水槽用クーラーの騒音対策：重低音に悩むあなたへ

クーラーのコンプレッサー出力と騒音についてお分かりの方いらっしゃいますか？今、ゼンスイZR-Miniを使っています。色々工夫し、風きり音や躯体のビビリ音はほとんどしません。しかし、隣の部屋においているのですが、「ブーン」「グォン、グォン」と言う重低音が結構響いてきます。調べたところコンプレッサーの音だと分かりましたが、この音の大きさはコンプレッサーの出力が大きくなると大きくなるのでしょうか？ゼンスイZR-miniとZR-75とZC-500はどれもコンプレッサー出力が７５Ｗですので、この重低音はどれを使っても同じ程度と考えてよいでしょうか？また、ＺＣ－２００ですと出力が６０Ｗとなっていますので、上の３機種よりも重低音は小さいと考えられますか？現在、９０センチスリム水槽にポンプ兼フィルターとしてエーハイム２２１７とＵＶ－４００殺菌灯をつなぎ、蛍光灯は３２Ｗ×２本ですので、ZR-Miniですと許容量ぎりぎりだと思います。そのため、ＺＲ－７５かＺＣ－５００を買おうと思っているのですが、値段が約２倍の開きがあります。ＺＣ－５００の方がＺＲ－７５より静かと言われています。でも風きり音や躯体のビビリ音・共鳴音がＺＲ－７５より静かだけど、コンプレッサーの音（重低音）がほぼ同じなら自分にとってＺＣ－５００を購入する意味がないように思えます。重低音だけが嫌と言うならば、クーラーの能力ギリギリを覚悟の上でＺＣ－２００にすべきかとも思っています。長くなってしまいましたが、風きり音や躯体のビビリ・共鳴音よりも重低音対策を重視した場合はどの機種が良いでしょうか？なお、現在使用中のZR-Miniの下には１００均で買った透明ゴムのような防振マット２枚とＥＶＡマット、ウレタンマットを敷いています。補足ご回答ありがとうございます。クーラーが接しているのは足の部分の防振材だけです。クーラーを覆うとは何で覆えばよいのでしょうか？ちょっとイメージがわかないのでお教えいただければ幸いです。

Contents

1 水槽用クーラーの騒音問題：コンプレッサー出力と重低音の関係
2 専門家の視点：騒音対策の具体的なステップ
- 2.1 騒音対策ステップ
3 まとめ：重低音対策は総合的なアプローチで

水槽用クーラーの騒音問題：コンプレッサー出力と重低音の関係

水槽用クーラーの騒音、特に重低音に悩まされている方は多いです。ゼンスイZR-Mini、ZR-75、ZC-500、ZC-200といった機種の比較検討をされているとのことですが、コンプレッサー出力と騒音レベルの関係について詳しく見ていきましょう。

コンプレッサー出力と騒音レベルの関係

まず、重要なのはコンプレッサー出力（W）と騒音レベル（dB）は必ずしも比例しないということです。出力は冷却能力を表し、騒音レベルは音の大きさです。同じ出力でも、機種によってモーターの設計や材質、内部構造の違いから騒音レベルは大きく変わります。そのため、75WのZR-mini、ZR-75、ZC-500が同じ重低音レベルとは限りません。

ゼンスイ各機種の比較と重低音対策

ゼンスイの各機種を比較検討する上で、重低音対策を重視するなら以下の点を考慮しましょう。

ZC-500の静音性：ZC-500はZR-75より高価ですが、「静か」と評価されているのは、風きり音や共鳴音の低減に成功している可能性が高いです。しかし、コンプレッサーの重低音は、機種間の差が小さい可能性があります。
ZC-200の出力と騒音：ZC-200は出力60Wと低いため、冷却能力は劣りますが、コンプレッサーの稼働時間が短くなる可能性があります。結果として、重低音の発生時間も短縮できるかもしれません。ただし、水槽の状況によっては冷却能力不足になるリスクがあります。
防振対策の重要性：現在、防振マットを使用されていますが、クーラーと床の間に隙間がないように、より厚みのある防振材を使用することをお勧めします。また、クーラー全体を覆う防音材の使用も効果的です。例えば、厚手のゴムシートや防音マットでクーラーを包み込むように設置してみましょう。これにより、振動の伝達を抑制し、重低音を軽減できます。

クーラー設置場所と周囲環境の影響

クーラーの設置場所や周囲の環境も騒音レベルに影響します。

設置場所：床や壁、家具などに直接設置すると、振動が伝わりやすくなります。可能であれば、床に直接置かず、防振ゴムなどを介して設置しましょう。また、壁から離れた場所に設置することで、壁への共鳴を防ぐことができます。
周囲環境：周囲に硬い素材が多いと、音が反射して騒音レベルが上がります。カーペットやカーテンなど、音を吸収する素材を周囲に配置することで、騒音レベルを下げることができます。

専門家の視点：騒音対策の具体的なステップ

騒音問題は、専門家（例えば、建築音響の専門家）に相談することで、より効果的な対策を立てることができます。専門家は、現場調査を行い、騒音源の特定、騒音レベルの測定、そして適切な対策方法を提案してくれます。

騒音対策ステップ

1. 騒音レベルの測定：スマートフォンアプリなどを使って、騒音レベルを測定してみましょう。数値化することで、対策の効果を客観的に評価できます。
2. 振動の伝達経路の特定：クーラーから床、壁、そして隣の部屋へと振動がどのように伝わっているのかを把握します。
3. 防振対策の強化：防振ゴム、防振マットなどを追加したり、より高性能な製品に交換したりすることで、振動の伝達を抑制します。
4. 防音対策の実施：クーラー全体を覆う防音材を使用したり、周囲に吸音材を配置したりすることで、音を吸収し、騒音を軽減します。
5. 専門家への相談：上記の方法で効果がない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

まとめ：重低音対策は総合的なアプローチで

水槽用クーラーの重低音対策は、コンプレッサー出力だけでなく、防振・防音対策、設置場所、周囲環境など、様々な要素が絡み合っています。 ZC-500は高価ですが静音性に優れ、ZC-200は冷却能力が低いものの重低音は小さくなる可能性があります。しかし、最も効果的なのは、適切な防振・防音対策を組み合わせることです。まずは、現在使用している防振マットを強化し、クーラー全体を覆う防音材を試してみることをお勧めします。それでも効果が不十分な場合は、専門家のアドバイスを受けることを検討しましょう。