水槽の水が減った!原因と対策|熱帯魚飼育の疑問を解決

部屋に設置している水槽の水が急激に減りました。 まるで神隠しにあった感じです。気持ち悪いので助けてください。 マンションの自室に42×25×21センチ水槽で熱帯魚を飼育していますが、約4時間ぐらい外出して戻ってみると、水槽内の水が1/5ぐらい減っていました。水漏れかと慌てて水槽周りを見ましたが、床は少し濡れていたものの雑巾で拭き取れるぐらいでした。 濾過器はエーハイムアクアコンパクトを使用しており、シャワーパイプから水槽外に若干水が飛び出していましたが、先に書いたとおり床が少し濡れる程度でした。 今までこのような経験は無く、とても気持ち悪いです。 このような経験をお持ちの方はいらっしゃいますか? 原因が分からなければ、対処しようもないのでアドバイスおねがいします。 ちなみに設置状況の画像です。補足>ulavpottnimgnortsstelbat様 早速のご回答、ありがとうございます。 外部フィルターも疑ったのですが、全然水が漏れていないんです。 画像ではわかりにくいかもしれませんが、カゴに外部フィルターを入れ置いていますが、本体・カゴとも濡れていません。 他の原因はありますか?

水槽の水が減る原因:意外な可能性を探る

水槽の水が減る原因は、水漏れ以外にも様々な可能性があります。 ご質問にあるように、床が少し濡れている程度であれば、大規模な水漏れではない可能性が高いです。 まずは、落ち着いて原因を一つずつ確認していきましょう。

1. 蒸発:意外と多い水の減少原因

水槽の水が減る最も一般的な原因は蒸発です。特に、室温が高かったり、水槽の設置場所が日当たりの良い場所だったり、水槽の蓋がしっかり閉まっていない場合などは、蒸発量が増加します。42×25×21cmの水槽は、水量にして約22リットルです。4時間で1/5(約4.4リットル)の水が減ったとのことですが、環境によっては蒸発だけでこの程度の減少も起こり得ます。

対策:

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  • 水槽に蓋をする:水槽にしっかりと蓋をすることで、蒸発量を大幅に減らすことができます。蓋がない場合は、自作したり、市販の蓋を購入することを検討しましょう。
  • 水槽の場所を変える:直射日光が当たる場所や、暖房器具の近くは避けて、風通しが良く、温度変化の少ない場所に水槽を設置しましょう。水槽台を使用し、床からの冷気を遮断するのも効果的です。
  • 湿度を上げる:加湿器を使用したり、水槽の近くに観葉植物を置くことで、室内の湿度を高め、蒸発を抑制できます。ただし、湿度が高すぎるとカビが生える可能性があるので、バランスが重要です。
  • 定期的な水位チェック:毎日、または数日に一度、水位を確認する習慣をつけましょう。早期に水位の変化に気づけば、原因究明や対策が容易になります。

2. シャワーパイプからの飛散:意外な盲点

ご質問にもあるように、エーハイムアクアコンパクトのシャワーパイプから水が飛び散っている可能性があります。少量ずつでも、長時間であればかなりの量の水が失われます。

対策:

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  • シャワーパイプの位置調整:シャワーパイプの位置や角度を調整し、水槽の外に水が飛び散らないように工夫しましょう。必要に応じて、シャワーパイプの先端に拡散板を取り付けるのも有効です。
  • シャワーパイプの種類変更:より水流の穏やかなシャワーパイプに交換することで、飛散を抑制できます。
  • 外部フィルターの点検:フィルターの詰まりや、内部の故障によって水流が強くなっている可能性もあります。定期的にフィルターを掃除し、必要に応じて交換しましょう。

3. 生き物の活動:意外な水の減少

熱帯魚やその他の生き物の活動によっても、少量の水が失われることがあります。例えば、ジャンプして水槽から飛び出す魚がいる場合や、水草が水を吸収する場合などです。

対策:

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  • 水槽の蓋をしっかり閉める:ジャンプする魚がいる場合は、水槽に蓋をして、脱走を防ぎましょう。
  • 水草の管理:水草の成長状況を確認し、必要に応じてトリミングを行いましょう。過剰な水草は、水の吸収量を増やす可能性があります。

4. その他の可能性:目に見えない小さな穴

水槽本体や接続部分に、目に見えない小さな穴や亀裂がある可能性も考えられます。特に、長年使用している水槽の場合は、経年劣化による損傷に注意が必要です。

対策:

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  • 水槽の点検:水槽全体を注意深く観察し、ひび割れや小さな穴がないか確認しましょう。もし発見したら、水槽を交換することを検討しましょう。
  • 接続部分の確認:ホースやパイプの接続部分に漏れがないか、しっかりと確認しましょう。必要に応じて、シール剤などを活用して、接続部分を強化しましょう。

専門家のアドバイス:信頼できる情報源を活用

水槽の水が減る原因を特定できない場合は、熱帯魚専門のショップや獣医に相談することをお勧めします。専門家は、状況を詳しく聞き取り、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。写真や動画を撮影して相談することで、より的確な判断が得られる可能性があります。

まとめ:落ち着いて原因を究明し、適切な対策を

水槽の水が減ったことで不安な気持ちになるのは当然です。しかし、落ち着いて一つずつ原因を検証し、適切な対策を講じることで、問題を解決できる可能性が高いです。 上記の対策を参考に、熱帯魚たちが快適に過ごせる環境を維持しましょう。

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