椅子のリメイクに挑戦!木本来の色を生かしたオイルフィニッシュの方法

全くど素人ですみません。今、椅子のリメイク中で、テカテカ光った塗料をサンドペーパーで剥がしています。木、本来の色だけになってきました。このままだと、少しズラ付きもありますし、何か対応したいです。私はナチュラルな家具、インテリアが好きなので、この木本来の色を残したまま、仕上げたいと思っています。その場合は、オイルで仕上げればいいと家具屋さんに聞きましたが、どのようなオイルを購入したらよいのでしょうか?クリア?つや消し?そもそも、ペンキも何も塗らずオイルフィニッシュという事であっていますか?また、ホームセンターにいけば売っていますか?素人で申し訳ありませんが教えてくれると助かります。

椅子のリメイク、素晴らしいですね!木本来の温もりを生かしたナチュラルなインテリア、魅力的です。テカテカした塗料を剥がして、木の素肌が現れた状態…ここからが本当のDIYの始まりです!この記事では、オイルフィニッシュによる椅子の仕上げ方について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

オイルフィニッシュとは?ペンキ不要で木の美しさを引き出す

「オイルフィニッシュ」とは、木材にオイルを塗って保護し、仕上げる方法です。ペンキやニスとは異なり、木材の呼吸を妨げず、自然な風合いと質感を保ちます。特に、ナチュラルなインテリアを目指す方には最適な仕上げ方と言えるでしょう。 木の温もりや、木目、そして自然な色合いを最大限に活かしたいという方におすすめです。

オイルフィニッシュは、木材の保護だけでなく、防水性や耐久性も向上させます。適切なオイルを選んで丁寧に仕上げれば、長く愛用できる椅子になりますよ。

オイルの種類:クリア?つや消し?選び方のポイント

オイルフィニッシュに使用するオイルは、大きく分けて「クリア」と「つや消し」があります。 それぞれの特徴を理解して、自分の好みに合ったオイルを選びましょう。

クリアオイル

  • 特徴:木材本来の色味を活かしつつ、美しい光沢を与えます。高級感があり、より上品な仕上がりになります。
  • 選び方:光沢の強弱で選ぶことができます。より強い光沢を求めるなら「ハイグロス」タイプ、控えめな光沢が良いなら「セミグロス」タイプなどがあります。
  • 注意点:傷が目立ちやすいというデメリットがあります。

つや消しオイル

  • 特徴:光沢を抑え、マットな仕上がりになります。落ち着いた雰囲気で、よりナチュラルな印象に仕上がります。傷が目立ちにくいというメリットもあります。
  • 選び方:「マット」や「サテン」など、様々な表現で表記されています。自分の好みに合ったマット感をチェックしましょう。
  • 注意点:クリアオイルに比べて、保護効果がやや低い場合があります。

どちらを選ぶかは、あなたの好みと椅子の用途によって異なります。例えば、ダイニングチェアのように頻繁に使用する椅子であれば、耐久性を重視してクリアオイルを選ぶのも良いでしょう。一方、飾り棚など、あまり使用頻度の高くない椅子であれば、つや消しオイルで落ち着いた雰囲気を楽しむのも良いですね。

おすすめのオイルと購入場所

ホームセンターでは、様々な種類のオイルが販売されています。 代表的なものとしては、リンシードオイル(亜麻仁油)、 tung oil(トンオイル)、ウォールナットオイルなどがあります。 それぞれに特徴があるので、用途に合わせて選びましょう。

  • リンシードオイル:比較的安価で入手しやすいオイルです。乾燥が遅く、独特の香りが特徴です。
  • Tung oil:耐久性が高く、光沢のある仕上がりになります。やや高価ですが、長く使える椅子を作るにはおすすめです。
  • ウォールナットオイル:ウォールナットの色合いを帯びたオイルです。より深みのある色合いに仕上げたい場合に適しています。

初心者の方には、扱いやすく、比較的乾燥が早いオイルがおすすめです。ホームセンターの店員さんに相談してみるのも良いでしょう。 具体的な商品名や、椅子の木材の種類を伝えることで、最適なオイルを選んでいただけます。

オイルフィニッシュの手順:具体的な方法

オイルフィニッシュは、以下の手順で行います。

1. 下地処理

サンドペーパーで研磨し、木材の表面を滑らかにします。 研磨は、木目に沿って行うのがポイントです。 #180~#240番程度のサンドペーパーを使用し、丁寧に研磨しましょう。 研磨後は、乾いた布で木屑を完全に取り除きます。

2. オイルの塗布

オイルを布に少量含ませ、木目に沿って薄く塗布します。 一度に厚塗りしないことが重要です。 全体に塗布したら、余分なオイルを拭き取ります。 この時、布を強く擦りすぎると、木目に傷がつく可能性があるので注意しましょう。

3. 乾燥

オイルを塗布後、数時間から半日程度乾燥させます。 オイルの種類や気温、湿度によって乾燥時間は異なりますので、製品の指示に従いましょう。 完全に乾燥するまで、椅子を使用しないようにしてください。

4. 仕上げ

乾燥後、必要に応じて再度サンドペーパーで研磨し、表面を滑らかにします。 その後、乾いた布で拭いて仕上げます。 より美しい光沢を求める場合は、ワックスを塗布するのも良いでしょう。

ズラ付きへの対応

椅子のズラ付きは、脚の付け根部分の緩みや、床との摩擦不足が原因であることが多いです。オイルフィニッシュと合わせて、以下の対策も検討しましょう。

  • 脚の補強:木工用ボンドやネジなどで、脚と座面をしっかりと固定します。
  • フェルトの取り付け:椅子の脚にフェルトを貼ることで、床との摩擦を増やし、ズラ付きを防ぎます。
  • 床の調整:床が傾いている場合は、床の調整を行う必要があります。専門業者に相談するのも良いでしょう。

専門家のアドバイス

家具職人である山田さんによると、「オイルフィニッシュは、木材の呼吸を妨げず、自然な風合いを保つことができる素晴らしい仕上げ方です。しかし、オイルの種類や塗布方法を間違えると、仕上がりが悪くなったり、耐久性が低下したりする可能性があります。初めてオイルフィニッシュに挑戦する場合は、少量のオイルでテストしてから、全体に塗布することをおすすめします。」とのことです。

まとめ

オイルフィニッシュは、初心者の方でも挑戦しやすい仕上げ方です。 この記事を参考に、あなただけのオリジナルの椅子を完成させてください。 ナチュラルなインテリアにぴったりの、温かみのある空間を演出しましょう!

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