水草育成とCO2添加:60cm水槽でのボンベ消費量の謎と対策

水草用Co2高圧ボンベの利用について 初投稿になります。 今回初めてCo2添加に挑戦する為にスドーのCo2レギュレーターRG-S タイプBというものを購入してみました。 事前にある程度調べた上で添加をしてみたのですが、70g入りのボンベが 設置後5日程度で空になってしまったようです。 1ヶ月程度は持つと思っていたのですが、今原因を探しています。 ①一回の添加量が多すぎた(1秒2~3滴くらい?) ②1日の添加時間が長すぎた(だいたい朝~夕方まで) ③毎日添加 ④設置・取り付け不良? ①~③の状況下でボンベの減りが正常であれば、添加条件を改善したいと 思います。素人操作なので①~③が原因か④が原因なのかわかれば… ※おおまかな水槽セット状況は下記になります あと水槽条件等で添加量や時間が関わってくるとは思いますが、新しく セッティングした水槽でボンベを1ヶ月前後持たせる水槽にしたい場合 の参考を教えて頂きたいです。 ・水槽サイズは60cmです ・ネオンテトラ系が30匹程度います ・ラージパールグラスを植えていて、そこから適量を増やす予定 Co2添加が必要とあった水草を試験的に一束いれてあるのみです。 ・ボンベ条件を変えずにあとどのくらい魚を投入できるか ・ボンベ条件を変えずにあとどのくらい水草を投入できるか ・上記①~③の添加条件 ※魚や水草に種類指定は特にありません 面倒な内容だと思いますが宜しくお願いします

CO2ボンベの消費が早い原因を探る

70gのCO2ボンベが5日で空になるのは、確かに早すぎます。1ヶ月持たせるためには、添加量、時間、頻度を見直す必要があります。ご指摘の①~④の可能性を検証してみましょう。

①一回の添加量が多すぎる

1秒間に2~3滴は、60cm水槽、ネオンテトラ30匹、ラージパールグラス少量という状況では多すぎる可能性が高いです。CO2添加は、水草の光合成に必要な量を供給することが目的です。多すぎると、魚への悪影響(CO2中毒)や、水質悪化につながります。

改善策:添加量を減らし、1秒に1滴以下に調整してみましょう。様子を見ながら、徐々に増やしていくのが安全です。バブリングの様子を観察し、細かい泡が程よく出ている状態を目安にします。

②1日の添加時間が長すぎる

朝~夕方まで、長時間添加しているのも原因の一つです。光合成は、日中、光が当たる時間帯に活発に行われます。夜間は光合成が行われないため、CO2添加は不要です。

改善策:照明の点灯時間に合わせてCO2添加を行いましょう。照明が点灯している時間帯のみ添加し、消灯後は止めるように設定します。タイマーを使うと便利です。

③毎日添加

毎日添加していること自体は問題ありませんが、上記①②の問題と合わせて考えると、CO2の過剰供給になっている可能性があります。

改善策:添加量と時間を調整した上で、毎日添加を継続し、水草の成長や魚の状況を観察しながら、必要に応じて調整しましょう。

④設置・取り付け不良

レギュレーターやチューブの接続不良によって、CO2が漏れている可能性も考えられます。

改善策:

  • 接続部分に石鹸水を塗り、泡が出ていないか確認しましょう。
  • チューブに亀裂や穴がないか確認しましょう。
  • レギュレーターの圧力計を確認し、正常に圧力が表示されているか確認しましょう。
  • ボンベのバルブがしっかり閉まっているか確認しましょう。

もし、漏れている箇所が見つかった場合は、修理または交換が必要です。

ボンベを1ヶ月持たせるための具体的な対策

ボンベを1ヶ月持たせるためには、以下の点を考慮しましょう。

CO2添加量の調整

  • 水草の種類と量:水草の種類や量によって、必要なCO2量は大きく異なります。成長の早い水草が多いほど、CO2の消費量も増えます。ラージパールグラスは比較的CO2を消費する水草ですが、現状では少量なので、添加量は控えめでも良いでしょう。
  • 魚の量:魚が多いと、水中のCO2濃度が低下しやすくなります。ネオンテトラ30匹は60cm水槽ではやや多めなので、CO2の消費量に影響している可能性があります。
  • 照明の強度と時間:照明が強いほど、光合成が活発になり、CO2の消費量が増えます。照明時間を短くしたり、強度を弱めることで、CO2の消費量を抑制できます。
  • 水温:水温が高いと、CO2の溶解度が低下するため、消費量が増えます。水温を適切に管理することも重要です。
  • 水質:pHやKHなどの水質もCO2の消費量に影響します。定期的な水質検査を行い、適切な範囲に保つようにしましょう。

水槽環境の見直し

ボンベの消費量を抑えるには、水槽環境の見直しも重要です。

  • 魚の数:ネオンテトラ30匹は60cm水槽ではやや多めです。20匹程度に減らすことを検討してみましょう。
  • 水草の種類と量:現状ではラージパールグラスが少量です。種類を増やすか、量を増やすことでCO2の消費量が増えますが、いきなり増やすのではなく、徐々に増やしていくことが重要です。

専門家のアドバイス

水槽環境やCO2添加に関する疑問点があれば、アクアリストの専門家やショップに相談してみるのも良いでしょう。彼らは経験に基づいた的確なアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ

CO2ボンベの消費量を減らすためには、添加量、時間、頻度を調整し、水槽環境を見直すことが重要です。焦らず、少しずつ調整しながら、最適な状態を探っていきましょう。

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