海水魚水槽のクーラー選び:ゼンスイZC200で夏場の水温管理は可能?

こんにちは ご質問があるのですが、海水魚飼育をこれからはじめるのですが、クーラーをゼンスイのZC200を新品で購入し使用しています。 まだ真水を入れ浸水がないかテストをしている最中です 。 【仕様】 ⚫︎水槽サイズ600×600×600 OF 10ミリ厚ガラス水槽 ⚫︎濾過そう 440×500×高さ380 水槽+濾過そう=総水量233ℓ (砂&ライブロックを入れれば総水量は180ℓ〜190ℓ位になるはず) ⚫︎プロテインスキマー リーフオクトパスDCX1500SSS ⚫︎マグネットポンプ サンソー PMD581B2M ⚫︎水槽照明ライト LED多数灯 (水槽水面上20センチ上に設置) ⚫︎殺菌灯 UV蛍光灯照射式 15W クーラーはZC500の購入を考えていたのですが、予算が無く、ZC200(室温30℃時 水温25℃ 〜200ℓ対応品)にしてしまいました。 只今、233ℓの水量で 室温26℃で水温17℃まで下げて維持できている(水温1℃下げるのに1時間かかる。)のですが、この状況で水温17℃まで下げれているのなら夏場は水温25℃をキープできるでしょうか? ZC200だと対応水量がギリギリなのは分かっているのですが、夏になっても部屋には小鳥も飼っているので夏場は室内のエアコンをつけっぱなしにしているので、室温は30℃以上にはなりません。 クーラーはキャビネットの外に設置してあります。 他のZC200を使用されている方の投稿を見ると90cm水槽(たぶん総水量180ℓ)で室温32℃で水温26℃を余裕でキープできてるとあります。 ゼンスイクーラーZC200や水槽用クーラーにお詳しい方教えて頂けますでしょうか?

ゼンスイZC200と海水魚飼育:夏場の水温管理について

現在、ゼンスイZC200を使用して、60cm水槽(総水量233ℓ)の海水魚飼育の準備をされているとのこと。室温26℃で水温を17℃まで下げることができているとのことですが、夏場の水温管理について不安を感じているようです。ZC200は200ℓ対応と記載されていますが、実際に233ℓの水槽で使用し、水温1℃下げるのに1時間かかっていることから、容量ギリギリであることを懸念されています。

ZC200の能力と夏場の状況予測

まず、ZC200のスペックを確認しましょう。ZC200は、室温30℃で水温を25℃に保てるように設計されています。しかし、これはあくまで目安であり、水槽のサイズ、形状、設置環境、照明、生物の量など、様々な要因によって実際の冷却能力は変化します。

あなたの状況では、室温26℃で水温を17℃まで下げることができています。これは、ZC200がまだ余裕を持って動作していることを示唆しています。しかし、夏場、室温が上昇した場合、冷却能力が低下する可能性があります。

重要なのは、水温の上昇速度です。 現在の状況では、水温を1℃下げるのに1時間かかっています。夏場、室温が30℃を超えた場合、この上昇速度が速くなる可能性があります。もし、冷却能力が追い付かず、水温が上昇し続けるようであれば、海水魚にとって危険な状況になります。

夏場の水温管理対策

ZC200で夏場の水温管理を行うための対策をいくつか提案します。

1. 水槽内の熱源を減らす

* 照明の時間を短縮する:LED照明であっても、長時間点灯すると水槽内の水温が上昇します。タイマーを使用して、照明時間を調整しましょう。
* 水槽への直射日光を避ける:直射日光は水槽の水温を急激に上昇させる原因となります。カーテンやブラインドなどで遮光しましょう。
* フィルターの効率を高める:フィルターの目詰まりは水流を阻害し、冷却効率を低下させます。定期的にフィルターを清掃しましょう。

2. 室温管理の徹底

* エアコンの使用:室温を30℃以下に保つために、エアコンを効果的に使用しましょう。
* 扇風機の併用:水槽に直接風を当てないように注意しながら、扇風機で室温を下げる補助を行いましょう。

3. 水槽の冷却補助

* 冷却ファン:水槽に冷却ファンを取り付けることで、水槽の水温を下げることができます。市販の冷却ファンや自作の冷却ファンなどがあります。
* 冷却マット:水槽の下に冷却マットを敷くことで、水槽からの熱を逃がすことができます。

4. 定期的な水温チェック

* 水温計の設置:正確な水温を把握するために、信頼性の高い水温計を設置しましょう。
* こまめな監視:特に夏場は、こまめに水温をチェックし、異常があればすぐに対応しましょう。

専門家の意見

海水魚飼育に詳しい専門家によると、ZC200で233ℓの水槽を管理するのは、夏場、特に室温が高くなった場合、リスクが高いと言えます。水温の上昇は、海水魚にとって致命的となる可能性があります。

安全を確保するためには、ZC500への買い替え、もしくは追加クーラーの設置を検討するべきです。

まとめ

ZC200で夏場の水温管理を行うことは可能かもしれませんが、リスクを伴います。上記の対策を講じることで、リスクを軽減できますが、水温上昇が懸念される場合は、より強力なクーラーへの交換や追加クーラーの設置を検討することをおすすめします。

海水魚はデリケートな生き物です。安全な飼育環境を確保するために、常に水温を監視し、適切な対策を講じるようにしましょう。

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