汚部屋を片付ける具体的な手順|友達の部屋をスッキリさせる方法

汚部屋を片付ける方法 今、友達の家に来ているのですが、彼女はいわゆる、「片付けられない女」でして、えらく部屋が散らかっています。現状としては、洗濯前、洗濯後、夏物、冬物の衣類が、ところかまわず散乱(これが1番部屋を占めてる)。コンビニ弁当などを食べた後のゴミが放置、というひどさです。片付けてあげようと思うのですが、どんな手順で始めたらいいでしょうか?細かく念入りにやると今日中には絶対終わらないと思うので、おおざっぱにとりあえずきれいになる、くらいでもかまいません。【注】彼女は私が片付けることに同意しています。業者を呼ぶのが一番なんでしょうが、それは考えていません。汚部屋を片付けた経験のある方、お掃除上手の方、アドバイスをお願いいたしますm(__)m。

1.まずは現状把握と目標設定

友達の部屋の現状を把握し、今日の作業範囲を決めましょう。完璧を求めず、「とりあえず綺麗になる」という目標を立てて、焦らず進めることが重要です。例えば、「今日はゴミ出しと洗濯物を片付ける」など、具体的な目標を設定することで、達成感を感じやすく、モチベーションを維持できます。

2.危険物の撤去とゴミ出し

安全面を最優先に、まず危険物を撤去しましょう。割れたり、倒れたりする可能性のあるもの、腐敗している食品など、危険なものはすぐに処分します。次に、ゴミ袋を準備し、部屋中に散らばっているゴミをまとめていきます。コンビニ弁当の容器や包装紙、使い終わったティッシュなど、目に見えるゴミを徹底的に回収しましょう。ゴミの分別をしながら、ゴミ袋をいっぱいになったらすぐにゴミ捨て場へ運びましょう。この作業で、部屋が驚くほどスッキリします。

3.洗濯物の分別と洗濯

次に、洗濯物に集中しましょう。洗濯前、洗濯後、夏物、冬物とごちゃ混ぜになっている衣類を、まず種類ごとに分けます。洗濯可能なものは洗濯機に入れ、洗濯できないものはクリーニングに出すか、別途まとめておきます。 洗濯機が一杯になったらすぐに洗濯開始し、洗濯が終わったらすぐに干すことで、部屋に洗濯物が溢れるのを防ぎます。

4.衣類の整理と収納

洗濯が終わった衣類は、すぐにたたんで収納しましょう。収納スペースが足りない場合は、一時的に大きな袋などにまとめて、後で整理する時間を確保します。 収納スペースの確保が重要です。クローゼットやタンスに収納しきれない衣類は、断捨離を検討しましょう。着ていない服、サイズが合わなくなった服、古くなった服などは、思い切って処分することをおすすめします。

5.その他の物の整理整頓

衣類以外の物も、同様に整理整頓していきます。本、雑誌、小物など、種類ごとに分けて、それぞれ適切な場所に収納します。不要なものは処分し、必要なものだけを残しましょう。 この段階では、完璧に整理整頓する必要はありません。とりあえず、目に見えるゴミや散らかったものを片付けることに集中しましょう。

6.掃除機と簡単な拭き掃除

ある程度片付いたら、掃除機をかけ、床やテーブルなどを簡単に拭き掃除しましょう。 清潔感を出すことで、心理的なスッキリ感も増します。 細かい掃除は、後日行うようにしましょう。

7.休憩と振り返り

作業の途中で休憩を取り、疲れたら無理せず休みましょう。作業が終わったら、今日の成果を振り返り、達成感を味わうことが大切です。

8.継続のための工夫

今回の片付けをきっかけに、友達が継続して部屋を綺麗に保てるように、いくつかアドバイスをしましょう。

  • 定位置を決める: すべての物に定位置を決め、使った後は必ず元の場所に戻す習慣を身につけさせましょう。
  • 毎日5分間の掃除: 毎日5分間だけ掃除をする習慣をつけさせることで、汚部屋になるのを防ぎます。
  • 収納用品を活用: 収納ボックスや収納ケースなどを活用することで、整理整頓がしやすくなります。
  • 定期的な断捨離: 定期的に不要な物を処分することで、部屋が散らかりにくくなります。
  • アプリの活用:タスク管理アプリや掃除記録アプリなどを活用し、習慣化を促しましょう。

専門家の視点:整理収納アドバイザーからのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から見ると、今回のケースでは、まず「捨てる」という行為をスムーズに行うことが重要です。 「本当に必要か?」「他に似たものはないか?」「この先使う機会はあるか?」といった基準を設け、迷ったら捨てるという判断を促すことが効果的です。また、収納スペースの確保も重要です。クローゼットや棚などの収納スペースが不足している場合は、収納用品を活用したり、収納方法を見直したりする必要があります。

事例:劇的に変わった部屋

私の経験では、あるクライアントの部屋が、ゴミで埋もれ、歩くのも困難な状態でした。しかし、上記のステップと、クライアントとの丁寧なコミュニケーション、そして継続的なサポートによって、見違えるほど綺麗で快適な空間へと変わりました。 重要なのは、焦らず、少しずつ進めていくことです。

まとめ

汚部屋の片付けは、大変な作業ですが、適切な手順と工夫によって、短時間で効果的に片付けることができます。今回のアドバイスを参考に、友達の部屋をスッキリさせ、快適な空間にしてあげましょう。 継続的な努力が大切なので、友達にも片付けの習慣を身につけるようサポートすることが重要です。

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