Contents
1人で海外ファームステイは早すぎる?WWOOFのメリット・デメリット
1人で海外へ行き、しかもWWOOFを通してファームステイをすることに不安を感じるのは当然です。10代での海外一人旅、特にWWOOFのような比較的自由度の高いプログラムへの参加は、年齢的に早すぎるという意見もあるかもしれません。しかし、年齢は必ずしも問題ではありません。重要なのは、あなたの準備と心構えです。
WWOOFのメリット
* 費用を抑えられる: 食費と宿泊費が無料なので、航空券代と現地での雑費程度で済むため、予算を抑えられます。これは、留学費用が高額になりがちな大学生にとって大きなメリットです。
* 異文化体験が濃厚: 現地の人々と直接交流し、生活を共有することで、一般的な観光旅行では得られない深い異文化体験ができます。農作業を通して、その土地の文化や自然を肌で感じることができます。
* 英語力向上: 日常会話レベルの英語力があれば十分にコミュニケーションが取れます。農作業を通して、実践的な英語力を磨く絶好の機会となります。
* 充実した夏休み: 単なる観光旅行とは異なり、貴重な経験と充実感を得られる夏休みになるでしょう。
WWOOFのデメリット
* 労働がハード: 農作業は想像以上に体力的にきつく、長時間労働になる可能性もあります。事前に体力作りをしておくことが重要です。
* 生活環境: ホストファミリーとの相性が合わない場合もあります。快適な環境とは限らないことを理解しておく必要があります。
* 安全面: 海外での一人旅は、常に安全に配慮する必要があります。事前にしっかりと安全対策を講じ、緊急時の連絡手段を確保しておきましょう。
* コミュニケーションの壁: 英語が通じない場面も発生する可能性があります。ジェスチャーや翻訳アプリなどを活用するスキルも必要です。
WWOOF体験談:緑豊かなニュージーランドでのファームステイ
私がWWOOFに参加したのは、ニュージーランドの南島でした。広大な牧草地と雄大な山々に囲まれた環境で、羊の世話や牧草地の管理などを行いました。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
具体的な仕事内容
* 羊の世話: 羊の餌やり、毛刈り補助、柵の修理など。想像以上に体力が必要でしたが、羊の可愛らしさに癒されました。
* 牧草地の管理: トラクターの運転補助や草刈りなど。機械を使う作業は、最初は戸惑いましたが、ホストファミリーが丁寧に教えてくれました。
* 野菜の収穫: ホストファミリーが栽培している野菜の収穫を手伝いました。新鮮な野菜を味わうことができ、食生活も豊かになりました。
ホストファミリーとの交流
ホストファミリーは、とても温かく親切な人たちでした。英語でのコミュニケーションは多少苦労しましたが、ジェスチャーや笑顔で乗り越えることができました。夕食時には、家族と一緒におしゃべりしたり、地元の文化について教えてもらったりと、貴重な時間を過ごせました。
緑豊かな自然との触れ合い
ニュージーランドの自然は、想像をはるかに超える美しさでした。仕事終わりには、近くの山に登ったり、川で泳いだりして、自然を満喫しました。星空も素晴らしく、都会では見られないほどの満天の星を眺めることができました。
WWOOF参加に向けた準備
WWOOFは、一般的な留学とは異なるため、独自の事前準備が必要です。
1. WWOOFのウェブサイトへの登録
まずは、WWOOFの公式ウェブサイトにアクセスし、登録を行いましょう。国や地域、希望するファームの種類などを指定して、ホストファミリーを探します。
2. ホストファミリーとの連絡
気になるホストファミリーを見つけたら、積極的に連絡を取りましょう。自己紹介や希望する期間、スキルなどを伝え、質問があれば積極的に尋ねましょう。
3. ビザ・保険の手続き
滞在期間に応じて、適切なビザを取得する必要があります。また、海外旅行保険にも必ず加入しましょう。
4. 英語力向上
日常会話レベルの英語力があれば十分ですが、より円滑なコミュニケーションのためにも、事前に英語の勉強をしておきましょう。
5. 持ち物リストの作成
農作業に適した服装や靴、日焼け止め、虫よけスプレーなど、必要な持ち物をリストアップしておきましょう。
6. 現地での生活情報収集
滞在先の気候や文化、生活習慣などを事前に調べておくと、スムーズに生活を送ることができます。
まとめ:緑色の自然の中で自分自身の成長を
WWOOFは、費用を抑えながら、異文化体験や英語力向上、そして自分自身の成長を促す素晴らしい機会です。年齢は関係ありません。準備をしっかり行い、心構えをしっかり持てば、充実したファームステイを体験できるでしょう。緑豊かな自然の中で、忘れられない夏休みを過ごしてください。