消火器粉による住宅・車への被害と示談交渉:弁護士相談と解決策

高校の息子達が公園で粉消火器を遊びで5本噴霧し、40m先の家の車3台に僅かに積もり、網戸を通じ部屋にも被害を与えたようです。車好きの被害者は車を買え!その後は200万程の請求をされ、対応に苦慮しています。お願いします。当方5人の子が加害者です。先方と話合いを重ね、市の無料弁護士に相談をし、何の根拠もなく、車を買取れ、オールべイントをし直せ!の250万から200万を請求されたが、トーンが下がり、ガラスコーティングでの弁償の25万円(3台)に下がったが、それでも消防庁や消化器メーカー、消費者センターでの見解は、消火器の粉は、水洗いで落ちる。加害の立場でもワックスをかけて差し上げれば十分。とのお話ばかりですが、先方はコーティングを譲りません。また、当日は2・3部屋は網戸で解放していたが、他は閉め切っていたので被害はないと、ご主人は言うが、義父は歩けばすべての部屋に広がる!すべての部屋をクリーニングしろ!との一軒大掃除を要求。5人の加害の親との協議を重ね、先方の義父を交えて直接面対の上妥協点を協議しました。先方は25万プラス迷惑料10万円を要求しており、我々は、協議の前日に、弁護士の提言により調停を提示することで決定しましたが、義父の言葉巧みな交渉等で、5分の3が要求を呑むこととなり、先方の指定した業者での施工が決まりました。しかし、清算は請求書を我々にご提示いただき、それをもって先方が払うのではなく、当方が支払うということで、妥結したと思いましたが、10日ほど経った今、先方より全額を施工前に支払って欲しいとの要求があり、5人の中で妥結点が割れています。先に述べたとおり、コーティングの必要がなく、言いなりにしていまうと、お金だけ取って、施工をしないことが疑えます。自分を含め2人は清算は当方で代行することで、補修の事実確認をするのがベターお考えますが、3名は、交渉の長期化を避けており、すべての領収書を提示していたくことで、示談を求めたほうがいいのではとの意見です。ちなみに、5人の当初の話では、、お金だけ取り上げて、実際は被害が大きくない被害に対して、お金をかけないのでは、という認識は全員一致していました。調停は難しい相手、総額35万円相当という点から、弁護士を立ててまで戦うケースでしょうか?また、解決策のご助言をお願い申し上げます。

事件の概要と問題点

ご家族の皆様は、お子様たちのいたずらによって近隣住民の車と住宅に消火器の粉が付着し、多額の損害賠償請求をされている状況です。当初200万円という高額な請求から、ガラスコーティング費用25万円と慰謝料10万円に減額されましたが、支払い方法をめぐって新たな問題が発生しています。 被害状況の評価、費用対効果、そして相手方の対応に疑問を感じているのは当然です。特に、施工前に全額支払いを求められている点、そして施工が行われない可能性は、大きな懸念材料と言えるでしょう。

消火器粉による被害と適切な対応

消火器の粉末は、種類によって成分が異なり、その除去方法も異なります。一般的に、水洗いで除去できるものも多いですが、完全に除去できない場合や、車の塗装や住宅の素材によっては、専門業者によるクリーニングが必要となるケースもあります。 消防庁やメーカー、消費者センターの見解は、水洗いで落ちる、もしくはワックスで十分というものでしたが、これはあくまで一般的な見解であり、具体的な被害状況によっては異なる可能性があります。

被害状況の確認と証拠の確保

まず、被害状況を正確に把握することが重要です。写真や動画で、車の汚れや住宅への付着状況を記録しておきましょう。 これは、後々の交渉や調停において、重要な証拠となります。また、消火器の種類も記録しておくと良いでしょう。

専門家への相談

消火器の粉末による被害の専門家(例えば、自動車の塗装専門業者や、ハウスクリーニング業者)に相談し、被害状況の評価と適切な修復方法、費用について見積もりを取ることが重要です。 この見積もりは、交渉における重要な根拠となります。

弁護士相談と示談交渉

既に市の無料弁護士に相談されているとのことですが、状況が複雑化しているため、弁護士への相談を継続することが強く推奨されます。 35万円という金額は、弁護士費用を考慮しても、弁護士を立てる価値があると言えるでしょう。

弁護士の役割

弁護士は、以下の点で大きな助けとなります。

  • 法的根拠に基づいた交渉: 相手方との交渉において、法的根拠に基づいた主張を行うことで、有利な条件で示談を進めることができます。
  • 証拠の整理と提出: 集めた証拠を整理し、効果的に相手方に提出することで、主張の信憑性を高めます。
  • 交渉戦略の立案: 相手方の反応を予測し、効果的な交渉戦略を立案します。
  • 調停・訴訟への対応: 示談交渉が難航した場合、調停や訴訟への対応をサポートします。

示談交渉のポイント

  • 専門家による見積もりを提示: 専門業者から得た見積もりを提示することで、請求金額の妥当性を主張できます。
  • 相手方の要求を明確化: 相手方の要求内容を明確に確認し、不当な要求については、毅然とした態度で対応しましょう。
  • 書面によるやり取り: メールや書面でやり取りを行うことで、内容を記録に残し、トラブルを防止できます。
  • 支払方法の明確化: 支払時期や方法を明確に定め、トラブルを回避しましょう。施工完了後に支払うことを強く主張すべきです。

解決策の提案

現状では、相手方が施工前に全額支払いを求めている点、そして施工が行われない可能性がある点が大きな問題です。 そのため、以下の解決策を提案します。

1. **弁護士に相談し、今後の対応方針を決定する:** 現状の状況を弁護士に説明し、最適な解決策を検討しましょう。弁護士は、相手方との交渉、調停、訴訟など、あらゆる手段を駆使して解決を図ります。

2. **施工前に全額支払いをしない:** 相手方の要求を拒否し、施工完了後に支払うことを主張します。 弁護士を通じて、この点を明確に伝えましょう。

3. **施工業者の選定:** 信頼できる施工業者を選定する必要があります。 弁護士を通じて、複数の業者から見積もりを取り、信頼できる業者を選ぶことをお勧めします。

4. **書面による契約:** 相手方と、施工内容、費用、支払方法などを明確に記した書面による契約を結びましょう。 弁護士に契約書の作成を依頼することをお勧めします。

5. **証拠をしっかり確保:** 被害状況の写真や動画、専門家による見積もり、契約書などをしっかりと保管しておきましょう。

まとめ

消火器粉による被害は、状況によっては高額な費用を伴う可能性があります。 しかし、不当な要求には毅然と対応し、弁護士の力を借りながら、冷静に解決策を探ることが重要です。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、最適な解決策を見つけることができるでしょう。

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