水槽のカビ対策と水質改善:グッピーとミナミヌマエビの健康を守るために

外掛けフィルターのろ過マットにカビが生えて困っています。ここ雨の多い時期からなんですが白いカビが生えて困っています…カビが水槽内にまで漂うようになったのでこわくなってろ過マットを取り替えてリング濾過剤などを軽く水洗い(カルキ抜きした水)したのですがまた1週間もしたら生えて来ました。水槽内もそんなに匂いはしなかったのですが最近カビ臭に悩んでいます。多少は覚悟していましたが(活性炭は使ってないので)やはりカビが生えているのと関係しているのかな?ときになります。グッピーは元気なんですがミナミヌマエビは少し水換えが遅れると黄色っぽくなったり赤っぽくなったりで☆になるんじゃないかとヒヤヒヤしております。水換えは週に一回。エビの様子がおかしいと三日に一回。立ち上げて8ヶ月くらいの水槽です。12リットルで仕切りをしオスメス別けて飼育しています。両部屋に45リットルようテトラ社のMサイズの外掛けフィルター。フィルターは改造してわたみたいな濾過剤とリング濾過剤のみです。水槽内は各部屋グッピー6〜7匹づつミナミヌマエビ2匹づつオトシンクルス一匹づつ両部屋にアマゾンソード、ウィーローモス、アナカリス(オスの部屋は先日アナカリスが枯れかけていたので撤去しました。)白ジャリです。今回エビが赤くなってやばいなーと思ったのはオスの部屋の方だけでした。同じ水槽ですがメス部屋に移したところ色が戻りました。水質悪化はカビと関係あるのでしょうか?カビはまたろ過材取り替えるリスクをおってまで撤去した方がよいのでしょうか?また、再発しないよい打開策はないでしょうか?エビもまた戻していいか迷っています。質問ばかりで申し訳ないのですがどうか知恵をお貸し下さいm(_ _)mどうしたらよいのかわからなくて対策に入る前に足踏みしています。どうぞよろしくお願いいたします補足因みにカビは両フィルターに同じところに生えています。

水槽内のカビ発生:原因と対策

水槽内のカビ発生は、水質悪化のサインである可能性が高いです。特に、雨季など湿度の高い時期はカビの繁殖が促進されます。ご質問にあるように、白いカビがフィルターに発生し、水槽内に漂い、カビ臭がする状況は、水質の悪化を示唆しています。ミナミヌマエビの体調不良も、この水質悪化と関連していると考えられます。

カビ発生の原因

* ろ過能力の低下:8ヶ月経過した水槽では、ろ過材の目詰まりやバクテリアバランスの崩れにより、ろ過能力が低下している可能性があります。これにより、有機物が分解しきれず、カビの発生につながります。
* 水質悪化:アンモニアや亜硝酸塩などの有害物質の蓄積は、カビの繁殖を助長します。水換え頻度が週1回では、12リットルの水槽ではやや不足している可能性があります。
* 湿度:雨季など、湿度が高い環境はカビの繁殖に適しています。水槽の周囲の換気を改善する必要があります。
* ろ過材の種類とメンテナンス:綿状のろ過材は目詰まりしやすく、カビの繁殖しやすい環境となります。リングろ過材は比較的清掃しやすいですが、水洗いだけでは不十分な場合があります。

カビ対策と水質改善

1. ろ過材の交換:カビが生えたろ過マットは、新しいものと交換しましょう。綿状のろ過材は、定期的に交換するか、より目詰まりしにくいセラミックリングなどのろ過材に切り替えることをお勧めします。
2. 徹底的な洗浄:フィルターケースやリングろ過材は、熱湯消毒(煮沸消毒)を行うのが効果的です。熱湯消毒ができない場合は、市販の殺菌剤を使用しましょう。ただし、水槽に戻す前に十分にすすいで、残留成分が水槽に影響しないように注意してください。
3. 水換え頻度の増加:水換え頻度を週2回に増やし、1回につき水槽容量の30~50%を交換しましょう。底砂の掃除も併せて行うとより効果的です。
4. バクテリアの培養:水槽内のバクテリアバランスを回復させるために、市販のバクテリア剤を使用するのも有効です。
5. 換気:水槽周辺の換気を良くし、湿度を下げましょう。
6. 活性炭の使用:活性炭は、水中の臭いを吸着する効果があります。カビ臭が気になる場合は、活性炭を使用してみましょう。ただし、活性炭はバクテリアにも影響を与えるため、長期間使用するのは避け、必要に応じて交換しましょう。

ミナミヌマエビの体調不良

ミナミヌマエビの黄色や赤くなる症状は、水質悪化によるストレスが原因と考えられます。特に、オスの部屋での症状が顕著だったことから、その部屋の水質が悪化していた可能性が高いです。メス部屋に移して症状が改善したことは、この仮説を裏付けています。

ミナミヌマエビの飼育環境改善

* 水質チェック:水質検査キットを使用して、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の濃度を測定しましょう。これにより、水質悪化の原因を特定することができます。
* 隠れ家の設置:ミナミヌマエビは、隠れ家となる場所を好みます。流木や石などを追加して、隠れ家を増やすことで、ストレスを軽減できます。
* 水質安定剤:水質安定剤を使用することで、水質の急激な変化を防ぎ、エビへのストレスを軽減できます。

専門家の視点

アクアリストの経験豊富な専門家によると、水槽内のカビは、ろ過システムの不備や水質管理の不足が原因となることが多いです。定期的なメンテナンスと適切な水質管理が、カビの発生を防ぎ、魚やエビの健康を維持するために不可欠です。

まとめ:実践的なアドバイス

カビの再発を防ぎ、水質を改善するためには、以下の点を徹底しましょう。

  • ろ過材の定期的な交換:綿状のろ過材は特に、こまめな交換が必要です。
  • 徹底的な洗浄:フィルターケースやろ過材は、熱湯消毒または殺菌剤を使用し、完全に洗浄しましょう。
  • 水換え頻度の増加:週2回、水槽容量の30~50%を交換しましょう。
  • バクテリア剤の使用:水槽内のバクテリアバランスを回復させましょう。
  • 換気の改善:水槽周辺の湿度を下げるため、換気を良くしましょう。
  • 活性炭の使用:カビ臭の軽減に効果的ですが、長期使用は避けましょう。
  • 水質検査:定期的に水質検査を行い、水質の変化を把握しましょう。
  • 隠れ家の設置:ミナミヌマエビのストレス軽減に役立ちます。

これらの対策を講じることで、水槽内のカビ問題を解決し、グッピーとミナミヌマエビの健康的な飼育環境を維持できるはずです。

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