浴室換気扇の吸引力と換気能力の関係性:ティッシュが吸い付かないのは異常?

浴室換気扇について質問です。 本日1台で浴室、洗面所、トイレの3箇所の換気をしている換気扇の取り替え工事をしました。すると、以前はティッシュペーパーをかざすと吸い付いていたものが、吸い付かなくなりました。同じマンションの別のお宅のものは吸い付いています。 おかしいと思い工事業者に電話したところ、以前はトイレの換気扇がつまり気味だったため風呂場と洗面所の吸収力が強くなり吸い付いていたけど、今日詰まりをとって換気扇も取り替えたのでティッシュは吸い付いてこなくても問題ないと言われました。以前は3箇所とも吸い付いていたのに…。 ド素人の私からすると、2つしか機能していないものが3つになり吸引力が分散されたのは理解できるのですが、吸引力が強い方がより換気が出来てると思うのですが、違うのでしょうか?工事業者に吸い付いてこなくても問題ないと言われましたが、問題なくても以前より劣ってはいないのでしょうか? 工事業者に、吸引力が今後強まった場合はどこか詰まっているのか?と聞いたところ、一概にはそうとは言えないと言う回答でどうも納得できません。 ド素人でも納得出来るように、吸引力が弱い方が換気扇は正常に動いていると言う説明をしていただけますか? 以前ついていたものはわかりませんが、今回つけたものは三菱のバス乾燥・暖房・換気システム専用中間取付ダクトファンV-18ZTM5(1~3部屋用)です。補足以前のものの説明書を見つけました。旭電業株式会社のSTF-20MD5(3室用)です。型番で20と18という数字の違いが気になったのですが、メーカーは違えど数字が小さくなったということは馬力が落ちたということでしょうか… 馬力の違いで吸引力が落ちたならば、工事業者の吸収力が落ちていても問題ないとゆうのは詰まりがとれたことに対してのみ言えることで、馬力が落ちた分、詰まりがなければ換気能力は下がったということでしょうか?

浴室換気扇の吸引力と換気能力:ティッシュの吸い付きは指標にならない理由

浴室、洗面所、トイレの換気を1台の換気扇で行う場合、ティッシュが吸い付くかどうかは、換気能力の指標としては不適切です。 以前の換気扇(旭電業株式会社のSTF-20MD5)がトイレの詰まりにより、本来の換気能力を発揮できていなかった状態だったと考えられます。 詰まりによって、浴室と洗面所の吸気口への風圧が強まり、ティッシュが吸い付いたのです。

新しい換気扇(三菱のV-18ZTM5)は、適切に換気が行われるように設計されています。 そのため、各部屋への風圧が均等になり、ティッシュが吸い付かなくなったのです。 これは、換気能力が低下したのではなく、均等に換気が行われるようになったことを示しています。

換気扇の能力と風量:数値で確認しよう

換気扇の能力は、風量(㎥/h:毎時立方メートル)で表されます。 以前の換気扇と新しい換気扇の仕様書を比較し、風量を確認してみましょう。 型番の数字(20と18)は、必ずしも風量の大小を直接的に示すものではありません。メーカーや機種によって、数値の付け方が異なるためです。

重要なのは、風量の数値です。 もし新しい換気扇の風量が以前のものより小さければ、換気能力の低下が考えられますが、多くの場合、新しい換気扇は省エネ設計で、静音性や耐久性を向上させるために、風量を調整している可能性があります。 仕様書で風量を確認し、必要に応じて専門家に相談しましょう。

換気能力の確認方法:具体的なステップ

換気能力が適切かどうかを確認するには、以下のステップが有効です。

  • 換気扇の仕様書を確認する:風量(㎥/h)を確認します。 これは、換気扇の能力を表す最も重要な指標です。
  • 換気回数を確認する:部屋の容積と風量から、1時間あたりの換気回数を計算します。 一般的に、浴室は8回/時以上、洗面所とトイレは5回/時以上が目安とされています。
  • 換気扇の動作音を確認する:異音や振動がないかを確認します。 異常があれば、故障の可能性があります。
  • 浴室の結露を確認する:換気が不十分だと結露が発生しやすくなります。 結露の状況も換気能力の指標となります。
  • 専門家に相談する:自分で判断できない場合は、換気扇の専門業者に相談しましょう。 適切な換気方法や換気扇の選定についてアドバイスをもらえます。

換気扇の選び方:適切な風量と機能

浴室、洗面所、トイレを1台の換気扇で換気する場合、適切な風量を持つ換気扇を選ぶことが重要です。 風量が小さすぎると換気が不十分になり、結露やカビの原因となります。 逆に、風量が大きすぎると騒音が大きくなる可能性があります。

換気扇を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

  • 風量:部屋の容積と換気回数から、適切な風量を選びます。
  • 消費電力:省エネ性能も考慮しましょう。
  • 騒音レベル:静音性の高い製品を選びましょう。
  • 機能:浴室乾燥機能や暖房機能など、必要な機能を選びます。
  • 設置場所:壁掛け式、天井埋込式など、設置場所に合わせて選びます。

専門家の意見:換気システムの重要性

建築士や設備業者などの専門家は、換気システムの重要性を強調します。 適切な換気は、室内の空気質を改善し、結露やカビの発生を防ぎ、健康的な生活環境を維持するために不可欠です。 換気扇の選定や設置、メンテナンスは、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ:吸引力ではなく風量に着目

ティッシュが吸い付くかどうかは、換気能力の正確な指標ではありません。 換気能力を確認するには、換気扇の仕様書を確認し、風量を計算することが重要です。 必要に応じて専門家に相談し、適切な換気システムを構築しましょう。 新しい換気扇が以前のものより吸引力が弱くても、それが必ずしも換気能力の低下を意味するとは限りません。 むしろ、均等な換気を実現している可能性が高いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)