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フナ飼育と小型水槽のろ過:最適なろ過器選び
35×30×18cmの水槽にフナ2匹を飼育されているとのこと、早速ですが、ろ過器は必須です! フナは比較的丈夫な魚ですが、水槽内の水質悪化は病気や死亡に直結します。ろ過器は、水槽内の汚れ(糞や食べ残しなど)を分解し、水質を安定させる重要な役割を果たします。 特に、飼育開始直後はバクテリアの定着が進んでいないため、ろ過器による水質管理が非常に重要になります。
テトラAT-20が取り付けできないとのこと、残念でしたね。カバーを削ることは、水槽の強度を著しく低下させる可能性があり、おすすめできません。水槽が破損し、水漏れ事故につながるリスクも考慮しなければなりません。
小型水槽に適したろ過器の選び方
では、あなたの条件に合うろ過器を探していきましょう。ポイントは下記の3点です。
- 水槽サイズに合ったろ過能力:35×30×18cmの水槽は、容量が約19Lと小型です。ろ過能力が過剰な製品は価格が高くなるため、水槽のサイズに合わせた適切なろ過能力のものを選びましょう。
- 静音性:寝室に設置されるため、静音性は重要です。製品レビューなどでモーター音の大きさを確認しましょう。多くの製品で、動作音の大きさがdB(デシベル)で表記されています。30dB以下であれば、比較的静かと言えます。
- 設置方法:外掛け式が希望とのことですが、カバーの厚みから、別の設置方法も検討する必要があります。底面式や上部式ろ過器も選択肢に入れてみましょう。
おすすめろ過器と設置方法の提案
あなたの状況を考慮すると、以下の2つの選択肢が考えられます。
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1. 小型底面式フィルター
底面式フィルターは水槽の底面に設置するタイプで、水槽カバーの有無に影響されません。静音性も比較的高い製品が多いです。ただし、掃除が少し面倒な点がデメリットです。
メリット:静音性が高い、カバーの有無に影響されない、水槽全体の水を循環させるため水質管理に効果的。
デメリット:掃除がやや面倒、水槽の底面全体を占有するためレイアウトに制限がある場合がある。
2. 小型上部式フィルター
上部式フィルターは水槽の上部に設置するタイプで、こちらもカバーの有無に影響されません。ろ過能力が高く、メンテナンスも比較的容易です。ただし、水槽の上部に設置するため、水槽のレイアウトに影響を与える可能性があります。また、機種によってはモーター音が気になる場合もあります。
メリット:ろ過能力が高い、メンテナンスが容易、水槽全体の水を循環させるため水質管理に効果的。
デメリット:水槽の上部に設置するためレイアウトに影響する可能性がある、機種によってはモーター音が気になる場合がある。
静音性に関する専門家の視点
水槽用フィルターの静音性について、専門家(アクアリスト)の意見を参考にしましょう。彼らは、モーター音の低減だけでなく、水の流れる音も静音性に影響すると指摘しています。そのため、フィルターの選定だけでなく、フィルターの設置場所や、水槽内のレイアウトも静音性に影響を与えます。例えば、フィルターを水槽の後ろ側に配置したり、フィルターの吸水口と排水口の位置を調整することで、水の流れる音を軽減できます。
具体的な購入ステップ
1. 近くのペットショップへ行く:今日中に購入したいとのことなので、まずは近くのペットショップに足を運びましょう。店員さんに水槽のサイズとフナの飼育状況を伝え、相談してみましょう。
2. 製品の比較検討:複数の製品を比較検討し、価格、静音性、ろ過能力などを考慮して最適な製品を選びましょう。製品パッケージやウェブサイトに記載されているスペックだけでなく、店員さんや他の購入者のレビューも参考にすると良いでしょう。
3. 設置方法の確認:購入した製品の設置方法をしっかり確認しましょう。説明書をよく読み、わからないことがあれば店員さんに質問しましょう。
4. フィルターの立ち上げ:フィルターを水槽に設置したら、バクテリアの繁殖を促すために、水槽の水を回し続けましょう。この期間は、水質の変化に注意深く観察することが大切です。
まとめ
フナ2匹の飼育には、ろ過器は必須です。カバーの制約があるため、底面式フィルターや上部式フィルターを検討しましょう。静音性を重視するなら、製品レビューなどを参考に、30dB以下の静音性の高い製品を選びましょう。今日中に購入したいとのことですので、近くのペットショップで店員さんと相談しながら、最適なろ過器を選んでください。