海外赴任先のアパート備品破損請求に関する相談

退社した会社から壊れた備品について請求されました!どのようにしたらいいかアドバイスを頂けますか? 現在海外に住んでおり、1年2ヶ月間現地駐在として働いていて会社のアパートに住んでいました。 そのアパートには幾つか備品が準備されており、入居時に備品の確認を行い”退去時に壊れ物がある場合は自己負担で復旧して戻す事”と言う項目が入っている合意書に署名をしました。 備品の中に組み立て式のハンガーラックがあったのですが、入居した時点で既に土台が折れて壊れており使い物にならず「すでに壊れている」と伝えて私は1年2ヶ月その壊れたハンガーラックは使わず自身でハンガーラックを購入したのですが、 退去時に現地マネージャーと備品の確認を行った際に「このハンガーラックは壊れていたけど、ハンガーは掛かっていたので、あなたが住んでいる間に壊れたところもあるので一部の金額を払ってもらう」と言われ金額を請求されています。 確かに入居時には実際ハンガーは掛かっていたのですが、土台が折れてハンガーラック自体がバランスを崩しよく倒れてきていたのでその際に他の部分も折れました。 私としては入居時に”壊れ物”として使い物にならない事は伝えていて、”使い物にならないゴミ”が私の部屋にずっと置いてあったのに「壊れた物がまた壊れたので一部金額を請求する」というのは詐欺で一部の金額も払いたくありませんが、私は一部金額を負担するべきなのでしょうか? マネージャーは口が達者で今までもうまく言いくるめられる事が多々あったので、法律用語等を使って私が支払わなくていいようにマネージャーに伝えたいのですがアドバイスを頂けますか? 宜しくお願いいたします。

状況整理と問題点

ご質問の内容を整理すると、海外赴任中の会社提供アパートにおいて、入居時から破損していたハンガーラックについて、退去時に追加の破損分を請求されたという問題です。入居時に破損を報告していたにも関わらず、使用していなかったにもかかわらず、一部負担を求められている点が争点となっています。 これは、契約内容の解釈損害賠償責任の有無が重要なポイントとなります。

契約書の確認と証拠の確保

まず、合意書のコピーを入手し、該当箇所の条文を正確に確認しましょう。 「壊れ物がある場合は自己負担で復旧」という記述だけでは、入居時から壊れていたものの責任の所在が曖昧です。 契約書には、破損の定義、報告義務、責任範囲などが具体的に記載されているはずです。 例えば、「使用可能な状態での破損」と記載があれば、入居時から使用不可能だったハンガーラックの追加破損はあなたの責任とは言い切れません。

次に、入居時にハンガーラックの破損を報告した事実を証明する証拠を収集しましょう。 メール、メッセージ、写真、証人など、あらゆる証拠を集めましょう。 特に、写真や動画は、破損状況を客観的に示す有力な証拠となります。 入居時のアパートの状況を記録した写真があれば、それを提出しましょう。

現地マネージャーへの対応と交渉

現地マネージャーとの交渉では、感情的にならず、冷静かつ論理的に対応することが重要です。 契約書に基づき、あなたの主張を明確に伝えましょう。 以下のような点を強調しましょう。

* 入居時にハンガーラックの破損を報告し、使用していなかったこと。
* ハンガーラックの土台が既に破損していたため、使用に耐えない状態であったこと。
* 追加の破損は、入居時から存在した破損が原因で発生した可能性が高いこと。
* 「使用可能な状態での破損」という契約条項の解釈について、あなたの見解を述べること。

具体的な言い回し例:

「契約書には『使用可能な状態での破損』と記載されていると解釈しています。入居時からハンガーラックは土台が破損しており、使用に耐えない状態でした。そのため、追加の破損は私の責任とは考えられません。入居時の破損状況の写真と、報告した記録もございますので、ご確認ください。」

法律相談の検討

マネージャーとの交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 弁護士は、契約書の内容を専門的に解釈し、あなたの権利を保護するための適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。 特に、海外での法律問題には、現地の法律に精通した弁護士に相談することが重要です。 弁護士費用はかかりますが、不当な請求を回避し、精神的な負担を軽減するためにも、専門家の力を借りることをお勧めします。

予防策:今後の海外赴任のための備え

今回の経験を踏まえ、今後の海外赴任では、以下の点に注意しましょう。

  • 入居時の備品チェックを徹底する:写真や動画で備品の状態を詳細に記録し、その記録を会社に提出しましょう。
  • 備品の状態に関する報告書を作成する:入居時に破損や不具合を発見した場合は、その内容を詳細に記載した報告書を作成し、会社に提出しましょう。メールで報告するだけでは、証拠として弱い場合があります。
  • 契約書の条項を注意深く確認する:特に、責任範囲や損害賠償に関する条項は、専門家に確認してもらうことを検討しましょう。
  • 複数の証拠を確保する:メール、メッセージ、写真、証人など、あらゆる証拠を確保しましょう。

専門家の視点:不動産管理の専門家

不動産管理の専門家によると、入居時の備品の状態を明確に記録しておくことは、トラブルを回避するために非常に重要です。 写真や動画だけでなく、チェックリストを作成し、双方で署名することで、証拠としてより強いものとなります。 また、契約書に曖昧な点があれば、事前に修正を求めることも重要です。

まとめ

今回のケースは、契約書の解釈と証拠の有無が重要になります。 冷静に状況を整理し、証拠を収集し、論理的に主張することで、不当な請求を回避できる可能性があります。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 そして、今後の海外赴任では、入居時の備品チェックを徹底し、トラブルを未然に防ぐ対策を講じることが大切です。

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