洗濯乾燥後のタオルの嫌なニオイの原因と解決策

洗濯物(主にタオル)の乾燥機使用後のにおいについて 天気の悪い日が続いたときの洗濯物は、 部屋干し用洗剤を使い洗濯し、1日中部屋の中に干します。 丸1日干しても、なんとなく湿っているような気がするので、 完全に乾かしたいのと、ふっくら感を求めて タオル類のみを洗濯機の乾燥機能を使い、30分~1時間程度、乾燥させます。 そのタオルがにおいます。 どんなにおいかと言うと、フライパンを油をひかずに、うっかり熱し過ぎたにおい・・・ お好み焼きを自宅で何枚も焼いた日に着ていた服のにおい・・・に近いかな・・・ とにかくちょっと嫌なにおいです。 洗濯の方法に問題があるのでしょうか? 洗濯層の雑菌等でしょうか? 洗濯機はシャープの縦型の乾燥機能付き洗濯機です。 使用は約6年です。 お風呂の残り湯は全く使いません。 洗濯層クリーナーなどは、以前はたまに使っていましたが、 あまり効果を感じなかったので、ここ1年くらいは使っていません。 乾燥機能の使用頻度は週に1~2回程度です。 洗濯は毎日平均2回します。 洗濯機能のみ使ったときに、においを感じたことはありません。 空の洗濯層のにおいは感じません。 1回の洗濯量が多過ぎないように気をつけています。 乾燥機能を使いふたを開けたときは、そのタオルと同じにおいがします。 数時間後にそのにおいは消えます。 同じようなにおいに困っていらっしゃる方、また解消された方、 洗濯物に詳しい方、教えて下さい。

タオルの乾燥機使用後の嫌なニオイの原因

洗濯乾燥後のタオルから、焦げ付いたような、あるいは油っぽいニオイがするというご相談ですね。 これは、いくつかの原因が考えられます。 ご自身が挙げられている洗濯層の雑菌も可能性の一つですが、それ以外にも、乾燥機の機能や使い方、洗濯物の状態などが影響している可能性があります。

1. 乾燥機のフィルターの詰まり

乾燥機を使用すると、繊維の細かいホコリや糸くずがフィルターに溜まります。これが詰まると、乾燥効率が悪くなり、タオルが十分に乾燥せず、湿った状態が続きます。湿った状態がニオイの原因となる細菌の繁殖を促し、独特の嫌なニオイが発生します。フィルターは毎回、使用後に必ず清掃しましょう。 目詰まりしている場合は、ぬるま湯で丁寧に洗い流し、完全に乾燥させてから装着してください。

2. 乾燥機の内部の汚れ

長期間使用していると、乾燥機の内部にホコリや油分などが付着し、それがニオイの原因となることがあります。特に、6年使用されている洗濯機とのことですので、内部の清掃が重要です。シャープの洗濯機の取扱説明書を確認し、内部の清掃方法に従って、定期的に清掃を行いましょう。 専門業者に依頼するのも一つの方法です。

3. 洗濯物の残り

洗濯槽に残った洗剤や柔軟剤、あるいは繊維の残りカスなどが、乾燥時に熱せられてニオイを発生させる可能性があります。洗濯槽を丁寧に洗い流し、すすぎを十分に行いましょう。 特に、部屋干し用洗剤は、通常の洗剤よりも成分が濃縮されている場合があり、十分にすすがないとニオイの原因となることがあります。

4. タオル自体の問題

タオルの素材や、使用頻度、洗濯方法によってもニオイが発生することがあります。例えば、綿100%のタオルは、吸水性が高いため、乾燥が不十分だとニオイが発生しやすい傾向があります。 また、頻繁に使用しているタオルは、皮脂や汗などの汚れが蓄積しやすく、ニオイの原因となります。 新しいタオルに交換してみるのも有効です。

5. 洗濯機の故障

まれに、洗濯機の故障が原因でニオイが発生する場合があります。 例えば、ヒーターの故障や、排水不良などが原因で、乾燥が不十分になったり、湿気が残ったりすることがあります。 ニオイが改善しない場合は、洗濯機の修理を検討する必要があるかもしれません。

ニオイ対策と改善策

上記の点を踏まえ、具体的な対策を提案します。

1. 乾燥機のフィルター清掃

乾燥機のフィルターは、毎回使用後に必ず清掃しましょう。 綿棒やブラシなどを使って、細かいホコリや糸くずを丁寧に除去します。 目詰まりが酷い場合は、ぬるま湯で洗い流し、完全に乾燥させてから装着してください。

2. 乾燥機内部の清掃

シャープの洗濯機の取扱説明書をよく読んで、乾燥機内部の清掃方法を確認しましょう。内部のホコリや油分を丁寧に拭き取ります。 重曹やセスキ炭酸ソーダなどを利用して清掃すると、より効果的です。 清掃後、乾燥機を空運転させて、内部を乾燥させましょう。

3. 洗濯方法の見直し

* すすぎを十分に行う:洗剤や柔軟剤が残らないように、すすぎ回数を増やすか、すすぎ時間を長くしましょう。
* 洗濯物の量を調整する:洗濯槽に詰め込みすぎると、洗濯物が十分に洗われず、ニオイの原因となります。洗濯槽の容量の7割程度を目安にしましょう。
* 洗剤を見直す:部屋干し用洗剤だけでなく、通常の洗剤を試してみるのも良いでしょう。 洗剤の種類によって、ニオイの発生に違いがある場合があります。
* 乾燥時間を調整する:30分~1時間程度の乾燥では、タオルが完全に乾いていない可能性があります。乾燥時間を長くしてみるか、乾燥コースを見直してみましょう。
* 乾燥前にタオルを軽く絞る:乾燥前にタオルを軽く絞ると、乾燥時間が短縮され、ニオイの発生を抑える効果があります。

4. 洗濯機のメンテナンス

洗濯槽クリーナーの使用を再開してみましょう。 効果を感じなかったとのことですが、定期的に使用することで、洗濯槽内部の汚れや雑菌を除去し、ニオイの発生を抑える効果が期待できます。 市販の洗濯槽クリーナーだけでなく、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを利用して自作することもできます。

5. 専門家への相談

上記の方法を試してもニオイが改善しない場合は、洗濯機の修理業者や、家電量販店などに相談しましょう。 洗濯機の故障が原因である可能性があります。

まとめ

タオルの乾燥機使用後の嫌なニオイは、乾燥機のフィルターの詰まり、内部の汚れ、洗濯方法、洗濯機の状態など、様々な原因が考えられます。 まずは、フィルターの清掃、乾燥機内部の清掃、洗濯方法の見直しから試してみましょう。それでも改善しない場合は、洗濯槽クリーナーの使用や、専門家への相談を検討してください。 清潔なタオルで、快適なバスタイムを過ごせるよう、ぜひ改善に取り組んでみてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)