: 最後に、湿らせた布で表面を軽く拭き、余分な粉を落とします。

10年分の汚れ落とし:手汗の黒ずみと鉛筆の落書き

長年蓄積された汚れは、専用の洗剤を使用することで落とせる可能性があります。ただし、漆喰の種類によっては、洗剤の使用ができない場合もありますので、事前に確認が必要です。

手汗による黒ずみ

* **中性洗剤**: まずは、中性洗剤を水で薄めて、柔らかい布に含ませ、優しく拭いてみましょう。強くこすりすぎると漆喰を傷つける可能性があるので注意が必要です。
* **重曹**: 重曹ペースト(重曹と水を混ぜてペースト状にする)を汚れに塗布し、しばらく置いてから拭き取ります。研磨効果があるので、優しくこすり洗いしましょう。
* **メラミンスポンジ**: メラミンスポンジは研磨力が高いので、使用する場合には非常に優しく、ごく少量の水で湿らせた状態で、軽くこする程度にしましょう。漆喰を傷つけやすいので、使用は控えめにするのがおすすめです。

赤黒鉛筆の落書き

鉛筆の落書きは、消しゴムで消せる可能性があります。消しゴムでは落ちない場合は、以下の方法を試してみましょう。

* **消しゴムクリーナー**: 消しゴムクリーナーは、鉛筆の芯を優しく落とす効果があります。
* **マジックリンなどの研磨剤配合洗剤**: マジックリンなどの研磨剤配合洗剤は、汚れを落とす効果が高いですが、漆喰を傷つける可能性があるので、使用は控えめにするのがおすすめです。少量の水で薄めて、優しくこすり洗いしましょう。

専門家への相談

上記の方法で汚れが落ちない場合、または漆喰の補修に不安がある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者は、適切な材料と技術を用いて、綺麗に修復してくれます。

漆喰の選び方と価格

漆喰は、種類によって価格が異なります。ホームセンターなどで、1kgあたり1,000円~3,000円程度で購入できます。 練り済みタイプの方が、自分で練るタイプよりも価格が高くなる傾向があります。 使用する量を正確に計算し、必要な量だけ購入しましょう。

まとめ

漆喰壁の小さな穴の補修や汚れ落としは、DIYで対応できる場合があります。しかし、作業には細心の注意が必要です。 自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。 今回のガイドが、皆様の漆喰壁のメンテナンスに役立つことを願っています。

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