気の強い犬との距離を縮める方法:インテリアとの調和も目指して

気の強い犬と仲良くなるためには、どうしたらいいのでしょうか?私の彼氏は、ミニチュア・ダックスフンドを2匹飼っています。1匹は人懐っこい性格ですぐに仲良くなれたのですが、もう1匹がなかなか懐いてくれなくて困っています。その犬の性格・人見知りが激しい・家族以外の人や足音を見たり聞いたりすると吠える・臆病というより気が強い感じ・気まぐれ(家族の人でも機嫌が悪いときに抱っこしたりするとウゥーと威嚇する)です。初めておうちにお邪魔したときに、ゲージに入っている犬を見せてもらいました。私の事が見えた瞬間から吠えて吠えて吠えまくりでした。手を近づけると、ウゥーと牙を見せ威嚇しながらギャンギャン吠えて触らせてくれません。まずは顔を覚えて貰おうと、おうちにお邪魔するたびに見に行くのですが、全く態度が変わりません。このままでは何も進展しないから、思いきって噛まれてみようと思いました。私はそれを、「ふんっ!あんたなんかに噛まれても全然痛くも痒くもないんだからね!どうだ!参ったか!作戦」と名付け、このあと犬がおっ…こいつ、なかなか強い…ってなって仲良くなれると言うものなんですけど、彼氏には、「他人になついたことないしそんなの危ないから絶対だめ。」と反対されてしまいました。それでも私はその作戦を実行しました。痛くて血が出たけどそこをぐっと我慢して全然痛くないよ~どやどや~と言っていたら犬も噛まなくなって頭や背中をなでなでさせてくれるようになりました。彼氏もびっくりしていて、この様子なら一緒のお部屋に居てもいいよと言われたので、ゲージから出しておやつをあげたり頭や背中をなでなでして3時間過ごしました。彼氏のおうちではあり得ないことらしく、彼氏も彼氏のママもすごいすごいと言っていました。でもずっと背中を向けてこっちを見てくれないし、私が物を取りに立っただけでワンワン吠えてくるし、彼氏にはお腹をなでなでさせているのに私にはお腹を見せてくれません。この3時間で噛まれはしなかったけど、ウゥーと威嚇されたりワンワン吠えられることがありました。警戒心を解いてもっと仲良くなりたいのですが、私はこれから何をしたらよいのでしょうか。長々と失礼しました。分かりにくいところもあったと思いますが、心優しい回答お待ちしております。

気の強い犬への接し方:段階的なアプローチが重要

まず、ご自身の体験、大変でしたね。犬を噛ませるという方法は、非常に危険で、お勧めできません。犬の性格や状況によっては、深刻な怪我につながる可能性があります。 今回の成功体験は、幸運な結果に終わっただけであって、決して模倣すべき行動ではありません。

犬との信頼関係を築くには、時間と忍耐が必要です。 「ふんっ!作戦」は、犬に恐怖心を与え、逆効果になる可能性が高いです。 犬は、人間の感情を理解できません。 痛みに耐える姿は、犬にとって威嚇と捉えられ、さらに警戒心を強める可能性があります。

代わりに、以下の段階的なアプローチを試してみてください。

ステップ1:距離を保ち、存在を認識させる

  • 犬に近づきすぎない:最初は、犬から離れた場所に座り、静かに様子を見ましょう。 犬があなたを意識し始めたら、ゆっくりと目を合わせ、優しく「こんにちは」と声をかけてみましょう。 ただし、無理強いは禁物です。
  • アイコンタクトは短く:じっと見つめられると、犬は威嚇されていると感じます。 アイコンタクトは数秒で切り上げましょう。
  • 高すぎる声は避ける:高い声は、犬にとって脅威に感じられます。 落ち着いて、低い声で話しかけましょう。
  • ゆっくりとした動き:急な動きは、犬を驚かせます。 ゆっくりと、予測可能な動きを心がけましょう。

ステップ2:信頼関係を築くための行動

  • おやつを使う:犬が好むおやつを、少しずつ遠くに置いてみましょう。 犬が近づいておやつを食べる様子を観察し、少しずつ距離を縮めていきます。 この時、決して無理強いはしません。
  • 安全な場所の確保:犬が落ち着ける、安全だと感じる場所(犬のベッドやケージなど)を確保しましょう。 その場所には、近寄らないようにします。 犬が自ら近づいてくるまで待ちましょう。
  • ボディランゲージに注意:犬のボディランゲージを読み解くことが重要です。 尻尾を下げていたり、耳を後ろに倒していたり、体を硬直させていたりする場合は、警戒しているサインです。 すぐに距離を取りましょう。
  • 専門家のアドバイス:どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 プロのアドバイスは、犬との関係改善に大きく役立ちます。

ステップ3:インテリアとの調和:落ち着ける空間づくり

犬が落ち着いて過ごせる空間づくりも、信頼関係構築に繋がります。

  • 犬専用のスペース:犬が安心して過ごせる、自分だけのスペースを確保しましょう。 快適なベッドやクッション、おもちゃなどを用意し、静かで落ち着ける場所を選びましょう。 ブラウン系の落ち着いた色合いのベッドやマットは、犬の心を落ち着かせる効果があると言われています。
  • 騒音対策:犬が吠える原因の一つに、外部からの騒音があります。 カーテンやラグなどを活用して、騒音を軽減しましょう。 厚手のカーテンや、防音効果のあるラグは、犬のストレス軽減に役立ちます。
  • 視覚的な刺激の軽減:犬は、視覚的な刺激に敏感です。 窓際に落ち着けるスペースを作る場合、ブラインドやカーテンで視界を遮ることで、落ち着ける空間を作ることができます。 ブラウンやベージュなどの落ち着いた色合いのカーテンは、犬のストレスを軽減する効果があります。
  • 家具の配置:家具の配置は、犬の行動に影響を与えます。 犬が落ち着ける場所に、犬用のベッドやクッションを配置しましょう。 また、犬が自由に動き回れるスペースを確保することも重要です。 ブラウン系の家具は、落ち着いた雰囲気を作り出し、犬の落ち着きを促す効果があります。

専門家の意見:動物行動学者の視点

動物行動学者によると、犬の警戒心は、過去の経験や遺伝的な要因によって大きく影響を受けます。 今回の犬のように、人見知りが激しく、気が強い犬は、幼少期の社会化が不足していた可能性があります。 そのため、根気強いトレーニングと、犬のペースに合わせた接し方が重要になります。 無理強いは、かえって犬の警戒心を強め、関係悪化につながる可能性があります。

まとめ:時間と忍耐、そして専門家の力を借りる

気の強い犬との信頼関係構築は、一朝一夕にできるものではありません。 焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて接していきましょう。 今回ご紹介した方法に加え、必要に応じて動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することも検討してください。 犬との幸せな生活を築くために、諦めずに努力を続けましょう。 そして、インテリアを通して、犬にとって安全で快適な空間づくりも心がけてください。

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