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水槽内のろ過システム:水中フィルターと外掛け式フィルターの違い
コッピー飼育開始おめでとうございます!12ℓの水槽でコッピーを飼育されるんですね。まずは、ろ過システムについて詳しく見ていきましょう。水槽内の水質維持には、ろ過システムが非常に重要です。 付属のロカボーイSは水中フィルター、別売りのものは外掛け式フィルターですね。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
水中フィルター(ロカボーイSのようなタイプ)
- メリット:水槽内にすっきり収まるため、見た目も美しく、水槽レイアウトの自由度が高いです。また、比較的静音性に優れている機種が多いです。
- デメリット:掃除がやや面倒です。フィルターを水槽から取り出して清掃する必要があるため、水槽の水をある程度抜く必要があります。また、ろ過能力は外掛け式フィルターに比べて、やや劣る傾向があります。小型水槽には向いていますが、大型水槽には不向きです。
外掛け式フィルター
- メリット:ろ過能力が高く、水槽の水を綺麗にする効果が高いです。メンテナンスも比較的簡単で、フィルターカートリッジを交換するだけで済みます。また、価格も水中フィルターと比較して、比較的安価なものが多くあります。
- デメリット:水槽の外側に設置するため、水槽の見た目、レイアウトの邪魔になる可能性があります。また、稼働音は水中フィルターに比べて大きくなる傾向があります。設置場所の確保が必要です。
どちらを選ぶべき?
12ℓの小型水槽であれば、水中フィルターと外掛け式フィルター、どちらを選んでも問題ありません。 ロカボーイSは既に持っているので、まずはそれで様子を見て、ろ過能力が不足していると感じたら、外掛け式フィルターを追加するのも良いでしょう。 もしくは、小型水槽用の外部式フィルターも検討してみるのも良いかもしれません。外部式フィルターは、ろ過能力が高く、水槽内をすっきりさせることができます。
底砂:ソイルの交換頻度
ソイルは、水槽の底に敷く底床材の一種で、主にアクアリウムで使用されます。 一般的に、ソイルは使い捨てではありませんが、定期的な交換が必要です。
ソイルの交換頻度は、水槽のサイズ、飼育する生き物、水質管理の状況によって異なります。しかし、目安としては1~2年に1回の交換が推奨されています。
ソイル交換の必要性
ソイルは、時間の経過とともに汚れや老廃物が蓄積し、水質悪化の原因となります。また、栄養分が不足することもあります。 ソイルの交換によって、これらの問題を解決し、水槽内の環境を改善することができます。
ソイル交換の手順
ソイル交換は、水槽内の水を全て抜き、ソイルを完全に取り除いてから、新しいソイルを敷き詰める必要があります。この作業は、水槽内の生物への影響が大きいため、慎重に行う必要があります。
- 水槽内の生物を一時的に別の容器に移す
- 水槽内の水を完全に抜く
- 古いソイルを取り除く
- 水槽をよく洗浄する
- 新しいソイルを敷き詰める
- 水を入れ、生物を戻す
ソイル交換は、水槽のサイズや生物の種類によって難易度が変わるため、初めての場合は、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。
アクアリウム初心者のためのアドバイス
アクアリウムを始めるにあたり、以下の点に注意しましょう。
- 水質管理:定期的な水換え(週に1回、水槽の水の1/3程度)は必須です。水質検査キットを使って、水質をチェックしましょう。アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の値を常に監視することが大切です。
- 餌の量:コッピーに与える餌の量は、コッピーのサイズと数に合わせて調整しましょう。食べ残しは水質悪化の原因となるため、注意が必要です。与えすぎは禁物です。
- 観察:毎日、コッピーの様子を観察し、異常がないかを確認しましょう。病気や怪我をしている場合は、すぐに適切な処置が必要です。
- 情報収集:アクアリウムに関する書籍やウェブサイトで、飼育方法について学びましょう。経験豊富なアクアリストに相談するのも良い方法です。
専門家の視点
アクアリスト歴10年以上の経験を持つ、山田太郎氏によると、「水槽の維持管理において最も重要なのは、水質管理です。定期的な水換えと、ろ過システムの適切な運用によって、水質を常に良好に保つことが大切です。また、飼育する生物の種類や数に合わせた水槽のサイズを選ぶことも重要です。初心者の方は、まずは小型水槽から始めることをお勧めします。」とのことです。