海外ピアノ輸入におけるトラブルと適切な対応

某ピアノ販売店で外国のピアノを購入しました。在庫がなく輸入するのに最初は三か月位かかると言われ期間を過ぎても全く連絡がないので電話をするとまだということで・・・そこで不信感<(`^´)> そのあと向こうの手違いでサイズの違うピアノが届きまた先のばしに・・・くるまで代えとしてそのピアノを貸してくれますが・・こうゆうことは仕方ないのでしょうか。かえのピアノはいらないからと言って価格を交渉するのはできるのでしょうか(>_<)黙ってても値引きしてくれ・・・ませんよね(ー_ー)結局1年以上待つことになります。このままなにも言わず購入するべきかどんな選択が正しいのかわからないので教えてください。補足 まさかのペトロフです…偽物とかあるんですか?!

高額商品であるピアノ購入におけるトラブル:納期遅延と誤配送

海外からのピアノ輸入は、国内購入と比べて様々なリスクが伴います。納期遅延や誤配送は、残念ながら稀ではありません。今回のケースでは、当初の納期から大幅に遅延し、さらに誤ったサイズのピアノが届いたとのこと。これは販売店側の明らかなミスであり、「仕方ない」と諦めるべき状況ではありません。特に、ペトロフというブランドのピアノは高額な商品であるため、消費者の権利をしっかりと主張することが重要です。

販売店への対応:具体的な交渉方法と主張すべき点

まず、販売店に対して、これまでの経緯と現状への不満を明確に伝えましょう。電話だけでなく、内容証明郵便で正式なクレームを送付することをお勧めします。その際、以下の点を明確に主張しましょう。

  • 納期遅延に関する責任:当初の納期と現在の遅延状況、その原因を明確にさせ、遅延に対する補償を求めましょう。具体的な補償としては、価格割引や、ピアノのレンタル料の免除などが考えられます。
  • 誤配送に関する責任:誤ったサイズのピアノが届いたこと、そのことによる不利益(精神的苦痛を含む)を伝え、責任を明確にさせましょう。これも価格割引の根拠となります。
  • 代替ピアノの不要:代替ピアノは不要であることを伝え、不要なレンタル料が発生しないよう確認しましょう。
  • ペトロフの正規品確認:ペトロフの偽物に関する不安を伝え、正規品であることの証明を要求しましょう。販売店が正規代理店であるか、ピアノのシリアルナンバーなどを確認し、正規品であることを確認しましょう。

価格交渉のポイント:具体的な金額提示と根拠

価格交渉においては、具体的な金額を提示することが重要です。単に「値引きしてください」と言うのではなく、納期遅延と誤配送による損害を具体的に計算し、その金額を根拠として提示しましょう。例えば、

  • 納期遅延による損害:ピアノが到着するまでの期間、練習できなかったことによる損失(レッスン代、発表会参加機会の損失など)を計算し、金額に換算します。
  • 誤配送による損害:誤ったサイズのピアノが届いたことで発生した費用(搬入費用、保管費用など)を計算し、金額に換算します。
  • 精神的苦痛:長期間にわたる不安やストレスによる精神的苦痛についても、金額に換算して請求を検討しましょう。

これらの損害額を合計し、それを価格から割引するよう交渉しましょう。

専門家の活用:弁護士や消費生活センターへの相談

交渉が難航する場合は、弁護士や消費生活センターに相談することをお勧めします。弁護士は法的観点から適切なアドバイスを与え、交渉をサポートしてくれます。消費生活センターは、無料で相談に乗ってくれるため、まずは相談してみるのも良いでしょう。

専門家の視点:契約内容の確認と法的根拠

契約書をよく確認し、納期に関する記載や、遅延・誤配送時の対応について規定されているかを確認しましょう。契約書に具体的な規定がない場合でも、民法に基づいて、販売店側に損害賠償請求を行うことができます。

最悪のシナリオと対応:契約解除

交渉が全くまとまらない場合は、契約解除を検討しましょう。契約解除によって、全額返金を求めることができます。ただし、契約解除には一定の手続きが必要となるため、弁護士に相談することをお勧めします。

まとめ:積極的な対応で権利を主張しよう

高額な買い物であるピアノ購入において、このようなトラブルは非常にストレスフルです。しかし、決して諦めずに、積極的に販売店と交渉し、自分の権利を主張することが重要です。具体的な証拠を揃え、冷静に、しかし毅然とした態度で対応することで、納得のいく解決に導ける可能性が高まります。 もし、交渉がうまくいかない場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。

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