洋風リビングに続く和室?畳orフローリングの選択で迷ったら…用途と将来を見据えた最適解

1Fのリビングに続きで1部屋ありますが、畳にしようか床にしようか迷ってます。部屋自体は洋風に仕上げる予定ですが、床にしようか半畳畳にしようか迷ってます。用途は客間(家庭訪問以外に思いつきませんが・・・)、子供の遊び場、お昼寝の場所、コタツでまったりゴロゴロしながらTV鑑賞など。畳にしようか、床に置きたたみのようなものを置くかで迷ってます。それとも、もしかしたら将来老人室になるかもしれません。どっちの方がいいですかね?

洋風リビングと調和する和室づくりのポイント:畳とフローリングのメリット・デメリット比較

リビングに続く1部屋を、畳にするかフローリングにするかでお悩みとのこと。洋風リビングとの調和、多様な用途(客間、子供部屋、お昼寝スペース、将来の老人室の可能性)、そして畳の種類まで考慮すると、なかなか難しい選択ですよね。そこで、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、最適な選択を導き出していきましょう。

畳を選ぶメリット

* 温もりと落ち着きのある空間演出:畳は天然素材の温もりと、独特の落ち着きのある空間を演出します。洋風リビングとのコントラストが、かえって魅力的な空間を生み出す可能性があります。特に、お子様のお昼寝や、コタツでのんびり過ごすには最適です。
* 優れた断熱性・調湿性:畳は天然素材のため、断熱性と調湿性に優れています。夏は涼しく、冬は暖かい快適な空間を保ち、省エネにも繋がります。小さなお子さんやご高齢の方にも優しい環境です。
* 衝撃吸収性:畳はフローリングに比べて衝撃を吸収するため、お子様の遊び場としても安全です。転倒時のケガのリスクを軽減できます。
* 将来の老人室としても適している:畳は柔らかく、転倒時の衝撃を和らげるため、高齢者にとって安全な空間です。将来、老人室として利用することを考慮すると、畳は非常に有効な選択肢となります。

畳を選ぶデメリット

* お手入れの難しさ:畳はフローリングに比べてお手入れが難しいです。こぼれた飲み物や汚れの処理には注意が必要です。定期的なメンテナンスも必要になります。
* 湿気への注意:湿気が多いとカビが生えやすいというデメリットがあります。適切な換気と除湿が必要です。
* 洋風との調和:洋風のインテリアと畳の組み合わせは、うまくコーディネートしないと、チグハグな印象になる可能性があります。

フローリングを選ぶメリット

* お手入れのしやすさ:フローリングは掃除機や拭き掃除が簡単にでき、お手入れが非常に簡単です。小さなお子さんやペットがいる家庭にもおすすめです。
* デザインの豊富さ:フローリングは、色や素材のバリエーションが豊富です。洋風リビングとの調和を考え、デザイン性の高いフローリングを選ぶことができます。
* 清潔感:畳に比べて清潔感を保ちやすいのもメリットです。

フローリングを選ぶデメリット

* 硬くて冷たい:フローリングは畳に比べて硬く、冬場は冷たく感じる場合があります。小さなお子さんやご高齢の方には、床暖房などの対策が必要になる可能性があります。
* 衝撃吸収性が低い:転倒時の衝撃を吸収しにくいので、お子様や高齢者がいる家庭では注意が必要です。
* 防音性に劣る:フローリングは畳に比べて防音性に劣ります。階下への騒音対策が必要となる場合があります。

半畳畳や置き畳も検討してみよう

完全に畳敷きにするか、フローリングにするかだけでなく、半畳畳や置き畳も選択肢として検討してみましょう。

半畳畳のメリット

* 部分的に畳のメリットを享受できる:フローリングの部屋の一部に半畳畳を敷くことで、畳の温もりや落ち着き、そして衝撃吸収性を部分的に享受できます。
* レイアウトの自由度が高い:必要に応じて配置を変えたり、畳の枚数を増減したりできます。

半畳畳のデメリット

* 敷き込みの作業が必要:自分で敷き込む場合は、多少の作業が必要です。
* 隙間ができやすい:隙間ができてしまうと、掃除が難しくなり、ホコリが溜まりやすくなります。

置き畳のメリット

* 手軽に畳の雰囲気を演出できる:フローリングの上に置くだけで、手軽に畳の雰囲気を演出できます。
* 移動が容易:必要に応じて簡単に移動できます。

置き畳のデメリット

* 耐久性が低い:畳自体が薄いため、耐久性に劣る場合があります。
* フローリングとの高低差:フローリングとの高低差が気になる場合があります。

専門家(インテリアコーディネーター)の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、洋風リビングに続く部屋に畳を敷くことは、意外なほど魅力的な選択肢です。 ポイントは「畳の素材や色、そして全体のコーディネート」です。例えば、ダークブラウンの落ち着いた色の畳を選び、洋風家具との調和を意識した空間づくりをすれば、モダンで洗練された和モダンの空間を実現できます。逆に、明るい色の畳を選ぶことで、より明るく開放的な空間を演出することも可能です。

重要なのは、「畳を単なる床材ではなく、空間デザインの一部として捉えること」です。 畳の周囲にアクセントとなる照明や、観葉植物などを配置することで、より魅力的な空間を創り出すことができます。

まとめ:あなたのライフスタイルに最適な選択を

畳とフローリング、それぞれのメリット・デメリットを比較し、半畳畳や置き畳といった選択肢も考慮することで、あなたにとって最適な選択が見えてくるはずです。 お子様の年齢や将来的な利用計画、そしてあなたの好みを総合的に判断し、後悔のない選択をしてください。 大切なのは、あなたがその空間で心地よく過ごせるかどうかです。

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