水槽内でのエビ大量死の原因と対策:落ち着いたブラウンインテリアとの調和

いつもお世話になっております。以前もいくつかご質問させていただきましたが、60cm水槽にプラティ30~40匹、ネオンテトラ5匹、オトシンクルス1匹、石巻貝3匹を入れております。コケが増えてきたので、ヤマトヌマエビ15匹とオトシンクルス5匹を追加投入しました。ですが、今朝(13日)、エビ14匹が死んでしまいました。1匹もほぼ動かなかったのですが、14時ごろからまた動き始めました。投入したのは11日の夜です。以前もレッドチェリーシュリンプが、1週間ほどで10匹全滅してしまい、全て朝起きたときに死んでしまっておりました。pHは6.5程度、亜硝酸等も問題ありません。原因は何が考えられますでしょうか?私としましては、・夜間の酸素不足・水合わせ・そもそも魚が多すぎるのどれかではないかと考えています。今朝は、他の魚も上の方に集まっており、オトシンクルスも底→水面に素早く行く行動が多くみられました。空気中の酸素を吸っているのではないかと思います。水合わせに関しては、到着後、①水温を合わせる②バケツにあける③バケツに入っているのと同じ量の水を、水槽から入れる(プロホース使用)④15分後、バケツの水を半分捨て、水槽から同量の水を追加⑤これを4回繰り返し、水槽へという方法で行いました。ご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。補足お二方、素早いご回答感謝致します。点滴法、理解いたしました。ご参考までに、点滴法を行う際、どの程度のペースと言えばいいのでしょうか、点滴量をお教えいただけますでしょうか。1時間程度行い、何リットルぐらいの量がバケツに入るようなイメージでしょうか?

水槽内でのエビ大量死:原因究明と対策

60cm水槽にプラティ30~40匹、ネオンテトラ5匹、オトシンクルス6匹、石巻貝3匹、そして新たにヤマトヌマエビ15匹という混泳環境は、エビにとってストレスの多い状態になっている可能性が高いです。特に、夜間に大量死していることから、いくつかの要因が考えられます。質問者様ご自身もご指摘の通り、夜間の酸素不足、水合わせの方法、そして何より魚の過剰飼育が大きな原因として挙げられます。

1. 夜間の酸素不足

魚類、特にプラティは、夜間でも酸素を消費し続けます。水槽内の魚の数が多いと、夜間の酸素消費量は非常に大きくなり、エビなどの酸素要求量の低い生き物にとって致命的となる可能性があります。水槽内の酸素量を測定する機器を用いて、夜間の酸素濃度を確認することをお勧めします。もし酸素不足が確認された場合は、エアレーションの強化、もしくは酸素供給装置の導入を検討しましょう。

2. 水合わせの改善

ご記載の水合わせ方法は、比較的丁寧な方法ですが、エビのようなデリケートな生き物に対しては、点滴法がより安全です。点滴法は、水槽の水を少しずつバケツに滴下することで、急激な水質変化を防ぎます。1時間かけて、バケツに水槽の水を1リットル程度入れることを目安にすると良いでしょう。点滴法を行う際は、エアレーションを行い、バケツ内の水に酸素を供給することも重要です。

3. 魚の過剰飼育

これは最も重要な点です。60cm水槽にプラティ30~40匹は、明らかに過剰飼育です。プラティは活発に動き回り、多くの酸素を消費します。他の魚も加わると、水槽内の環境は悪化し、アンモニアや亜硝酸塩などの有害物質が蓄積されやすくなります。エビはこれらの物質に非常に弱いため、大量死につながります。

まずはプラティの数を大幅に減らすことを強くお勧めします。理想的な飼育数は、水槽のサイズや魚の大きさ、種類によって異なりますが、プラティの場合、60cm水槽で10匹程度が適切な範囲でしょう。専門書や飼育サイトなどを参考に、適切な飼育密度を調べ、減らす計画を立てましょう。

4. その他考えられる原因

* 病気:エビが病気にかかっている可能性もあります。他のエビや魚に異常がないか観察し、必要であれば専門家に相談しましょう。
* 水質悪化:pHが6.5程度でも、他の水質パラメーター(アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩など)に問題がある可能性があります。定期的な水質検査を行い、必要に応じて水換えを行いましょう。
* 急激な水温変化:水温の急激な変化もエビの死因となります。水槽の水温を安定させるために、ヒーターを使用し、水温を常に一定に保つようにしましょう。

ブラウンインテリアとの調和:落ち着いた空間づくり

エビの大量死を防ぐためには、水槽環境の改善が不可欠です。水槽を置く場所や周辺のインテリアも、水槽の環境に影響を与える可能性があります。例えば、直射日光が当たる場所や、温度変化の激しい場所に水槽を置くと、水温が不安定になり、エビにストレスを与えてしまいます。

ブラウン系のインテリアは、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適です。水槽を置く際には、直射日光の当たらない場所を選び、周囲の温度変化が少ない場所に設置しましょう。また、水槽の周囲にブラウン系の家具や小物などを配置することで、水槽とインテリアが自然に調和した、落ち着いた空間を作ることができます。

例えば、ブラウンのウッド調のキャビネットに水槽を置き、周囲にブラウン系の観葉植物を配置するなど、統一感のある空間を演出することで、よりリラックスできる環境を作ることができます。

まとめ:エビの飼育とインテリアの両立

エビの大量死を防ぐためには、適切な飼育環境の維持が最も重要です。過剰飼育を避け、水質管理を徹底し、適切な水合わせを行うことで、エビたちが健康に暮らせる環境を作ることができます。

さらに、水槽を置く場所や周辺のインテリアにも配慮することで、水槽とインテリアが調和した、美しく、そして生き物にとって快適な空間を創り上げることができます。ブラウンの落ち着いた色調は、水槽の緑やエビの赤など、様々な色と調和しやすく、リラックスできる空間づくりに貢献します。

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