水槽の濾過器の音問題と初心者向け静音フィルター選び

何回かこちらで質問させていただいてるのですが、また質問させていただきます。初心者です。4日前に水槽を立ち上げたのですが、ニュースペースパワーフィットの音が次第に大きくなってきて困ってます。水作のお客様相談室に電話してみたんですけど、使い方は間違ってなく、がりがり、とか異常音がなければ問題ないと言われました。ブーという音です。設置してる部屋の、隣の戸をあけてひとつながりの部屋にいるのですが、音が聞こえてきます。これは普通ですか?もう少し静かな濾過器はないでしょうか。外掛けはどうなんでしょうか?外部は難しそうで、使いこなせそうにありません。初心者にはどの濾過器を使うといいとかありませんでしょうか?補足 回答ありがとうございます。水位も下がってませんし、水槽にちゃんと固定できてますし…。全て見たんですけど、問題ありません。ネットで調べたら、パワーフィットは全くの無音、ていう方もいたんですけど本当ですか?

水槽用フィルターの音問題:静音化への道

水槽を立ち上げて間もないのに、フィルターの音が気になる…それは初心者の方にとってよくある悩みです。特に「ニュースペースパワーフィット」は、使用状況によっては音が大きくなることがあるようです。水作のお客様相談室では異常音がなければ問題ないと回答されたとのことですが、隣室まで音が聞こえる状況では、快適なアクアリウムライフを妨げる可能性があります。そこで、この記事では、フィルターの騒音問題への対処法と、初心者の方にも扱いやすい静音フィルターの選び方について解説します。

パワーフィットの音問題:原因と対策

まず、パワーフィットの音の原因を考えましょう。「ブー」という音は、モーターの振動や、内部の羽根車の回転音などが原因と考えられます。完全に無音というのは稀で、個体差や設置状況によっても音の大きさは変化します。

  • 設置場所の確認:水槽台や床が共振して音を大きくしている可能性があります。水槽台にゴムマットなどを敷いて振動を吸収してみましょう。また、水槽の設置場所自体を見直すことも有効です。壁から離したり、床の材質が硬い場合は、下に何かを敷くことで改善が見られるかもしれません。
  • 水量とフィルターのサイズ:水槽の水量に対してフィルターの能力が不足している場合、モーターが過剰に稼働し、音が大きくなる可能性があります。水槽のサイズに合った適切なフィルターを選んでいるか確認しましょう。
  • フィルターの清掃:フィルター内部に汚れが詰まっていると、モーターに負担がかかり、音が大きくなることがあります。定期的にフィルターを清掃し、清潔な状態を保つことが重要です。水作の取扱説明書をよく読んで、適切な清掃方法を行いましょう。
  • モーターの故障:まれに、モーター自体に故障が発生し、異音が発生することがあります。もし、清掃や設置場所の変更でも改善が見られない場合は、メーカーに問い合わせて修理や交換を検討しましょう。

静音フィルターの種類と選び方

パワーフィットのような内部式フィルター以外にも、様々な種類のフィルターがあります。初心者の方でも扱いやすく、静音性に優れたフィルターをいくつかご紹介します。

外掛け式フィルター

外掛け式フィルターは、水槽の外側に設置するフィルターです。水槽内に設置するスペースを取らないため、小型水槽に向いています。また、比較的安価で入手しやすいのもメリットです。ただし、水槽の縁にしっかりと固定する必要があるため、設置には注意が必要です。音は内部式フィルターと比較して大きめですが、設置場所を工夫することで軽減できます。

底面式フィルター

底面式フィルターは、水槽の底面に敷き詰めるタイプのフィルターです。水槽内の景観を邪魔せず、静音性も高いのが特徴です。ただし、清掃がやや面倒なため、定期的なメンテナンスが必要です。初心者の方には、清掃方法をしっかり理解してから導入することをお勧めします。

外部式フィルター

外部式フィルターは、水槽の外側に設置する大型のフィルターです。ろ過能力が高く、静音性も高いものが多く、大型水槽に向いています。ただし、設置がやや複雑で、初期費用も高めです。初心者の方には、少しハードルが高いかもしれません。しかし、一度設置してしまえば、メンテナンスの手間も比較的少なく、長期的に見るとメリットが大きいです。

専門家の視点:静音性とろ過能力のバランス

アクアリウム専門家によると、フィルターを選ぶ際には、静音性だけでなく、ろ過能力も考慮することが重要です。ろ過能力が低いと、水槽の水質が悪化し、魚に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、水槽のサイズや飼育する魚の量に合わせて、適切なろ過能力を持つフィルターを選ぶことが大切です。静音性とろ過能力のバランスを考慮し、自分の水槽に最適なフィルターを選びましょう。

具体的な静音化対策とおすすめフィルター

具体的な静音化対策として、以下の3点を紹介します。

  • 防振マットの使用:フィルターと水槽台、水槽台と床の間に防振マットを挟むことで、振動を吸収し、音を軽減できます。ホームセンターなどで手軽に購入できます。
  • 吸音材の使用:フィルターの周囲に吸音材を配置することで、音を吸収し、騒音を軽減できます。ウレタンスポンジやフェルトなどが効果的です。ただし、通気性を確保する必要があります。
  • 水槽の配置換え:水槽を壁から離したり、音が響きにくい場所に移動させたりすることで、音の伝播を抑制できます。

静音性に優れたフィルターとしては、エーハイムの外部式フィルターや、テトラの静音フィルターなどが挙げられます。これらのフィルターは、高性能なモーターと独自の構造により、静音性を高めています。価格はやや高めですが、快適なアクアリウムライフを送るためには、投資する価値があります。

まとめ

水槽のフィルターの騒音問題は、快適なアクアリウムライフを阻害する大きな要因となります。この記事で紹介した対策や、自分に合ったフィルター選びを参考に、静かな水槽環境を実現しましょう。 フィルター選びは、水槽のサイズ、飼育する生物、予算などを考慮して、最適なものを選ぶことが重要です。 わからないことがあれば、アクアリウムショップの店員さんなどに相談してみるのも良いでしょう。

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