Contents
1. シュリンプ飼育に必要な用具と餌
既に45cm水槽、外掛けフィルター、ヒーター、ソイル、エアレーション、流木と準備万端ですね!素晴らしいです。 ヤマトヌマエビやミナミヌマエビの飼育経験があるとのことですので、シュリンプ飼育の基本は理解されていると思います。
しかし、快適な環境と繁殖を成功させるためには、いくつか追加で用意しておくと良いアイテムがあります。
必須ではないが必要なアイテム
- 底面フィルター:ソイルの下に敷くエアレーションを使うL字型の濾過器とのことですが、底面フィルターを追加することで、より水質を安定させ、シュリンプの隠れ家にもなります。特に繁殖を目的とするなら、稚エビの隠れ家として非常に有効です。
- 網付きバケツ:水換えやシュリンプの捕獲に必須です。小さなシュリンプを傷つけずに作業できます。
- スポイト:水槽内の掃除や、ピンポイントで餌を与えたい時に便利です。
- 水質検査キット:水質を定期的にチェックすることで、問題発生の早期発見につながります。特に、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の値を監視することが重要です。
- 隠れ家:流木以外にも、シェルターや石などを追加することで、シュリンプの隠れ場所を増やし、ストレスを軽減できます。特に稚エビは隠れ場所が不足すると生存率が低下します。
餌について
シュリンプの餌は、様々な種類があります。
- シュリンプ専用フード:栄養バランスが考えられており、健康な飼育に最適です。様々なメーカーから様々なタイプが販売されているので、シュリンプの種類や好みに合わせて選んであげましょう。
- 乾燥エビ:手軽で安価な餌ですが、与えすぎると水質悪化の原因となるので注意が必要です。
- 野菜:レタス、ほうれん草などの葉野菜を少量与えることができます。ただし、食べ残しはすぐに取り除きましょう。
- 冷凍赤虫:高タンパク質でシュリンプの成長を促進しますが、与えすぎると水質悪化の原因となるため、少量をこまめに与えるようにしましょう。
ポイント:色々な餌をローテーションして与えることで、栄養バランスの良い食事を提供できます。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
2. シュリンプの繁殖
シュリンプの繁殖は、飼育の醍醐味の一つです。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、成功率を高めることができます。
混泳について
- 他種との混泳:レッドチェリーシュリンプ、ブラックシャドーシュリンプ、レッドビーシュリンプなど、種類によって繁殖の難易度や相性は異なります。一般的に、同じ種類同士で繁殖させる方が容易です。異なる種類を混泳させると、繁殖が阻害される可能性があります。特に、レッドビーシュリンプは繊細なため、混泳には注意が必要です。
- コリドラスピグミーとの混泳:コリドラスピグミーは、小型で温和な魚ですが、シュリンプの稚エビを食べてしまう可能性があります。そのため、繁殖を目的とする場合は、混泳は避けた方が無難です。壁の掃除は、定期的な水換えと、底面フィルターの清掃で十分対応できます。
繁殖のコツ
- 水質の安定:安定した水質は、シュリンプの繁殖に不可欠です。定期的な水換えと、フィルターの清掃をこまめに行いましょう。
- 隠れ家の確保:稚エビは、隠れ家がないと捕食されてしまう可能性が高いため、十分な隠れ家を用意しましょう。ウィローモスや、小さな石、流木などをたくさん入れてあげましょう。
- 餌の管理:栄養価の高い餌を与え、食べ残しはすぐに除去しましょう。水質悪化を防ぐためにも、餌の量は調整することが大切です。
- 温度管理:シュリンプの種類によって適温は異なりますが、一般的には20~25℃程度が適温です。ヒーターを使って温度を安定させましょう。
- 適度な密度:水槽内のシュリンプの密度が高すぎると、繁殖が阻害される可能性があります。水槽の大きさに対して、適切な数のシュリンプを飼育しましょう。
専門家の視点
経験豊富なブリーダーによると、「シュリンプの繁殖は、水質管理が最も重要です。定期的な水質検査を行い、水質の変化に敏感に対応することが成功の鍵となります。また、シュリンプの種類によって、好む環境が異なるため、飼育するシュリンプの種類に合わせた環境作りが大切です。」とのことです。
まとめ
シュリンプ飼育は、初心者でも比較的容易に始めることができますが、繁殖を成功させるためには、適切な環境と管理が必要です。この記事で紹介したポイントを参考に、快適なシュリンプライフを送ってください。