洗濯物を外に干す理由と、部屋干し派への安心安全な対策

皆様、天気の良い日は洗濯物を外に干しますよね?モチロン私も天気の良い日はお天道様に乾かしてもらいます。・・・が、下着は天候関係無く、部屋干ししてますが。昨日観た番組で『下着泥棒を逮捕』なる特集を観ました。母子家庭の方(母娘の2人暮らし)の洗濯物(下着)が盗まれるので隠しカメラなど駆使して、密着3ヶ月・現行犯逮捕・・・。すごく不思議だったのが、母子家庭の方、アパート1F、1度警察に相談に行ったら『部屋干しなどの対策をして下さい』との事。当たり前の回答だと思います・・。・・・正直なんでそこまで外干しに拘るのか??帰宅が遅いから、洗濯物を取り込むのが遅くなるから盗まれるみたいな事を言ってたので、尚更外干しに拘る理由が分りません・・・。『どうぞ、ご自由に盗んで下さい。我が家には男性はいないのでご安心を・・。』って、公表してるような気がします・・。危機管理が無過ぎ??絶対に下着泥棒が悪いのは分っていますが、仕掛けた罠にまんまとハマッタ運の悪い男・・・って思っちゃいました。私が分らないだけで、洗濯を外干しに拘る理由があるのでしょうか??やはり、紫外線に当てないと強力な殺菌作用が無いとか・・の、理由があるのでしょうか??

外干し派と部屋干し派、それぞれのメリット・デメリット

洗濯物を外に干すこと、そして部屋干しすること、それぞれにメリットとデメリットがあります。まずは、それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

外干しのメリット

* 太陽の紫外線による殺菌効果:紫外線には、細菌やウイルス、ダニなどの死滅効果があります。特に、生乾きの臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑える効果は絶大です。
* 自然の風による乾燥効果:太陽光と風を利用することで、洗濯物が早く乾き、省エネルギーにつながります。乾燥機を使用しないことで電気代節約にもなります。
* 爽やかな香り:外で乾かした洗濯物には、太陽と風の香り、そして自然の香りが付着し、心地よい香りが楽しめます。これは、部屋干しでは得られない大きなメリットです。
* 経済的:電気代やガス代がかからないため、経済的なメリットがあります。

外干しのデメリット

* 天候に左右される:雨や曇りの日には、洗濯物が乾きにくく、乾燥に時間がかかります。
* 花粉や黄砂、PM2.5などの付着:外に干すことで、花粉や黄砂、PM2.5などの付着が懸念されます。アレルギー体質の方には特に注意が必要です。
* 盗難リスク:下着などの盗難リスクがあります。特に、1階のアパートや戸建て住宅では注意が必要です。
* 紫外線による色褪せ:直射日光に長時間当てると、洗濯物の色が褪せる可能性があります。

部屋干しのメリット

* 天候に左右されない:雨の日や曇りの日でも、洗濯物を乾かすことができます。
* 花粉や黄砂、PM2.5などの付着を防ぐ:外に干すよりも、花粉や黄砂、PM2.5などの付着を防ぐことができます。
* 盗難リスクが少ない:外に干すよりも、盗難リスクが大幅に減少します。
* 時間を選ばない:夜遅く洗濯をしても、室内で乾かすことができるため、時間帯を気にせず洗濯できます。

部屋干しのデメリット

* 乾燥に時間がかかる:外干しに比べて乾燥に時間がかかり、生乾きの臭いが発生する可能性があります。
* 電気代やガス代がかかる:乾燥機を使用する場合、電気代やガス代がかかります。
* 湿気がたまりやすい:部屋干しをすると、部屋の湿気が高くなり、カビが発生しやすくなります。

外干しにこだわる理由と、安全対策

質問者様がおっしゃるように、帰宅が遅い、取り込みが遅いといった理由で盗難リスクが高まるのは事実です。しかし、外干しにこだわる理由は、上記で述べたメリット、特に太陽光による殺菌効果経済性が大きな要因と言えるでしょう。

特に、小さなお子さんやアレルギー体質の方のいる家庭では、紫外線による殺菌効果は非常に重要です。部屋干しでは、どうしても生乾きの臭いが気になりやすく、衛生面への不安も大きくなります。

安全対策と部屋干しを効果的に行うための工夫

では、安全性を確保しながら、外干しのメリットも享受するにはどうすれば良いのでしょうか?

* 目立たない場所に干す:ベランダではなく、室内から見えない場所に干すことで、盗難リスクを軽減できます。
* 防犯カメラの設置:防犯カメラを設置することで、抑止効果を高めることができます。
* 洗濯物をまとめて干す:洗濯物をまとめて干すことで、盗難されにくくなります。
* 部屋干しグッズの活用:部屋干し用の除湿機や乾燥機、扇風機などを活用することで、効率的に乾燥させることができます。
* 換気をしっかり行う:部屋干しをする際は、窓を開けて換気をしっかり行い、湿気を逃がすことが重要です。
* 除湿剤の使用:除湿剤を使用することで、部屋の湿気を抑え、カビの発生を防ぎます。
* ランドリーラックの活用:洗濯物を効率的に干せるランドリーラックを使用することで、乾燥時間を短縮し、生乾きを防ぐことができます。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋干しはインテリアにも影響を与えます。湿気がこもりやすい環境は、家具や壁のカビの原因にもなりかねません。そのため、部屋干しをする場合は、通気性の良い家具を選ぶ除湿対策をしっかり行う定期的に部屋の換気をするなどの工夫が必要です。

また、部屋干しの際に洗濯物が目立つと、インテリアの雰囲気を損なう可能性があります。ランドリーラックや室内物干しをインテリアの一部として捉え、デザイン性にも配慮したものを選ぶことで、生活感を感じさせない空間づくりができます。例えば、おしゃれなデザインのランドリーラックや、壁掛け式の室内物干しなどを取り入れることで、部屋干しもインテリアの一部として楽しむことができます。

まとめ

洗濯物を外に干すか、部屋干しにするかは、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身の状況やライフスタイルに合った方法を選択することが重要です。安全面を考慮し、適切な対策を行うことで、快適な洗濯ライフを送ることができます。

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