洗面所フローリングのカビ対策と貼り替え:クッションフロア施工のメリット・デメリット

洗面所のフローリングのカビ(黒ずみ)を貼り替える場合。 洗面所と浴室のドアの境目の部分のフローリングがカビて来てしまい、貼り替えを考えています。 先日、見に来ていただいたリフォーム会社の営業の方は、フローリングの上からクッションフロアやタイルフロア?を貼れば良いと言っていました。 その場合、カビはそのままですか?と訊いたら「上から貼ってしまえばこれ以上水が入る余地がないので大丈夫です。もし、フローリングを一度剥がすとなると大工仕事が入り、見積もり額が高くなってしまいます」と言っていました。 私は、一度剥がしてしまうとばかり思っていましたが、このような場合、業者にお願いするみなさんは上からクッションフロアをフローリングの上に貼るだけの方が多いのでしょうか?恐らく、ドアの両隅だけなので、下地にまではカビはまだ到達はしていないと思うのですが、見えないようにフタをするだけでは、クッションフロアの下でカビが増殖しそうで怖いのですが・・・。 それとも、なんの処置もしないで(殺菌処理程度はしてくれるのかもしれませんが)上から貼る提案をする業者は止めた方がいいですか? また、他のサイトで上から貼ると若干他の部屋や廊下より高くなるのでドアの調節なども必要になると書いてありました。なんとなく高い違和感は残るのでしょうか? 後日、お店で見積もり額などを出していただくことになっているのですが、その前に知識が欲しくて質問させていただきました。

洗面所フローリングのカビ問題:クッションフロア施工の是非

洗面所のフローリングのカビでお悩みとのこと、ご心配ですね。浴室と洗面所の境目という、湿気がこもりやすい場所でのカビ発生はよくある問題です。リフォーム会社からの「クッションフロアを上から貼る」という提案は、費用を抑え、工期を短縮できる点で魅力的ですが、カビ対策としては完璧とは言えません。 この方法を選ぶかどうかの判断には、メリットとデメリットをしっかり理解することが重要です。

クッションフロアを上から貼るメリット

* 費用を抑えられる:既存のフローリングを剥がす手間と費用が不要になります。これは大きなメリットです。特に、部分的な施工であれば、コストパフォーマンスは非常に高いです。
* 工期が短い:既存のフローリングを剥がす作業がないため、工期が短縮されます。生活への影響を最小限に抑えられます。
* 手軽にリフォームできる:大掛かりな工事ではないため、比較的簡単にリフォームできます。

クッションフロアを上から貼るデメリット

* カビの再発リスク:既存のカビを完全に除去せずに上から覆ってしまうため、湿気がこもり、カビが再発する可能性があります。これは最も大きな懸念点です。
* 床の高さが変わる:クッションフロアを施工すると、床の高さが若干高くなります。そのため、ドアの調整が必要になる場合があり、追加費用が発生する可能性があります。また、段差によるつまずきの危険性も考慮する必要があります。
* 下地の状態によっては剥がれやすい:既存のフローリングの状態によっては、クッションフロアが剥がれやすくなる可能性があります。しっかりとした下地処理が必要になります。
* デザインの自由度が低い:既存のフローリングの上に貼るため、デザインの自由度は低くなります。

専門家の視点:カビ対策と適切な施工方法

リフォーム会社によっては、クッションフロア施工前に殺菌処理を行う場合もありますが、根本的なカビ除去には至らない可能性が高いです。 完全にカビを除去するには、既存のフローリングを剥がして、下地を乾燥させ、必要に応じて防カビ処理を行う必要があります。

カビの増殖を防ぐためのポイント

* 換気:浴室と洗面所の換気を徹底しましょう。窓を開けたり、換気扇を回したりすることで、湿気を除去できます。
* 乾燥:使用後は、床をしっかりと乾燥させましょう。バスマットなどをこまめに洗濯し、乾燥させることも重要です。
* 清掃:定期的にカビ取り剤などで清掃を行い、カビの発生を防ぎましょう。

最適な選択をするために:見積もり比較と質問事項

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、それぞれの提案内容を比較検討することが重要です。その際、以下の点を明確に確認しましょう。

* カビ対策:クッションフロア施工前にどのようなカビ対策を行うのか、具体的に説明してもらいましょう。殺菌処理のみなのか、除去処理を行うのかを明確に確認しましょう。
* 下地処理:既存のフローリングの状態を確認し、必要に応じて下地処理を行うかどうかを確認しましょう。
* ドアの調整:床の高さが変わることでドアの調整が必要になる場合、その費用を含めた見積もりを作成してもらいましょう。
* 保証期間:施工後の保証期間を確認し、万が一問題が発生した場合の対応を確認しましょう。
* 素材の耐久性:使用するクッションフロアの耐久性や防水性について確認しましょう。

見積もりの比較ポイント

見積もりを比較する際には、価格だけでなく、施工内容や保証期間、使用する材料の品質なども考慮しましょう。安価な見積もりでも、施工内容が不十分な場合、後々トラブルになる可能性があります。

まとめ:後悔しないための賢い選択

洗面所フローリングのカビ問題は、早めの対策が重要です。クッションフロアを上から貼る方法も選択肢の一つですが、カビの再発リスクや床の高さが変わる点などを考慮し、費用だけでなく、長期的な視点でのメリット・デメリットを比較検討することが大切です。複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれの提案内容を比較検討することで、最適な選択ができるでしょう。 専門家の意見を聞き、納得のいくリフォームを実現してください。

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