水草の白化現象と水槽環境の改善:グリーンロタラの芽が真っ白になる原因と対策

水草の質問です。グリーンロタラの芽が真っ白です。ちょん切ったとこらから出る脇芽?です。ロタラインディカ、パールグラスはニョキニョキ生えてます。何故にグリーンロタラだけ…? 環境を詳しくとのことで下に書いときます。水槽 金魚のお部屋L 濾過器 エーハイム500 Co2 発酵式強制添加 電球 ヴォルテス1灯 その辺にあった9w 肥料 何か底に埋めるやつ&10%塩化カリウム水溶液1cc/day メネデール適当 水換え 週二回1/5位 生き物 ネオン2 フライングフォックス1 オトシン1 グッピー4 ミナミヌマエビ2 レッドチェリー12 ヤマトヌマエビ3 石巻貝1 草 グリーンロタラ ロタラインディカ パールグラス ヘアーグラス モス類 ピグミーチェーン どうでしょうか?補足塩化カリウム→炭酸カリウムでした( ノД`)… 確かにグリーンロタラは中心より脇に埋まってますがそれより外にロタラインディカが居るんです… それでもロタラインディカはニョキニョキ。反対の端のパールグラスもニョキニョキ。なぜー(´・ω・`)ですよ カリウム増やすにもコケたくないですし。

グリーンロタラの白化:原因を探る

グリーンロタラの芽が真っ白になる原因はいくつか考えられます。質問者様の状況から考えられる可能性を一つずつ検証し、具体的な解決策を提案していきます。 まず、重要なのは他の水草が正常に生育しているという点です。これは、水槽全体の環境が完全に悪いわけではないことを示唆しています。問題点はグリーンロタラに特化している可能性が高いです。

1. 光の不足

水槽のレイアウトから、グリーンロタラが他の水草に比べて光が遮られている可能性があります。ロタラインディカやパールグラスがニョキニョキと成長しているということは、それらの位置にある光の量は十分であることを示しています。グリーンロタラが水槽の中心より脇に植えられているとのことですので、ヴォルテス1灯では光量・光が届く範囲が不足している可能性があります。

  • 対策:光の当たる位置にグリーンロタラを移動するか、追加照明を検討しましょう。LEDライトなど、水槽のサイズに合わせた適切な光量・照射範囲の照明を選びましょう。光の強さを調整できるライトがおすすめです。

2. 栄養不足(特にカリウム)

炭酸カリウムの添加量についてですが、1cc/dayは少ないかもしれません。また、底床肥料だけでは十分な栄養が供給されていない可能性があります。特に、グリーンロタラはカリウムを比較的多く必要とする水草です。他の水草が順調に生育しているにも関わらず、グリーンロタラだけが白化していることから、特定の栄養素が不足している可能性が考えられます。

  • 対策:炭酸カリウムの添加量を増やすことを検討しましょう。ただし、急激な増加はコケの発生を招く可能性があるので、少しずつ増量し、様子を見ながら調整することが重要です。水草専用の液体肥料を併用することも効果的です。添加する肥料の種類や量は、水槽のサイズや水草の種類、飼育している生き物などを考慮して決定する必要があります。専門店でアドバイスを受けるのも良いでしょう。

3. CO2不足

発酵式CO2添加システムを使用とのことですが、CO2の供給量が不足している可能性があります。特に、水槽が大きくなればなるほど、CO2の拡散が難しくなり、水草への供給が不足する可能性があります。

  • 対策:CO2の濃度を測定する機器(CO2チェッカー)を使用して、CO2濃度を確認しましょう。不足している場合は、CO2添加システムの調整や、より強力なシステムへの変更を検討する必要があります。また、CO2拡散器の効率も確認しましょう。適切な位置に設置されているか、目詰まりがないかなどを確認してください。

4. 根腐れ

グリーンロタラが他の水草よりも中心より脇に植えられているとのことですが、根腐れを起こしている可能性も考えられます。根腐れは、根が酸素不足になったり、腐敗菌に感染したりすることで起こります。

  • 対策:グリーンロタラを植え替えて、根の状態を確認しましょう。腐っている根があれば取り除き、新しい底床に植え替えます。底床の通気性を良くするために、ソイルの種類や粒度にも注意しましょう。また、根腐れを防ぐために、水質の悪化を防ぐことが重要です。定期的な水換えをしっかり行いましょう。

5. 病気

まれに、水草が病気にかかることもあります。白化は病気の症状の一つである可能性もあります。

  • 対策:他の水草に異常がないか確認し、病気の可能性があれば、病気にかかった水草を取り除くなど適切な処置を行いましょう。専門家に相談するのも良いでしょう。

専門家の視点

水草の専門家によると、グリーンロタラの白化は、複数の要因が複合的に作用している可能性が高いとのことです。上記の点を一つずつ確認し、改善していくことが重要です。特に、光量、栄養、CO2のバランスが重要です。

実践的なアドバイス

* 記録をつける:毎日、水槽の状態(水温、CO2濃度、肥料添加量など)を記録しましょう。問題発生時の原因特定に役立ちます。
* 少しずつ調整:環境を変える際は、一気に変えるのではなく、少しずつ調整しましょう。急激な変化は水草に大きなストレスを与えます。
* 観察を続ける:水草の状態を注意深く観察し、変化があればすぐに対応しましょう。早めの対処が、深刻な事態を防ぐことに繋がります。
* 専門家への相談:どうしても原因がわからない場合は、水草の専門家やアクアショップの店員に相談しましょう。

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