死に部屋とは?2LDKマンションの部屋の使い方と結露対策

死に部屋って・・2LDKのマンションに住んでます。今日、とある事で工事関係の人が来ました。見てもらった部屋は玄関すぐ右の六畳の洋室で、うちではクローゼットとして利用しており、その部屋にずっと居ることはありません。そして、リビングに入ってすぐ右側に6畳の和室があります。押入れがあり、入り口は2箇所のふすまで窓などはありません。私達は毎日この和室で寝ています。その方が言うには、大体の方は洋室を寝室にし、和室にタンスなど置いてクローゼットにしている方が多いとの事。うちの業界ではその和室は死に部屋というんです。と。死に部屋って、使えない部屋ってことですか?それともそこで寝てると縁起が悪いんですか??あと、結露の関係で見に来てもらったんですが、もし洋室で暖房などつけて寝る部屋にすれば、カビなどの発生、結露は起こりにくいですか?この洋室は北側で外の廊下に面していて窓もあります。でもハンパなく寒いんです。和室はリビングにあり窓も二重サッシで暖房要らずで暖かいんです。皆さんならどっちで寝ますか?業界の方もいらっしゃいましたらご意見聞かせてください。

「死に部屋」の意味と、風水的な解釈

「死に部屋」という言葉は、不動産業界などで使われる俗語で、部屋が活用されていない状態を指します。必ずしも「使えない部屋」や「縁起が悪い」という意味ではありません。質問者さんのケースでは、和室を寝室として使用しているのに対し、本来寝室として使われることが多い洋室がクローゼットとして使われている状態を指して「死に部屋」と言われたのでしょう。風水的な観点から見ると、部屋の気が滞っている状態、つまり陽の当たらない、換気が悪い、使われていない状態などが「死に部屋」と捉えられる場合があります。しかし、これはあくまで一つの考え方であり、必ずしも縁起が悪いという意味ではありません。

2LDKマンションの部屋の使い方:効率的な間取りと快適性

2LDKマンションの間取りは、家族構成やライフスタイルによって最適な使い方が異なります。質問者さんの場合、和室を寝室、洋室をクローゼットとして使用していますが、一般的な間取りの使い方とは異なります。しかし、快適性と利便性を優先すれば、どちらの部屋を寝室にするか、クローゼットにするかは問題ありません。

和室を寝室にするメリット・デメリット

* メリット:リビングに隣接しているので、家族とのコミュニケーションが取りやすい。暖かい。
* デメリット:収納が少ない場合がある。プライバシーが確保しにくい場合がある。

洋室を寝室にするメリット・デメリット

* メリット:収納スペースが多い(クローゼットがある場合)。プライバシーが確保しやすい。
* デメリット:寒い、結露しやすい可能性がある。リビングから離れているため、家族とのコミュニケーションが取りにくい場合がある。

結露対策とカビ対策:寝室選びと環境改善

北側に面した洋室は、寒くて結露しやすいという問題があります。結露はカビの発生原因となるため、寝室として使用する場合は、適切な対策が必要です。

結露対策

* 窓の断熱対策:カーテンや窓ガラスフィルムなどで断熱性を高める。二重窓にすることも検討する。
* 換気:こまめな換気を行うことで、室内の湿気を排出する。
* 除湿機:除湿機を使用することで、室内の湿度を下げる。
* 暖房:暖房器具を使用することで、室温を高め、結露しにくくする。エアコンだけでなく、床暖房なども効果的です。

カビ対策

* 定期的な清掃:壁や床、家具などを定期的に清掃し、カビの発生を防ぐ。
* 換気:こまめな換気を行うことで、カビの発生を防ぐ。
* 除湿:除湿機を使用することで、カビの発生を防ぐ。
* 防カビ剤:防カビ剤を使用することで、カビの発生を防ぐ。

専門家(建築士)の視点:最適な部屋の使い方

建築士の視点から見ると、寝室は静かで、温度・湿度が安定している場所であることが理想的です。質問者さんの場合、和室はリビングに隣接しており、騒音や温度変化の影響を受けやすい可能性があります。一方、洋室は北側に面しており、寒くて結露しやすい可能性があります。どちらの部屋にもメリット・デメリットがあるため、ご自身の生活スタイルや優先順位を考慮して選択する必要があります。

具体的なアドバイス:快適な寝室環境を作るために

どちらの部屋を寝室にするか迷う場合は、以下の点を考慮してみてください。

  • 家族構成:お子様がいる場合、リビングに近い和室の方が便利かもしれません。
  • 生活スタイル:早寝早起きで、朝早く活動する方は、リビングに近い和室の方が良いかもしれません。
  • プライバシー:一人でゆっくり過ごしたい場合は、洋室の方が良いかもしれません。
  • 予算:洋室を寝室にする場合は、断熱対策や暖房設備への投資が必要となる可能性があります。

仮に洋室を寝室にする場合、断熱対策として、カーテン、断熱シート、二重窓などを検討し、暖房器具はエアコンだけでなく、電気ストーブや床暖房なども検討しましょう。また、除湿機を併用することで、結露やカビの発生を抑制できます。

まとめ:快適な住まいづくりは、自分にとって最適な選択から

「死に部屋」という言葉に惑わされることなく、ご自身の生活スタイルや家族構成に合った部屋の使い方を選びましょう。快適な寝室環境を作るためには、断熱・結露対策、換気、清掃など、様々な要素を考慮することが重要です。必要に応じて専門家(建築士やインテリアコーディネーター)に相談してみるのも良いでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)