海近のシューズクロークのカビ対策:湿気対策から収納術まで徹底解説

今年、海まで2分に越してきました。湿気がすごいとは聞いていましたが、想像を超えています。靴が多いので靴箱ではなく、シューズクロークなる部屋を造りました。玄関の横に別の部屋としてあるのですが、部屋の扉があるだけで靴箱のような扉はありません。洋服のクローゼットの棚に洋服でなく、靴が置かれているイメージです。4面のうち1面が扉、1面は解放されていて扉もなにもありません。また他の1面は窓で残りの1面に靴が置かれている状態です。除湿器を回しても何の解決にもならず、もちろん除湿剤は数日で水に戻るほどの湿気です。湿度計はいつも80%を超えています。ですから、たいがいの靴はすぐにカビが生えてきます。拭いても数日後にはまたカビです。どうしたらこのカビから解放されるのか、冬になって乾燥が始まるまでの辛抱とはいえ、毎年のこととなると、頭が痛いです。カビが生えるのは冬のブーツ類や革靴ですから、履いていない物に生えるから、余計、どうしたものかと・・・。何か、いいアイディアがあったら教えてください。追伸 ちなみにご近所に聞いてもうちだけが特にひどいようです。新築なんですが…。

深刻な湿気問題:シューズクロークのカビ発生原因

海から2分という立地は、想像以上に高い湿度と戦い続けることを意味します。新築なのにカビが発生しやすいのは、以下の原因が考えられます。

* 構造上の問題: 建物の気密性、換気システムに問題がないか確認が必要です。もしかしたら、外壁からの湿気侵入や、基礎部分からの湿気上昇があるかもしれません。専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
* シューズクロークの設計: 扉が一つしかない、窓がある、解放された一面があるなど、換気が不十分な設計がカビの温床となっています。湿気がこもりやすく、乾燥しにくい環境です。
* 収納方法: 靴を詰め込みすぎている、通気性の悪い靴箱を使用している、靴同士が密着しているなど、空気の循環が悪くなっている可能性があります。
* 周辺環境: ご近所と比較して特にひどいとのことですが、地盤の高さや周囲の植生、日当たりなど、微細な環境の違いが影響している可能性があります。

効果的なカビ対策:具体的な解決策

根本的な解決には、構造上の問題の改善が必要ですが、まずは以下の対策でカビの発生を抑え込みましょう。

1. 換気システムの改善

* 窓の活用: 開放されている面と扉のある面を交互に開け、風通しをよくしましょう。窓を開ける際には、網戸を使用し、虫の侵入を防ぎましょう。
* 換気扇の設置: シューズクロークに換気扇を設置することを検討しましょう。湿気を効率的に排出できます。
* 除湿機の活用: 除湿器だけでは不十分かもしれませんが、コンプレッサー式などの強力な除湿器を使用し、効果を高めましょう。24時間稼働も検討しましょう。
* 空気清浄機: 空気清浄機は、カビの胞子を抑制する効果も期待できます。

2. 収納方法の見直し

* 通気性の良い収納: 靴を収納する際は、通気性の良いバスケットや棚を使用しましょう。密閉された靴箱は避けましょう。
* 間隔をあける: 靴と靴の間には十分な間隔をあけ、空気の循環を良くしましょう。
* 乾燥剤の併用: 除湿器や換気と併用して、乾燥剤を複数個配置しましょう。シリカゲルなどの乾燥剤は、定期的に天日で乾燥させて再利用できます。
* 靴の素材に合わせたケア: 革靴は、履いた後にブラッシングし、乾燥させてから収納しましょう。布製の靴は、風通しの良い場所で陰干ししましょう。

3. 定期的な清掃

* 拭き掃除: シューズクローク内は、定期的に乾拭きしましょう。湿った布巾を使うと、かえってカビを増やす可能性があります。
* カビ取り剤の使用: カビが発生したら、すぐにカビ取り剤で除去しましょう。使用後は、十分に換気を行いましょう。
* 防カビ剤の活用: シューズクロークの壁や床に、防カビ剤を塗布することも効果的です。

4. 専門家への相談

* 建築業者: 構造上の問題や換気システムの改善について、建築業者に相談しましょう。
* カビ専門業者: カビの発生が深刻な場合は、カビ専門業者に相談し、原因究明と適切な対策を依頼しましょう。

インテリアとの調和:グレーを基調としたシューズクローク

湿気対策とインテリアの両立を目指しましょう。グレーは、清潔感があり、湿気の多い空間にも適した色です。

* グレーの壁: シューズクロークの壁をグレーのペンキで塗装することで、清潔感を保ち、湿気対策にも効果的です。
* グレーの収納: グレーの収納ボックスや棚を使用することで、統一感のある空間を演出できます。
* 間接照明: 間接照明を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

まとめ

海近のシューズクロークでのカビ対策は、換気、収納、清掃の3本柱で徹底的に行うことが重要です。構造上の問題が疑われる場合は、専門家への相談も検討しましょう。グレーを基調としたインテリアは、清潔感と機能性を両立させ、快適なシューズクロークを実現するのに役立ちます。

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