水槽増設とブロアー導入に関するQ&A:ビーシュリンプ飼育向け

水槽の増設にともない、ブロアーの導入を検討しています。水槽は現在60センチ:4本、30センチ:3本、計7本です。管理上2箇所に分けていましたが、1部屋にまとめる予定です。さらに将来的には30センチを3本増設し、計10本にしようと思ってます。生体はビーシュリンプが中心で飼育しています。ブロアーはどの会社の製品も大体同じと聞きますが、ネットでゼンスイ製RLP-40なるものを見つけました。どなたか同じ物をお使いの方がいらっしゃいましたら、調子等をおうかがいしたいのです。また、お勧めの製品等をお聞かせください。フィルターはスポンジと底面を各水槽に1本、計2本、最低20本になります。よろしくお願いします。

水槽増設とブロアー導入に関する疑問にお答えします

ビーシュリンプ飼育における水槽増設とブロアー導入について、ご質問ありがとうございます。現在7本(60cm水槽4本、30cm水槽3本)の水槽を1部屋にまとめ、将来的には10本に増やす計画とのこと。ゼンスイ製RLP-40ブロアーの情報や、その他のおすすめ製品についてもご質問いただきました。フィルターについても、スポンジフィルターと底面フィルターを各水槽に1本ずつ設置する計画とのことですね。

まず、水槽の数を増やす計画は素晴らしいですね!ビーシュリンプの飼育は、水槽環境の維持が重要です。複数水槽をまとめて管理することで、効率的な水換えやメンテナンスが可能になります。しかし、水槽数が増えることで、酸素供給やろ過能力の確保が課題となります。そこでブロアーの導入は非常に有効な手段です。

ゼンスイ RLP-40ブロアーの使用感とおすすめ製品

ゼンスイ RLP-40ブロアーは、小型ながらパワフルなエアレーションが可能な製品として知られています。多くのユーザーから、安定したエア供給と静音性が高いと評価されています。ただし、水槽の数や大きさ、設置環境によって、十分なエアレーションが得られない場合もあります。10本もの水槽を管理するとなると、RLP-40だけではパワー不足を感じる可能性があります。

RLP-40ブロアーのメリット・デメリット

  • メリット:コンパクトで静音性が高い、価格が比較的安価
  • デメリット:出力はそれほど高くないため、水槽数が多い場合パワー不足になる可能性がある

おすすめブロアーの選び方と具体的な製品例

ブロアーを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 水槽の数と大きさ:水槽の合計容量を計算し、それに合わせたエア量を供給できるブロアーを選びましょう。多くの水槽を管理する場合は、複数台設置する必要があるかもしれません。
  • エアポンプの出力:L/min(リットル毎分)で表示されます。水槽の容量と、ビーシュリンプの飼育密度を考慮して、適切な出力のブロアーを選びましょう。ビーシュリンプは酸素要求量が少ないですが、水槽数が多いため、余裕を持った出力を選ぶことが重要です。
  • 静音性:複数水槽を室内に設置する場合は、静音性が重要です。製品レビューなどで静音性を確認しましょう。
  • 耐久性:長期間使用できる耐久性のある製品を選びましょう。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
  • メンテナンス性:定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスが容易な製品を選びましょう。

具体的な製品例:

RLP-40がパワー不足の場合、複数台設置するか、より強力なブロアーを検討しましょう。例えば、テトラ エアポンプ APS-300や、コトブキ プロフィット パワーフィルター など、水槽数や容量に合わせた製品を選ぶことが重要です。

フィルターの選定とメンテナンス

フィルターは、水槽環境を維持するために非常に重要です。スポンジフィルターと底面フィルターを各水槽に1本ずつ設置する計画とのことですが、これはビーシュリンプ飼育には適切な選択です。

フィルターのメンテナンス

フィルターの目詰まりは、水質悪化の原因となります。定期的な清掃が不可欠です。

  • スポンジフィルター:週に1回程度、水槽の水で軽くすすぎ洗いを行いましょう。洗剤の使用は避け、水道水を使用する場合は、カルキ抜き剤を使用してください。
  • 底面フィルター:底砂の掃除と併せて、月に1回程度、底面フィルターを清掃しましょう。底砂を吸い上げる際に、底面フィルターの吸込口にゴミが詰まっていると、ろ過能力が低下しますので、注意が必要です。

フィルターの増設

10本もの水槽を管理するとなると、フィルターのメンテナンスも大変です。余裕を持ったフィルター数を確保し、定期的なメンテナンスを徹底しましょう。

まとめ:計画的な準備で快適なビーシュリンプ飼育を

水槽の増設は、ビーシュリンプ飼育の楽しみを広げる素晴らしい計画です。しかし、水槽数が増えることで、管理の手間も増えます。ブロアーやフィルターの選定、そして定期的なメンテナンスを計画的に行うことで、快適なビーシュリンプ飼育を実現できます。

今回ご紹介した情報が、皆様のビーシュリンプ飼育の一助となれば幸いです。

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