滋賀県在住の発達障害のある20歳息子さんの進路支援:グレーを基調とした落ち着いた空間で心穏やかに

滋賀県在住 息子20才は発達障害者です。今後の進路を支援してくれる滋賀県内の施設を教えてください。中学不登校、高校を中退し、高卒認定は昨年度合格しました。 息子20才は発達障害者(アスペルガー症候群、重ね着症候群)精神保健福祉手帳2級です。高校を中退し、高卒認定は合格しました。中学から不登校であったので、大学を受験するにも学力がなく、就職するにもいきなり、人間関係の生じる職場でやっていけるか心配です。 滋賀県内で、発達障害者を支援する施設などありましたら、教えてください。通いながら施設の作業などをして人と関わったりできるようなところがあればいいのにと思います。 今は、家で昼夜逆転の生活をし、犬の散歩(夜の人目のないときだけ)をするだけの生活です。 テレビを見ているときなど、自分の部屋の2階から降りてきて話をしたりはしています。 おとなしい性格です。今後どういう道を進んだらよいのか、迷っています。 自分は理工系の大学へ行きたいといっていますが、今まで英語は嫌で授業すら出ていませんでしたから学力は0に近いです。それに、この息子の性格では、勉強をするということは、今まで全くしていないというべき状況です。 いきなり働くにも、無理があるような気がしています。去年やっと高卒認定が合格したというのに、今年どうすればよいのか悩んでしまいます。 このままニート(ひきこもり)になってしまうのでしょうか。経済的に裕福な家庭でもありません。 今の昼夜逆転の生活から抜け出し、人と関わることに自信がもてるような施設があれば教えてください。

滋賀県内の発達障害者支援施設と進路相談

お気持ち、よく分かります。20歳のお子さんの将来を案じ、具体的な支援策を探されているご様子、親御さんの深い愛情を感じます。中学時代からの不登校、高校中退、そして高卒認定取得という経緯を踏まえると、焦燥感も強いことと思います。しかし、まずは落ち着いて、段階的に進めていきましょう。

お子さんの状況を踏まえ、滋賀県内で利用できる可能性のある支援機関をいくつかご紹介します。ただし、施設の状況や受け入れ状況は常に変化するため、事前に必ず電話で問い合わせて、詳細を確認することをお勧めします。

1. 就労移行支援事業所

就労移行支援事業所は、発達障害のある方が就職活動に必要なスキルを習得し、就労を目指せる施設です。職場体験や面接練習、ソーシャルスキルトレーニングなど、就職活動に必要なサポートを受けられます。

* **具体的な支援内容例:** 就職活動の計画立案、履歴書・職務経歴書の書き方指導、面接練習、職場体験、ソーシャルスキルトレーニング、パソコンスキル習得支援など。
* **メリット:** 就職に向けて段階的にステップアップできる、専門家のサポートを受けられる、同じ境遇の人と交流できる機会がある。
* **デメリット:** 就職活動に主体的に取り組む必要がある、通所時間や費用がかかる場合がある。

2. 就労継続支援B型事業所

就労継続支援B型事業所は、働くことに困難のある方が、自分のペースで作業を行いながら社会参加を目指せる施設です。軽作業や創作活動など、様々な事業所があり、得意な分野を見つけることができます。

* **具体的な支援内容例:** 軽作業、創作活動、パソコン作業、清掃作業など。
* **メリット:** 自分のペースで作業ができる、社会参加の機会を得られる、収入を得られる可能性がある。
* **デメリット:** 賃金は最低賃金より低い場合が多い、高度なスキルを身につける機会は少ない場合がある。

3. 地域生活支援センター

地域生活支援センターは、発達障害のある方が地域生活を送る上で必要な支援を提供する施設です。相談支援や生活訓練、仲間づくりなど、様々なサポートを受けられます。

* **具体的な支援内容例:** 相談支援、生活訓練、仲間づくり、レクリエーション活動など。
* **メリット:** 地域社会とのつながりを築ける、様々な相談ができる、仲間と交流できる機会がある。
* **デメリット:** 就労支援は直接的には行わない場合が多い、利用できるサービスは施設によって異なる。

4. 精神保健福祉センター

精神保健福祉センターは、精神疾患のある方とその家族を支援する施設です。相談支援や治療、リハビリテーションなど、様々なサポートを受けられます。お子さんのアスペルガー症候群と重ね着症候群、そして精神保健福祉手帳2級の状況を考えると、相談窓口として非常に重要です。

* **具体的な支援内容例:** 相談支援、治療、リハビリテーション、精神科医の紹介など。
* **メリット:** 専門家による相談や治療を受けられる、家族への支援もある。
* **デメリット:** 待ち時間が長い場合がある、利用には紹介状が必要な場合がある。

5. 滋賀県発達障害者支援センター

滋賀県には、発達障害者支援センターがあります。専門家による相談や情報提供を受けられます。まずは、こちらに相談してみることをお勧めします。

進路選択における具体的なアドバイス

お子さんの理工系への希望、そして現状の学力や社会性への不安…、これらの要素を総合的に考慮し、段階的なアプローチが必要です。

1. 現状把握と目標設定

まずは、お子さんの現在の状況を客観的に把握することが重要です。学習面、社会性、生活習慣など、具体的な課題をリストアップしましょう。そして、短期的な目標と長期的な目標を設定します。短期的な目標は、例えば「1ヶ月で朝型生活に切り替える」「週に1回、就労移行支援事業所に通う」など、達成可能な小さな目標を設定します。長期的な目標は、大学進学か就職か、あるいはその両方を目指せるかなどを検討します。

2. 就労移行支援事業所からのスタート

いきなり大学進学を目指すのではなく、まずは就労移行支援事業所を利用することをお勧めします。そこで社会性を養い、働くことへの自信をつけることが、大学進学にも就職にも繋がる第一歩となります。同時に、学習面でのサポートも受けながら、大学進学の可能性を探ることも可能です。

3. グレーインテリアで落ち着きを

自宅のインテリアも、お子さんの精神状態に影響を与えます。グレーを基調とした落ち着いた空間は、リラックス効果があり、集中力向上にも繋がります。グレーの壁、グレーの家具、そして自然素材を取り入れることで、穏やかな雰囲気を作り出せます。

4. 専門家への相談

精神科医や臨床心理士などの専門家への相談は不可欠です。お子さんの状態を正確に把握し、適切な支援策を検討する上で、専門家の意見は非常に重要です。

まとめ

お子さんの進路選択は、親御さんにとって大きな悩みであり、責任でもあります。しかし、焦らず、段階的に進めていくことで、必ず道は開けます。滋賀県には、発達障害者の方を支援する様々な施設があります。まずは、滋賀県発達障害者支援センターなどに相談し、お子さんにとって最適な支援策を見つけ出すことから始めましょう。そして、専門家のアドバイスを受けながら、お子さんのペースに合わせて、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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