洗濯洗剤と漂白剤の違いと正しい使い方|主婦歴2ヶ月でも安心!

洗濯洗剤を買いに行って、衣料用漂白剤というのを買ってきてしまいました。 洗濯洗剤と併用するようにと書いてありますが、衣料用漂白剤は洗剤とは違うんですか? また、色柄ものにオッケーと書いてあるんですが、あくまで漂白剤と考えて、普通の洗濯には使わないほうがいいのでしょうか? ちなみに、気付かずに第一回目の洗濯を今してしまいましたが、今のところ衣類にダメージはなさそうでホッとしています… (しかし普通の洗剤は入れておらず衣料用漂白剤だけで洗ったということになってしまった) 主婦歴2ヶ月のひよっこのわたくしに、正しい洗剤知識を教えてください(ノ_;)

洗濯洗剤と漂白剤の違いを徹底解説

洗濯洗剤と漂白剤は、どちらも洗濯に使うものですが、その役割は全く異なります。簡単に言うと、洗濯洗剤は汚れを落とすためのもの漂白剤は色柄もの用を除き、黄ばみやシミを落とすためのものです。

洗濯洗剤の役割

洗濯洗剤は、衣類についた皮脂や汗、食べこぼしなどの汚れを落とすためのものです。界面活性剤などの成分が、汚れを水に溶けやすくし、洗い流すのを助けます。様々な種類があり、粉末、液体、ジェルなど、衣類の種類や汚れの程度に合わせて使い分けます。

漂白剤の役割

漂白剤は、酸素系や塩素系など様々な種類がありますが、主な役割は衣類の黄ばみやシミを落とすことです。これは、漂白剤に含まれる成分が、汚れの成分を分解・酸化することで実現します。洗濯洗剤と併用することで、より効果的に汚れを落とすことができます。

色柄物にも使える漂白剤とは?

ご質問にある「色柄物にもOK」と記載された漂白剤は、酸素系漂白剤である可能性が高いです。塩素系漂白剤は、強力な漂白効果を持つ反面、衣類の色落ちや傷みの原因となるため、色柄物には使用できません。一方、酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べて漂白力は弱めですが、色柄物にも比較的安全に使用できるのが特徴です。ただし、すべての衣類に使えるわけではなく、デリケートな素材の衣類には使用できない場合がありますので、必ず衣類の取扱表示を確認しましょう。

衣料用漂白剤だけの洗濯は大丈夫?

洗濯洗剤を入れずに漂白剤だけで洗濯されたとのことですが、通常はおすすめできません。漂白剤は汚れを落とすための洗剤ではないため、汚れが十分に落とされず、衣類に汚れが残ってしまう可能性があります。また、漂白剤によっては、衣類への負担が大きくなり、傷みや色落ちの原因となる可能性もあります。

今回、今のところ衣類にダメージがないとのことですが、これはたまたまだった可能性もあります。今後、洗濯をする際は、必ず洗濯洗剤と併用するようにしましょう。

正しい洗剤の使い方と選び方

洗濯洗剤と漂白剤を正しく使い分けることで、衣類を清潔に保ち、長く着ることができます。

洗濯洗剤の選び方

* 衣類の種類:綿・麻、絹・ウール、合成繊維など、衣類の種類に合わせた洗剤を選びましょう。
* 汚れの程度:軽い汚れには弱アルカリ性の洗剤、頑固な汚れにはアルカリ性の強い洗剤を選びましょう。
* 洗剤の種類:粉末洗剤、液体洗剤、ジェル洗剤など、それぞれに特徴があります。自分の洗濯スタイルや好みに合わせて選びましょう。
* 香り:無香料、柔軟剤入りなど、様々な香りがあります。好みに合わせて選びましょう。
* 環境への配慮:環境に配慮した成分で作られた洗剤を選ぶこともできます。

漂白剤の選び方

* 酸素系漂白剤:色柄物にも使える、比較的マイルドな漂白剤です。
* 塩素系漂白剤:漂白力は強いですが、色柄物には使用できません。
* 用途:つけ置き洗い、洗濯機洗いなど、用途に合わせた漂白剤を選びましょう。

洗濯方法

* 洗濯表示を確認:洗濯前に必ず衣類の洗濯表示を確認しましょう。
* 洗剤の量:洗剤の量は、衣類の量や汚れの程度に合わせて調整しましょう。パッケージに記載されている使用量を目安にしましょう。
* すすぎ:すすぎは十分に行いましょう。洗剤が残っていると、衣類の傷みや肌荒れの原因となる可能性があります。

専門家のアドバイス

クリーニング店などに相談することで、より詳しいアドバイスを受けることができます。特に、高価な衣類やデリケートな素材の衣類を洗う際には、専門家の意見を参考にすると安心です。

まとめ

洗濯洗剤と漂白剤は役割が異なるため、正しく使い分けることが大切です。今回のような失敗を繰り返さないためにも、洗剤の種類や使用方法を理解し、適切な洗濯方法を実践しましょう。 洗濯表示を確認し、洗剤の量を調整する、すすぎを十分に行うといった基本的なポイントを押さえることで、衣類を長く美しく保つことができます。 今後も、疑問点があれば、専門家やインターネットなどを活用して、正しい知識を身につけていきましょう。

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