注文住宅の床暖房導入:ガス式?電気式?エコジョーズとの組み合わせは?

床暖房の件で質問です。注文住宅で建築予定ですが、床暖房の設置で迷っています。ガス式・電気式でイニシャルコスト・ランニングコスト含めどちらが良いでしょうか?条件:居住場所:東京西部、建物:1F LDK・風呂・トイレ、2F 2部屋・書斎ですがLDKの16帖部のみ導入予定。使用想定環境:寒い日は7時~22時くらいまで全日。設計士(建築業者お抱え)からは電気式を進められています。また、エコジョーズは設置した方がよいですか?(エコキューとは設置しません)エコジョーズを設置する場合、キッチン・風呂・床暖房全てまかなえる物1台か、キッチン・風呂用に1台、床暖用に1台の計2台、どちらが良いのでしょうか?ご存知の方がいらしたら宜しくお願い申し上げます。補足:都市ガスです、電気を勧められるのは初期投資の関係と思われます。エコジョーズ2台と1台の件ですが、標準で普通の給湯器は付いていますが、切り替えの差額を支払わなければなりません。建築業者の他のラインナップで小型のエコジョーズは取り扱ってるらしく安価に引っ張れるとの事、一台で賄える物は高くなるそうですが・・・

床暖房の種類と比較:ガス式と電気式

東京西部の注文住宅、LDK16畳への床暖房導入を検討されているとのこと。ガス式と電気式、どちらが良いか迷うのは当然です。初期費用とランニングコスト、そして快適性などを考慮して比較検討しましょう。

初期費用

* ガス式床暖房: ガス配管工事が必要な場合、初期費用は電気式より高くなる傾向があります。しかし、近年は比較的安価なシステムも増えています。
* 電気式床暖房: 電気配線工事が必要ですが、ガス式に比べて初期費用は抑えられることが多いです。床下への配管工事がない分、工事期間も短縮できる可能性があります。

ランニングコスト

* ガス式床暖房: 都市ガスを使用する場合は、ガス料金がランニングコストになります。ガス料金は変動しますが、電気料金に比べて比較的安定している傾向があります。
* 電気式床暖房: 電気料金がランニングコストになります。電気料金は時間帯や季節によって変動が大きく、特に冬季の深夜電力料金が高騰する可能性も考慮する必要があります。深夜電力プランなどを活用することでコストを抑えることも可能です。

快適性

* ガス式床暖房: 温水で床を暖めるため、輻射熱効果で部屋全体がじんわりと暖まり、足元から温まる快適さが特徴です。温度ムラが少ないのもメリットです。
* 電気式床暖房: 電気で床を直接暖めるため、立ち上がりはガス式より速い傾向があります。しかし、機種によっては温度ムラが生じやすい場合もあります。

東京西部での状況と、設計士のアドバイス

東京西部は、冬季の寒さが比較的厳しい地域です。設計士が電気式を勧めるのは、初期費用を抑えたいという理由もあるでしょうが、電気式床暖房のメリットを考慮した上での提案かもしれません。ただし、ランニングコストの面では、電気料金の高騰リスクを考慮する必要があります。

エコジョーズの導入:1台?2台?

エコジョーズは高効率給湯器で、従来の給湯器に比べてガス消費量が少なく、CO2排出量も削減できます。キッチン、浴室、床暖房と複数の用途で利用する場合は、エコジョーズの導入を検討する価値は高いです。

エコジョーズの台数

* 1台: キッチン、浴室、床暖房全てを1台のエコジョーズで賄う場合、高出力の機種が必要となり、初期費用が高くなります。しかし、ランニングコストは比較的抑えられます。
* 2台: キッチン・浴室用と床暖房用で2台設置する場合は、それぞれに適した出力の機種を選べるため、効率的な運用が可能です。初期費用は高くなりますが、故障時のリスク分散にも繋がります。

建築業者との相談

建築業者が小型のエコジョーズを取り扱っているとのことですが、その機種の能力が床暖房の熱源として十分かどうかを確認することが重要です。小型のエコジョーズでは、床暖房の暖房能力が不足する可能性があります。

具体的なアドバイス

1. ガス式と電気式のライフサイクルコストを比較する: 初期費用だけでなく、ランニングコスト(ガス料金・電気料金)を20年程度の期間で試算し、比較検討しましょう。電力料金の高騰リスクも考慮に入れてください。
2. 床暖房の面積を再検討する: LDK16畳全てに床暖房を設置するのではなく、ソファやダイニングテーブルのある主要なエリアに限定することで、コストを抑えることができます。
3. エコジョーズの能力を確認する: 建築業者に、小型エコジョーズで床暖房を賄える能力があるか、具体的なデータ(出力、給湯能力など)を示してもらいましょう。
4. 複数の業者に見積もりを依頼する: 建築業者だけでなく、複数の設備業者に見積もりを依頼することで、最適なプランと価格を比較検討できます。
5. 専門家への相談: 建築士や設備業者だけでなく、エネルギーコンサルタントなどに相談することで、より客観的なアドバイスを得られます。

まとめ

床暖房の導入は、快適な住まいを実現するための重要な要素です。しかし、ガス式と電気式、エコジョーズの台数など、様々な選択肢があり、最適なプランを選ぶには慎重な検討が必要です。初期費用とランニングコストを比較検討し、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適なプランを選択してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)