毎年繰り返される落雪問題!築20年中古住宅の雪止め対策とハウスメーカーへの相談方法

毎年落雪しては隣家にご迷惑をかけています。築20年ほどの中古を購入し、3年目です。ハウスメーカーは三井ホーム。東京郊外です。引っ越した年の冬、15㎝ほどの積雪がありました。落雪し、北東側の隣家の南天を一部破損。雪止めはついています。ちなみに落雪したのは近隣では我が家とソーラーパネルを設置しているお宅だけでした。とりあえず、隣家との間に高さ2mほどのパーテーションを建てました。翌年、やはり15㎝ほどの積雪。雪が降っている最中、落雪。うち以外はどこも落雪していません。パーテーションが多少役に立って、隣家には落ちたものの被害なし。そして今年の2週続けての記録的大雪。1度めは落雪はせず2度目に大量の落雪。隣家の玄関を埋めてしまいました…。センサーライトとエアコンの室外機が壊れてしまったようで被害がはっきりしたら話し合いです。我が家は間のパーテーションが壊れました。ちなみに南西向きの屋根は落雪ありません。過去には隣家のガス給湯器や郵便受け、境界のさくを壊したようです。最初の2年は、塗装したてだからかな?とも思いましたが…近隣の新築のお宅は落雪しなかったし…雪止めもついているのになんで?という感じ。設計ミスや施工ミスの可能性はないのでしょうか?ハウスメーカーさんに、なんらかの対応を相談できないのでしょうか?このままでは弁償貧乏になりそう…

繰り返される落雪事故と原因究明

東京郊外、築20年の中古住宅(三井ホーム)で、毎年繰り返される落雪による隣家への被害は深刻な問題です。雪止め金具の設置にも関わらず、落雪が続く原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。 これまでの状況から、以下の点が考えられます。

1. 雪止めの種類と設置状況

まず確認すべきは、設置されている雪止め金具の種類と設置状況です。雪止め金具にも様々な種類があり、その効果は設置方法や屋根の形状、積雪量などによって大きく異なります。 適切な種類の雪止め金具が適切な間隔で設置されているか、ハウスメーカーに確認しましょう。 写真や図面があれば、より詳細な判断が可能です。 不適切な設置や、経年劣化による機能低下も考えられます。

2. 屋根の形状と材質

屋根の形状(勾配、形状など)と材質も落雪に影響を与えます。 特に、北東側の屋根の形状は、風の影響を受けやすく、雪が溜まりやすい可能性があります。 また、屋根材の材質や劣化状況も、雪の付着や滑りやすさに影響する可能性があります。 専門業者による屋根の点検が必要かもしれません。

3. 積雪量と風の影響

近隣の新築住宅では落雪がなかったという点から、積雪量や風の影響も考慮する必要があります。 今回の記録的大雪は、通常の雪止め金具では対応できないほどの積雪量だった可能性があります。 また、風の影響で雪が吹き寄せられ、特定の場所に雪が集中した可能性も考えられます。

4. ソーラーパネルの影響

ご近所で落雪があったのは、ご自宅とソーラーパネルを設置しているお宅だけだったとのこと。ソーラーパネルの設置が、屋根の形状や風の流れに影響を与え、雪の滞留を招いている可能性も否定できません。

ハウスメーカーへの相談と具体的な対応策

繰り返し発生する落雪事故と、その原因究明のために、ハウスメーカーである三井ホームに相談することが重要です。 具体的な対応策としては以下の通りです。

1. ハウスメーカーへの連絡と状況説明

まず、これまでの落雪事故の状況を詳細にまとめ、写真や動画などを添えて三井ホームに連絡しましょう。 被害状況、発生日時、積雪量、風の状況などを明確に伝え、早急な対応を求めます。 過去の修理履歴なども合わせて提示することで、より迅速な対応が期待できます。

2. 専門家による屋根の点検

三井ホームは、専門業者を派遣して屋根の点検を行うでしょう。 点検では、雪止め金具の状況、屋根の形状、材質、劣化状況などを詳細に調査し、落雪の原因を特定します。 点検結果に基づいて、適切な対策が提案されるはずです。

3. 追加の雪止め金具の設置

点検の結果、雪止め金具の追加や交換が必要となる可能性があります。 より強力な雪止め金具を選定し、適切な間隔で設置することで、落雪リスクを軽減できます。 場合によっては、屋根の形状を変更するなどの大規模な改修が必要となるケースもあります。

4. 隣家への対応

隣家への被害については、誠意を持って対応することが重要です。 修理費用や慰謝料などを含め、適切な補償を行う必要があります。 話し合いを通じて、良好な隣人関係を維持することも大切です。

5. 保険の活用

火災保険や地震保険などで、自然災害による建物への損害が補償される可能性があります。 保険会社に連絡し、保険金の請求を検討しましょう。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、今回の落雪問題は、雪止め金具の設置不良、屋根の形状、積雪量、風の影響など、複数の要因が複雑に絡み合っている可能性が高いです。 中古住宅の場合、過去の改修履歴やメンテナンス状況も影響している可能性があります。 ハウスメーカーへの相談に加え、信頼できる建築士に相談し、客観的な意見を聞くことも有効な手段です。

まとめ: proactiveな対応で安心を確保

落雪問題は、隣家との関係だけでなく、自身の財産を守るためにも迅速な対応が必要です。 ハウスメーカーへの連絡、専門家による点検、適切な対策の実施、そして隣家との誠実な対応によって、安心して暮らせる環境を取り戻しましょう。 予防的な対策を講じることで、将来的な被害を最小限に抑えることが重要です。 今回の経験を活かし、より安全で快適な住まいづくりを目指してください。

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