洗濯機をキッチンに置く?メリット・デメリットと6人家族向け洗面室収納術

洗濯機をキッチンに置くメリット、デメリットを教えてください。義父母、義妹と同居するため、夫の実家を建て替えることになりました。義父は大工さんですが、間取りについては「若い者に任せる」といってくれたので夫ともに検討中です。洗面室(脱衣所)のことなのですが、スペースの関係上最大で1坪(2畳)程度となりそうです。洗面室は廊下とキッチンの両方から出入りできるようにしたいと思っており、浴室とも続いておりますので部屋の3面にドアがつくことになります。そうすると残り1面に洗面台と洗濯機の両方を置いてさらに換気のための窓も考えると収納スペースが足りないような気がしてきました。家族6人分のタオル類、できればパジャマなどもおきたいのです。そこで、住まい本などみて、キッチンに洗濯機を置くのはどうかと思い始めました。洗面室からすぐのあたりなら導線的にも大丈夫な気がします。しかし実際はどうなのかわかりませんので、洗濯機をキッチンに置いている方に、メリットやデメリット、あるいはアドバイスをいただければと思います。よろしくお願いします。補足ちなみに、置く洗濯機は、現在のところ横(ななめ)にドアのあるドラム式を考えています。最近のドラム式洗濯機は、冷蔵庫と奥行きがほぼ同じだと聞きました。

キッチンに洗濯機を設置することのメリット

  • 洗濯動線の効率化:洗面脱衣室が狭く、洗濯と脱衣の動線が圧迫されるのを防ぎます。キッチンから洗濯機へのアクセスが容易になり、洗濯→干す→しまうの作業がスムーズになります。特に、家事動線を重視する主婦の方にとって大きなメリットとなります。
  • 洗面室の広さを確保:1坪の洗面室では、洗面台と洗濯機、窓、収納を配置するのは困難です。洗濯機をキッチンへ移動させることで、洗面室にゆとりが生まれ、快適な空間を確保できます。6人家族であれば、収納スペースの確保は特に重要です。
  • 収納スペースの増加:洗面室のスペースを有効活用できます。洗濯機を移動させることで、タオルやパジャマなどの収納スペースを大幅に増やすことができます。棚や引き出しを増設したり、大型の収納家具を設置する余裕も生まれます。
  • キッチン周りの家事効率アップ:食器洗浄機やシンクと近い場所に洗濯機を設置することで、家事の同時進行が容易になります。例えば、食器を洗っている間に洗濯物を干したり、畳んだりできます。

キッチンに洗濯機を設置することのデメリット

  • キッチンのスペース確保:ドラム式洗濯機は奥行きが冷蔵庫とほぼ同じため、キッチンのスペースを十分に確保する必要があります。設置場所の検討は慎重に行いましょう。レイアウトによっては、動線を妨げたり、作業スペースを狭くする可能性があります。
  • 水回り設備の負担増加:キッチンに洗濯機を設置すると、キッチン排水管への負担が増加します。排水管の容量や耐圧性を確認し、必要に応じて増設工事を行う必要があるかもしれません。専門業者への相談がおすすめです。
  • 湿気や臭いの問題:洗濯機から発生する湿気や臭いが、キッチンに影響する可能性があります。換気設備の強化や、防臭対策をしっかりと行う必要があります。定期的な清掃も重要です。
  • デザイン性の問題:キッチンのデザインと洗濯機のデザインが合わない場合、見た目が悪くなる可能性があります。洗濯機の設置場所や、周囲のインテリアとの調和を考慮しましょう。スタイリッシュな洗濯機を選ぶのも一つの方法です。
  • 安全性:小さなお子さんやペットがいる家庭では、洗濯機の操作や洗剤の保管に注意が必要です。安全性を考慮した設置場所を選び、洗剤は子供の手の届かない場所に保管しましょう。

6人家族の洗面室収納術

6人家族のタオルやパジャマなどの収納は、スペースが限られた洗面室では大きな課題となります。以下のような工夫で収納力をアップさせましょう。

収納アイデア

  • 壁面収納:洗面室の壁面に棚や収納ラックを取り付けることで、収納スペースを大幅に増やすことができます。タオルやパジャマだけでなく、ドライヤーやヘアケア用品なども収納できます。奥行きが浅い棚を選ぶことで、狭い空間でも有効活用できます。
  • 吊り戸棚:天井付近に吊り戸棚を設置することで、デッドスペースを有効活用できます。タオルやあまり使用頻度の低いものを収納するのに最適です。ただし、高い位置にあるため、踏み台が必要になる可能性があります。
  • 引き出し式収納:洗面台の下に引き出し式の収納を設置することで、細かいアイテムを整理整頓できます。仕切り板などを活用すれば、さらに収納効率を高めることができます。
  • 回転式収納:コーナー部分に回転式収納を設置することで、デッドスペースを有効活用できます。狭い洗面室でも多くのアイテムを収納できます。
  • 省スペース収納:薄型収納や折りたたみ式の収納アイテムを活用することで、限られたスペースを有効活用できます。タオルやパジャマをコンパクトに収納できます。

収納アイテムの選び方

  • サイズ:洗面室のサイズに合わせて、適切なサイズの収納アイテムを選びましょう。大きすぎるとスペースを圧迫し、小さすぎると収納力が不足します。
  • 素材:湿気や水に強い素材の収納アイテムを選びましょう。洗面室は湿気が多い場所なので、カビや腐食を防ぐためにも重要です。
  • デザイン:洗面室のインテリアに合わせたデザインの収納アイテムを選びましょう。統一感のあるデザインにすることで、より快適な空間を演出できます。

専門家のアドバイス

建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、より最適な間取りや収納プランを提案してもらえます。特に、洗面室が狭い場合、専門家のアドバイスは非常に有効です。彼らは、スペースを最大限に活用するためのアイデアや、収納に関する具体的なアドバイスを提供してくれます。

まとめ

洗濯機をキッチンに置くかどうかは、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身の生活スタイルや家族構成に最適な選択をすることが重要です。洗面室の狭さや収納不足が懸念される場合は、キッチンへの設置も有効な選択肢となりますが、水回り設備の負担やデザイン性、安全性なども考慮する必要があります。専門家への相談も検討し、快適な住空間を実現しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)