洗濯機で濡れたまま放置…大丈夫?部屋干しとの比較と対策

洗濯機でまわしてしまった洗濯物を1日そのまま放置していても平気でしょうか?天気が急に悪くなってしまって干せなくなってしまって・・・それとも部屋干しした方が放置よりはいいですかね?

洗濯機内の放置はNG!カビや臭いの原因に

洗濯機の中に濡れたままの洗濯物を長時間放置することは、カビや嫌な臭いの発生リスクを高めるため、絶対に避けなければなりません。洗濯機の種類に関わらず、湿った状態が長時間続くと、洗濯槽内部や衣類自体にカビが発生しやすくなります。特に、梅雨時期や気温が高い時期は、菌の繁殖速度が速いため、注意が必要です。

放置時間の長さによって、被害の程度は異なりますが、1日放置しただけでも、目に見えないカビの胞子が繁殖し始めている可能性があります。放置によって発生する臭いは、洗濯しても完全に消えない場合があり、衣類の寿命を縮める原因にもなります。

洗濯機の種類による影響

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では、放置による影響に若干の違いがあります。ドラム式洗濯機は、洗濯槽が密閉されているため、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい傾向にあります。一方、縦型洗濯機は、洗濯槽が開いているため、多少は通気性がありますが、それでも長時間放置するとカビが発生する可能性があります。いずれのタイプでも、濡れた洗濯物を放置しないことが重要です。

部屋干しは放置より良いが、適切な方法が重要

洗濯物を干せない場合、洗濯機内に放置するよりも、部屋干しの方が良い選択です。しかし、部屋干しも適切な方法で行わないと、生乾きの臭いやカビの発生につながる可能性があります。

部屋干しのポイント

* 風通しの良い場所を選ぶ:できるだけ窓を開け、換気を良くしましょう。扇風機やサーキュレーターを使うと、より効果的です。
* 洗濯物を広げて干す:洗濯物を重ねずに、一枚一枚を十分に広げて干すことで、乾燥時間を短縮し、生乾き臭を防ぎます。
* 除湿機を使う:梅雨時期や雨の日など、湿度が高い日は、除湿機を使うと効果的です。除湿機は、空気中の水分を取り除くことで、乾燥を促進し、カビの発生を防ぎます。
* 乾燥剤を使う:市販の乾燥剤を洗濯物と一緒に干すと、乾燥を促進し、生乾き臭を防ぐ効果があります。
* ハンガーや物干し竿を活用:洗濯物を平置きするのではなく、ハンガーや物干し竿を使って干すと、風通しが良くなり、乾燥しやすくなります。
* 衣類乾燥機を使う:時間がない場合や、完全に乾かしたい場合は、衣類乾燥機を使うのが最も確実です。

部屋干しによるデメリットと対策

部屋干しは、洗濯物を外に干すよりも乾燥に時間がかかり、生乾きの臭いが発生しやすいというデメリットがあります。生乾き臭の原因となる菌は、湿った状態の衣類で繁殖するため、十分な換気と乾燥が重要です。

生乾き臭を防ぐためには、以下の対策が有効です。

* 柔軟剤の使用を控えめに:柔軟剤は、臭いの原因となる菌の繁殖を促進する可能性があります。必要最小限の使用にとどめましょう。
* 洗濯槽の掃除:洗濯槽に汚れやカビが残っていると、洗濯物に臭いが移ることがあります。定期的に洗濯槽を掃除しましょう。
* 乾燥機能付き洗濯機を使用:乾燥機能付き洗濯機を使用すれば、部屋干しによる生乾き臭の心配を軽減できます。

緊急時における対処法

天気が急変して洗濯物を干せない場合、まず洗濯物を洗濯機から取り出し、風通しの良い場所に広げて干すことが重要です。可能であれば、扇風機やサーキュレーターを使って風を当て、乾燥を促進しましょう。

もし、部屋干しスペースが限られている場合は、脱水時間を長くすることで、洗濯物の水分量を減らし、乾燥時間を短縮することができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「洗濯物が部屋干しで長時間放置されると、湿気によってカビが発生し、お部屋の空気が悪くなるだけでなく、家具や壁にも悪影響を及ぼす可能性があります。特に、布製のソファやカーテンなどは、湿気に弱いため、注意が必要です。部屋干しの際は、十分な換気と乾燥を心がけ、必要に応じて除湿機などを活用しましょう。」とのことです。

まとめ:洗濯物の放置は避け、適切な部屋干しを

洗濯機に濡れたままの洗濯物を放置することは、カビや臭いの原因となるため、絶対に避けましょう。天気が悪く干せない場合は、部屋干しをしますが、十分な換気と乾燥を心がけ、生乾き臭を防ぐ対策を行いましょう。 適切な方法で部屋干しを行うことで、インテリアにも悪影響を及ぼすことなく、清潔な状態を保つことができます。

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