新築を計画中で、洋書のような素敵な空間に憧れているとのこと。建具は外国製、壁はクリーム色の漆喰と、すでに洗練されたイメージが浮かび上がってきますね! 階段の手すり、ドア選びで迷われているとのことですが、一緒に理想の空間を実現するためのアドバイスをさせていただきます。
Contents
洋書風インテリアのポイント:統一感と素材感の調和
洋書のような空間は、ただ単にアンティーク調の家具を置くだけでは実現しません。重要なのは、統一感と素材感の調和です。 全体の雰囲気を決め、それに合わせた素材選びが鍵となります。 例えば、シャビーシックな雰囲気なら、白を基調に木やアイアンを組み合わせ、アンティーク風の家具を配置します。一方、モダンな洋書風なら、洗練されたシンプルな家具と、メタリックな素材を効果的に使うことで、スタイリッシュな空間が生まれます。
今回の場合、クリーム色の漆喰壁というベースがあります。これは、明るく温かみのある、そして比較的どんなスタイルにも合わせやすいベースカラーです。このベースを活かしながら、各要素を検討していきましょう。
階段の手すり:アイアンと木の比較
アイアンの手すり:
- メリット:存在感があり、ヨーロピアンな雰囲気を演出しやすい。洗練された印象を与え、空間のアクセントになる。
- デメリット:素材によっては重厚感が出過ぎる可能性がある。価格が高くなる傾向がある。メンテナンスが必要な場合もある。
木の手すり:
- メリット:温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出しやすい。アイアンに比べて比較的安価で、メンテナンスも容易。
- デメリット:アイアンに比べて存在感が薄くなる可能性がある。デザインによっては、洋書風インテリアとの調和が難しい場合もある。
結論として、クリーム色の漆喰壁と真鍮のゴールドノブを考慮すると、アイアンの手すりは良い選択肢です。 アイアンの繊細なデザインを選ぶことで、重厚になりすぎず、ゴールドのノブとも調和しやすいでしょう。 ただし、アイアンの色味にも注意が必要です。黒系のアイアンは重厚になりがちなので、ブラウンやアンティークゴールドのような温かみのある色味のアイアンを選ぶと、より自然な調和が期待できます。
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ドア選び:木と白の比較
木のドア:
- メリット:温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出しやすい。高級感があり、空間を落ち着かせる効果がある。
- デメリット:白に比べて、空間を狭く感じさせる可能性がある。メンテナンスが必要な場合がある。
白いドア:
- メリット:空間を広く明るく見せる効果がある。どんなインテリアにも合わせやすい。清潔感がある。
- デメリット:傷が目立ちやすい。高級感に欠ける場合がある。
ドアに関しては、白いドアがおすすめです。 クリーム色の壁と白いドアの組み合わせは、明るく清潔感のある空間を演出します。 洋書風インテリアにおいても、白はベースカラーとして非常に有効です。 もし、木の温かみが欲しい場合は、ドアの一部に木製のアクセントを加える、もしくは白いドアに木製の取っ手をつけるなど、部分的に取り入れるのも良いでしょう。
ゴールドのノブとの調和
真鍮のゴールドノブは、アイアンの手すりとも、白いドアとも相性が良いです。 ポイントは、ゴールドのトーンを揃えることです。 ノブのゴールドがくすんだゴールドなら、アイアンもアンティーク調のゴールドを選ぶなど、統一感を意識しましょう。 逆に、ピカピカのゴールドのノブなら、アイアンも光沢のあるものを選ぶと、より洗練された印象になります。
専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見
インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回の計画は非常に魅力的です。クリーム色の漆喰壁は、様々なスタイルに対応できる優れたベースカラーです。 アイアンの手すりを選ぶことで、洗練されたヨーロピアンテイストが加わり、ゴールドのノブは、全体に高級感をプラスします。白いドアは、空間を広く見せるだけでなく、清潔感とモダンさを演出します。 ただし、全体のバランスが大切です。 家具や照明、カーテンなどの色や素材も、全体の調和を考慮して選びましょう。
具体的なアドバイス:
- 素材見本を取り寄せる: アイアンや木のサンプル、ドアのサンプルなどを実際に見て、色や質感を確認しましょう。 光によって見え方が変わるため、昼と夜で確認するとより正確な判断ができます。
- イメージボードを作る: Pinterestなどを使って、理想の空間のイメージボードを作成しましょう。 様々なインテリア写真を参考に、自分の好みを明確にしていきます。
- プロの力を借りる: 迷う場合は、インテリアコーディネーターに相談しましょう。 プロの視点からアドバイスをもらえることで、より理想に近い空間を実現できます。
- 少しずつ進める: すべてを完璧にしようとせず、まずは重要な部分から決めていきましょう。 焦らず、じっくりと時間をかけて理想の空間を作り上げていくことが大切です。
洋書のような空間は、時間をかけて丁寧に作り上げていくものです。 今回のアドバイスが、あなたの理想の空間を実現する一助となれば幸いです。