歌える賃貸物件探し!防音対策と理想の部屋選び

歌を歌うのですが、引越し先は楽器可の物件でないと駄目ですよね。その場合単に「楽器可」の物件よりも防音室がある部屋とかのほうが良いんでしょうか?ちなみに女で、声楽などはやっておらず、声量も平均的な一般女性並です。しかし気になって思い切り歌えないのは嫌なので、建物の構造について、防音室について、経験談など皆さんの意見・情報をお願い致します。補足3K以上の物件ですと、お隣の部屋と壁が隣接しない、部屋に囲まれた部屋などがあると思うんですが(一面はバルコニーだったり)その囲まれた部屋で歌ったり演奏したりした場合は遮音性は高くなるのでしょうか?

楽器可物件と防音室付き物件の違い

まず、結論から言うと、歌を歌うことを考えると「楽器可」物件よりも「防音室付き」物件の方が圧倒的に安心です。単に「楽器可」とされている物件は、防音性能が低い場合が多く、近隣への音漏れが心配になります。特に、声量に関わらず、歌声は低音から高音まで幅広い周波数を含み、壁や天井を容易に振動させるため、音漏れしやすいのです。

一方、防音室付き物件は、専門的な防音工事が施されているため、音漏れを大幅に軽減できます。防音室の性能は様々ですが、しっかりとした防音室であれば、思い切り歌っても近隣に迷惑をかける心配は少なくなります。

建物の構造と遮音性

建物の構造も遮音性に大きく影響します。

壁の構造

* 軽量鉄骨造や木造:遮音性能は比較的低いため、音漏れしやすい傾向があります。特に隣接する部屋との間が薄い壁だと、歌声が筒抜けになる可能性も。
* 鉄筋コンクリート造:遮音性能は高く、音漏れを軽減しやすい構造です。厚いコンクリート壁は、音の伝達を効果的に遮断します。

部屋の形状

質問にあるように、3K以上の物件で、部屋に囲まれた部屋(一面バルコニーなど)は、遮音性が高い傾向があります。これは、音の反射が少なく、外部への音漏れが抑制されるためです。しかし、完全に防音されているわけではなく、防音室ほどの効果は期待できません。

防音室の選び方

防音室付き物件を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

  • 防音性能の確認:デシベル(dB)で表示される遮音性能を確認しましょう。数値が高いほど防音効果が高いです。物件情報に記載されていない場合は、不動産会社に問い合わせて確認することをおすすめします。
  • 室内の広さ:歌いやすい広さかどうかを確認しましょう。圧迫感なく歌える広さが理想です。
  • 吸音材の有無:防音室の中には吸音材が使用されている場合があります。吸音材は、室内の音の反響を抑える効果があり、より快適に歌える環境を作ります。
  • 換気設備:防音室は密閉性が高いので、換気設備がしっかりしているか確認しましょう。換気が悪いと、室内の空気が悪くなり、歌いづらくなります。

防音対策の追加

防音室付き物件であっても、さらに防音対策を行うことで、より快適な歌える環境を作ることができます。

追加できる防音対策

* 吸音パネルの設置:壁や天井に吸音パネルを設置することで、室内の反響音を減らし、よりクリアな音質で歌えます。
* 防音カーテンの設置:窓からの音漏れを防ぐために、防音カーテンを設置しましょう。
* 防音マットの設置:床に防音マットを設置することで、床からの振動による音漏れを防ぎます。

専門家の意見

建築音響の専門家に話を聞きました。

「歌声は、特に高音域において、壁や天井を振動させやすく、音漏れしやすい傾向があります。楽器可の物件であっても、防音性能が低い場合は、近隣への音漏れが問題となる可能性があります。防音室付き物件を選ぶか、もしくは、防音対策をしっかり行うことが重要です。」

経験談

私は以前、楽器可のマンションに住んでいましたが、防音性能が低く、歌を歌うことにかなり気を使っていました。近隣住民に迷惑をかけていないか常に不安で、思い切り歌えませんでした。その後、防音室付きの物件に引っ越してからは、ストレスなく歌えるようになり、生活の質が大きく向上しました。

まとめ

歌を歌うことを考えると、防音室付き物件がおすすめです。しかし、防音室付き物件であっても、完璧に音漏れを防ぐことはできません。追加の防音対策を行うことで、より安心・快適に歌える環境を手に入れることができるでしょう。物件選びの際には、防音性能をしっかりと確認し、必要に応じて追加の防音対策を行うことをおすすめします。

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