横浜での賃貸退去:敷金返還額4万5000円は妥当?交渉方法と注意点

敷金返還についてなのですが、横浜で3月31日に退去引っ越ししました。6年間住んで14万4000円の敷金のうち、返還が4万5000円と不動産から見積もりが出たのですが、どうなんでしょうか?広さは45平米で3Kです。契約書で畳とクロスは退去時に借り主負担とあったようで、内訳は畳6枚で約3万円、クリーニングで約4万円、クロス20万円のうちの10%請求で約2万円で、返還金が約4万5000円だそうです。そんなもんなのでしょうか?また、相談するところや交渉はどうすればいいと思いますか?タバコは最初の一年は部屋で少し吸いましたが、あとの5年間は外で吸っていました。子どもがマジックで4センチくらいの落書きが一箇所あります。あとは綺麗に使っていたのであまり汚れていないと思います。畳は窓際が結露で黒カビみたいになっていました。よろしくお願いします。

敷金返還に関する疑問と具体的な解決策

6年間居住された横浜の3Kマンション(45平米)からの退去に伴う敷金返還問題について、ご説明します。提示された内訳と返還額4万5000円が妥当かどうか、交渉方法、相談窓口など、具体的な解決策を提示していきます。

敷金精算の内訳と妥当性の検証

不動産会社から提示された内訳は以下の通りです。

* 畳6枚交換:約3万円
* クリーニング費用:約4万円
* クロス張替え(20万円の10%):約2万円

合計:約9万円

敷金14万4000円から9万円を差し引くと、5万4000円の返還が期待されますが、実際には4万5000円となっています。この差額9000円について、以下に検証します。

畳の交換費用

窓際の結露による黒カビは、居住者の責任範囲か否かが問題となります。結露は、建物の構造的な問題や換気不足が原因の場合もあります。契約書に「結露による損傷は借主負担」といった記載がない限り、不動産会社に原因究明を求める権利があります。 専門業者による調査を依頼し、原因が居住者の管理不行き届きでないことを証明できれば、畳の交換費用は軽減される可能性があります。

クリーニング費用

4万円というクリーニング費用は、物件の状態によっては高額に感じられます。具体的なクリーニング内容(例:浴室のカビ除去、キッチン油汚れの洗浄など)と、それぞれの費用内訳の提示を求めましょう。 通常、一般的な清掃で済む場合、この金額は高すぎる可能性があります。

クロス張替え費用

子供のマジックによる落書き(4cm)は、部分的な補修で済む可能性が高いです。クロス全体の張替え費用(20万円)の10%を請求するのは、過剰な請求と判断できます。 写真などを提示し、部分補修費用を交渉するべきです。

交渉方法と具体的な手順

不動産会社との交渉は、以下の手順で進めましょう。

1. **証拠の収集:** 物件の状態を写真や動画で記録します。特に、畳の黒カビ、子供の落書き、その他気になる箇所を詳細に撮影しましょう。
2. **内訳の明確化:** 各費用項目について、具体的な内訳と根拠となる資料(見積書など)の提示を求めます。
3. **専門家への相談:** 弁護士や不動産相談窓口に相談し、妥当な費用範囲を判断してもらいましょう。専門家の意見は、交渉の強い味方となります。
4. **交渉の開始:** 証拠写真、専門家の意見などを提示し、過剰な請求額の減額を交渉します。冷静に、具体的な根拠に基づいて交渉を進めることが重要です。
5. **書面での合意:** 交渉がまとまったら、合意内容を文書で確認しましょう。

相談窓口と支援団体

敷金返還に関する相談は、以下の窓口が役立ちます。

* **弁護士:** 弁護士に相談することで、法的観点から適切なアドバイスを受けられます。
* **不動産相談窓口:** 多くの地域には、不動産に関する相談窓口があります。自治体や消費者センターなどに問い合わせてみましょう。
* **国民生活センター:** 消費者問題全般に関する相談を受け付けています。

タバコと結露について

タバコの臭いについては、5年間は外で吸っていたとのことなので、大きな問題にはならないでしょう。ただし、初期の1年間、室内で喫煙していたことについては、消臭費用を請求される可能性があります。 消臭費用についても、具体的な内容と費用内訳の提示を求め、妥当性を確認しましょう。

結露については、前述の通り、建物の構造的な問題の可能性があります。契約書に明記されていない限り、居住者の責任とは言い切れません。 専門業者による調査を依頼し、原因究明を行うことを提案しましょう。

まとめ:積極的に交渉し、正当な権利を主張しましょう

敷金返還問題は、多くの場合、交渉によって解決できます。提示された見積もりを鵜呑みにせず、積極的に交渉し、正当な権利を主張しましょう。 証拠をしっかり集め、必要に応じて専門家の力を借りることで、より良い結果を得られる可能性が高まります。 ベージュを基調としたインテリアは、落ち着きと温かみを与えてくれます。今回の経験を活かし、次の住まいでは、契約内容をしっかり確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

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