椎間板ヘルニアの愛犬介護:安静と生活のバランス

【椎間板ヘルニア】どの程度の安静であるべきか… 3日前、愛犬の柴14才が【椎間板ヘルニア グレードⅠ】と診断されました。 発症時は病院に行く前、触診の診断中など、痛いのかキャンキャン鳴いてても 少し腰を庇いつつですが歩けますし (今は大分痛みが引いたのか普通に歩いています) オシッコも片足上げてふら付く事なくしていて ご飯もバクバク食べて、お水もしっかり飲んでいますので 診断通り、軽度のヘルニアなのでしょう。 数日分の鎮痛剤(リマダイル)を処方して頂き 少なくとも1ヶ月はケージの中で絶対安静との指示を受けました。 グレードⅠ~Ⅱのヘルニアなら、安静で徐々に良くなってくる との事ですが、この「絶対安静」に頭を抱えております。 まず、家が1戸建ての3階建てで、2階がリビング3階が寝室です。 私自身、家仕事(PC関係)で、2階で仕事しているので 1日の半分は2階のリビングに居ます。 なので少しの変化も見逃さない私の目が届く2階にケージを置き その中にコレを機に購入した動物介護用マットレスを敷いて、安静にさせています。 2階に居る間は特に問題無いと思っているのですが 寝るとき、3階の私の寝室に、愛犬の大きなベッドもあるので 胴を水平にするように胸とお尻に手を入れ慎重に抱きかかえ なるべく振動を与えないようにゆっくり階段を上り ベッドに下し、寝させて、その横で私も寝ています。 またトイレは、ウンチは家で出来るのですが、オシッコは家で出来ない子なので 家の目の前のちょっとした草むらでさせています。これを1日に4~5回。 午前8時、昼12時、夕方4時、夜8時、寝る前11時という感じです。 寝る時と同じく慎重に抱きかかえ階段を下り、地面に下しています。 愛犬は片足を上げてのオシッコを約3~4回します。 ある程度出したなと思ったら直ぐに抱きかかえ、2階のケージベッドへ。 診て頂いた先生には、トイレは外でないと出来ない子と伝えており 「なるべく家でが良いんだけど、それならトイレのみ外で それ以外はケージで安静にね」と言われました。 2階にベッドをおろして、3階には完治するまで行かず… というのも考えたのですが、家がそこそこ車通りが激しい道路に面しており 3階の私の部屋には2重窓をしているんです。 車の走行音も殆ど聞こえませんし、2重窓効果で室温も温かい。 愛犬も自分のベッドで寝れることにリラックスできているのかなと思っているのですが (※昼間の2階ケージベッドよりぐっすり寝ています) 2階での安静を徹底させた方が宜しいでしょうか? それともこれくらいなら、抱きかかえて3階のベッドも大丈夫でしょうか? ネットで調べると1日24時間の内23時間はベッドの上で安静。 という感じの、どこかの獣医さんのコメントを見つけたのですが このコメント通り、23時間は確実にベッドの中で大人しくしてくれています。 けどもっと調べて行くと、1週間の安静の診断を下す先生もいらっしゃるみたいで… 1~2ヶ月の安静は正しい診断ですか? 高齢犬なので平均より長く安静という事なのでしょうか? 私がここ数日、毎日行っているこれ等の行動は安静の範囲内でしょうか? やり過ぎですか?十分ですか? グレードⅠでも、安静をもっと徹底した方がいいですか? 考えだすと何が安静なのか訳が分からなくなってきまして;; 愛犬が私の愛犬と同じような椎間板ヘルニアで こんな感じで日々看病をしている飼い主さんがいらっしゃいましたら お話お聞かせ下さいますか?是非参考にさせて頂きたいです。 宜しくお願い致しますm(_ _;)m

椎間板ヘルニアグレードⅠと安静について

愛犬の椎間板ヘルニア、心配ですね。14歳という高齢であること、そしてグレードⅠと診断されていることを踏まえ、具体的な安静方法についてご説明します。まず、獣医師の指示は絶対的なものであり、それを基本に考えることが重要です。

絶対安静の解釈と実践

「絶対安静」という言葉は、文字通り全く動かないという意味ではありません。愛犬の負担を最小限に抑え、椎間板への負担を軽減することが目的です。 ジャンプや激しい動き、無理な姿勢は厳禁ですが、ゆっくりとした動きや、飼い主さんの介助による移動は、必ずしも安静の範囲外とは限りません。

あなたのケースでは、トイレのために抱っこして階段の上下をされているとのことですが、これは愛犬の負担を考慮し、慎重に行われているのであれば、必ずしも安静違反とは言い切れません。しかし、抱っこする際の姿勢や、愛犬への負担を軽減する工夫は重要です。

具体的な安静方法のアドバイス

* 抱っこのテクニック:愛犬を抱き上げる際は、腰を支えるように抱きかかえることが重要です。無理な姿勢で抱え上げると、かえって愛犬の負担を増大させてしまう可能性があります。
* 階段の上下:階段の上下は、愛犬にとって大きな負担です。スロープを使用するなど、負担を軽減する工夫を検討しましょう。スロープはペットショップやホームセンターで購入できます。
* トイレの工夫:可能であれば、ペットシーツなどを活用し、トイレを家の中で済ませられるように工夫してみましょう。もし、どうしても外でないとできない場合は、抱っこして移動する回数を最小限に抑え、負担の少ない方法を模索することが重要です。
* ケージの環境:ケージ内は、快適で安全な環境であることが重要です。温度、湿度、そしてマットレスの柔らかさなど、愛犬がリラックスできる環境を整えましょう。
* 安静時間の目安:獣医師の指示に従うことが最も重要ですが、23時間安静というのは、あくまで目安です。愛犬の様子を見ながら、適宜休憩や短い散歩(短い距離をゆっくりと歩く)などを挟むことも検討しても良いでしょう。ただし、獣医師に相談の上行いましょう。

3階への移動について

3階への移動は、確かに負担が大きいです。2重窓で静かで暖かいとはいえ、階段の上下は避けるべきです。もし、愛犬が3階で寝た方が落ち着くのであれば、2階に愛犬用のベッドを移動させることを検討しましょう。

安静期間について

椎間板ヘルニアの安静期間は、グレード、年齢、症状の重さによって大きく異なります。グレードⅠであっても、高齢犬の場合は安静期間が長くなる傾向があります。1~2ヶ月という期間は、決して長くありません。獣医師の指示に従い、愛犬の状態をしっかりと観察しながら、安静期間を過ごすことが大切です。

専門家の意見:獣医さんの視点

獣医の立場から見ると、飼い主さんの努力は素晴らしいです。しかし、「絶対安静」の解釈は獣医師によって異なる場合があります。あなたの獣医師の指示に従うことが最優先です。

もし、不安な点があれば、獣医師に直接相談することが最も重要です。愛犬の状態を詳しく説明し、抱っこしての移動やトイレの頻度などについて、獣医師の意見を聞きましょう。

定期的な通院で、愛犬の状態を獣医師にチェックしてもらうことで、適切な安静期間やリハビリテーションの開始時期を判断してもらうことができます。

まとめ:愛と工夫で愛犬をサポート

愛犬の椎間板ヘルニアの治療は、飼い主さんの愛情と工夫が不可欠です。獣医師の指示を忠実に守りつつ、愛犬が快適に過ごせる環境を整え、愛犬の状態を常に観察することが重要です。

不安なことがあれば、いつでも獣医師に相談しましょう。愛犬との時間を大切に、ゆっくりと回復をサポートしてあげてください。

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