港区マンションの闇…外国人ホステス、ずさんな管理、そしてペントハウスの謎

以前住んでいたマンションについてです。 いろんな意味で非常識なマンションでした・・・ オーナーはどんな人だと思いますか? ■マンションの住民の多くが外国人ホステス ■ホステスが入居している部屋は、たいてい2人で住んでいて、寮のような感じになっている ■完全な空き室になるのではなく、中身のホステスだけが日常的に入れ替わる (マンション内の複数の部屋間でメンバーチェンジをしているときもある。) ■エレベーター、貯水タンクなどの設備点検が一度もなかった ■火災報知機の設置が義務付けられた時、一度も点検や設置義務化の通知がなかった ■退去時、返金される敷金をなかなか返してもらえず、催促したら振込み手数料を差し引いた額が振り込まれてた ■オーナーはマンション経営用に同族会社(←これが貸主)をやっている ■日常の管理業務をしている管理会社も、同じ系列の別の同族会社(管理専門) ちゃんとした管理とは程遠いような管理状態でした。素人っぽいオジチャンが掃除担当。 ■エントランス部分のオートロックのマスターコードを、住民の全員が知っている。(鍵が無くても入れる) 住民以外の人(居住者の知人など)も知っている。 ここから下はマンションとは直接関係ないけど・・・ ■ホステスは学生ビザで来日していた (夜中に住民同士のトラブルがあって警察官が来た時、隣人のホステスに警察が職務質問しているのを盗み聞きして知りました。) ■ホステスの出勤時は、当然、白タク。 ■日本人入居者も素行が悪い人が多かった。 タクシー運転手とトラブルになって、道端で運転手に土下座を要求したり、真夜中にマンションの階段の踊り場で酔っ払って大声でわめいていたり。 場所は東京都港区です。補足追記: 賃貸情報では7階建てとなっていますが、実際には最上階フロアの上に一つ後付けされたような8階部分が乗っかっていて、最上階ワンフロア(1世帯)はペントハウスみたいになっています(ロフトではない)。 でもどこの不動産情報サイトを見ても、そのペントハウス部分には触れてません。

劣悪な管理状態とオーナーの実態

ご質問のマンションは、様々な問題を抱えた非常に危険で、劣悪な管理状態にある物件だったと言えるでしょう。 オーナーの実態については、いくつかの推測が可能です。

まず、同族会社による経営という点です。これは、責任の所在が曖昧になりやすく、法令遵守や適切な管理が疎かになりやすい構造です。オーナー自身は、直接的な管理に関与せず、利益を優先する傾向にある可能性が高いです。 設備点検の未実施、火災報知機の設置・点検の怠慢、敷金返還時の不正行為などは、この点を強く示唆しています。

さらに、外国人ホステスを多く入居させているという点も重要です。これは、単なる偶然ではなく、意図的な経営戦略である可能性が高いです。 ホステスは比較的家賃滞納リスクが低いと考えるオーナーもいるかもしれません。しかし、それは違法行為や近隣トラブルの温床となり、マンション全体の価値を著しく毀損します。

オートロックのマスターコードが住民全員に知られているという点も、管理のずさんさを示す明白な証拠です。これは、セキュリティ上の重大な欠陥であり、犯罪の温床となる可能性も否定できません。

専門家の視点:不動産管理の法令違反の可能性

このような状況は、建築基準法消防法賃貸借契約法など、複数の法令に抵触する可能性があります。

* 建築基準法:エレベーターや貯水タンクなどの設備点検は、定期的に実施することが義務付けられています。未実施は、重大な法令違反です。
* 消防法:火災報知機の設置と点検は、法律で義務付けられています。未設置・未点検は、火災発生時の避難を困難にし、生命の危険を招く可能性があります。
* 賃貸借契約法:敷金返還に関する規定に違反している可能性があります。振込手数料の差し引きは、正当な理由がない限り認められません。

これらの法令違反に対しては、行政処分を受ける可能性があります。また、入居者からの損害賠償請求を受ける可能性も高いです。

具体的なアドバイス:類似物件への入居を避けるために

このような問題を避けるためには、入居前に物件を十分に調査することが重要です。

入居前のチェックポイント

  • 管理会社の確認:管理会社がしっかりしているか、評判を調べましょう。同族会社の場合は、特に注意が必要です。
  • 設備の点検状況:エレベーター、貯水タンク、火災報知機などの点検記録を確認しましょう。記録がない場合は、要注意です。
  • 近隣住民への聞き込み:近隣住民に、マンションの管理状況や住民の質について聞いてみましょう。
  • 契約書の内容:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は管理会社に質問しましょう。特に敷金に関する規定は、注意深く確認しましょう。
  • 物件の外観・内観:建物の老朽化や修繕の遅れがないか、確認しましょう。清掃状況も重要な指標です。
  • 周辺環境:治安や騒音などの周辺環境についても、確認しましょう。

問題発生時の対処法

もし、入居後に問題が発生した場合は、以下の対応を検討しましょう。

  • 管理会社への連絡:まずは管理会社に連絡し、問題解決を図りましょう。
  • 行政への相談:管理会社が対応しない場合、または法令違反が疑われる場合は、区役所などの行政機関に相談しましょう。
  • 弁護士への相談:問題が解決しない場合は、弁護士に相談しましょう。敷金返還請求や損害賠償請求などの法的措置を検討できます。

ペントハウスの謎

賃貸情報に記載されていないペントハウスの存在は、隠蔽の可能性も考えられます。 これは、違法建築の可能性や、税金逃れなどの不正行為に関与している可能性を示唆しています。

まとめ

ご質問のマンションは、非常に劣悪な管理状態にあり、オーナーの経営姿勢にも問題がある可能性が高いです。 このような物件に入居しないためには、入居前の調査を徹底し、問題発生時には適切な対応をとることが重要です。 今回の経験を教訓に、より安全で快適な住まい選びをしてください。

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