梅雨の湿気対策:水取りぞうさん15個は必要?エアコン・換気システムとの効果的な組み合わせ

梅雨になり、部屋の湿度が高くなっています。毎年、この時期、妻は部屋のカビの発生を警戒し、水とりぞうさんを、押入れ、クローゼット、トイレ、各部屋に合計15個配置します。これは無駄ではないでしょうか。 なぜなら、エアコン(18畳用程度)が3部屋中、1部屋(リビングダイニング)にあり、梅雨の時期は毎日夜、エアコンを除湿にして朝まで連続運転しています。また、24時間換気システムなので、1年中換気しています。密閉されている押入れは、水とりぞうさんを置く意味があると思うのですが、各部屋、トイレには置く意味がないと思います。 空気もエアコンで除湿している時は、乾燥していて快適に感じます。ただし、エアコンを切るとすぐにじめじめした感じになります。 エアコン、24時間換気システム、そして水とりぞうさんのおかげで、毎年、カビはまったく発生しません。夫婦2人ぐらしで2人ともダストアレルギー、花粉症なのでカビやハウスダストに妻が気をつけていることも水とりぞうさんを設置する理由になっているとは思いますが。 ちなみにダイキンの空気清浄機(20畳程度)も1台置いています。

梅雨の湿気とカビ対策:現状分析

ご夫婦ともにアレルギーをお持ちで、カビ対策に非常に気を遣っていらっしゃることがよく分かります。エアコンの除湿運転、24時間換気システム、そして多数の水取りぞうさん…これだけの対策をされているにも関わらず、カビが発生していないのは素晴らしいですね。しかし、水取りぞうさん15個は、少し多すぎるかもしれません。

現状を整理してみましょう。

* **エアコン(除湿運転):**リビングダイニングのみ、夜間連続運転。効果は高いですが、他の部屋には効果が届きにくい。
* **24時間換気システム:**室内の空気を常に循環させるため、湿気のこもりを抑制する効果がある。しかし、梅雨時期の湿度は高く、換気だけでは不十分な場合もある。
* **水取りぞうさん:**15個設置。押入れやクローゼットなどの密閉空間では有効だが、他の部屋、特にトイレでは効果が限定的。
* **空気清浄機:**ダイキン製20畳タイプを1台設置。ハウスダストや花粉対策に有効だが、除湿効果は限定的。

水取りぞうさんの設置場所:見直しポイント

15個もの水取りぞうさんは、確かに過剰かもしれません。特に、エアコンと24時間換気システムが稼働している部屋に設置する必要性は低いでしょう。

効果的な設置場所

* **押入れ・クローゼット:**密閉空間のため、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい。水取りぞうさんの設置は有効です。ただし、1部屋に複数置く必要はなく、1~2個で十分でしょう。
* **浴室:**浴室は湿気が非常に高いため、水取りぞうさんや換気扇の併用が重要です。
* **下駄箱:**通気性が悪く、湿気がこもりやすい場所です。
* **食器棚(一部):**食器棚の一部に湿気がこもりやすい場合、設置を検討しても良いでしょう。

設置不要な場所

* **リビングダイニング:**エアコンの除湿運転と24時間換気で十分な効果が期待できます。
* **寝室:**24時間換気システムと、就寝前に窓を開けて換気するなどすれば、水取りぞうさんは不要です。
* **トイレ:**換気をしっかり行えば、水取りぞうさんは不要です。

より効果的な湿気対策:総合的なアプローチ

水取りぞうさんの数を減らすだけでなく、他の対策を組み合わせることで、より効果的な湿気対策が実現できます。

1. 換気の徹底

* **窓の開放:**天気の良い日は、窓を開けて十分に換気しましょう。特に朝と夕方は効果的です。
* **換気扇の活用:**キッチンや浴室の換気扇は、使用後も数分間は回し続けましょう。
* **除湿機の活用:**リビングダイニング以外の部屋に、除湿機を設置するのも有効です。コンパクトな除湿機は、クローゼットや押入れにも設置できます。

2. エアコンの活用

* **除湿運転の活用:**梅雨時期は、夜間だけでなく、日中も除湿運転を活用しましょう。
* **適切な温度設定:**温度設定が高すぎると除湿効果が低下します。

3. その他の対策

* **湿気対策グッズの活用:**除湿剤、乾燥剤、防カビ剤などを適切に活用しましょう。
* **家具の配置:**壁と家具の間に隙間を作り、通気を良くしましょう。
* **定期的な清掃:**こまめな掃除で、カビの発生を防ぎましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、湿気対策は、見た目にも影響します。例えば、湿気が多いと、壁紙が剥がれたり、家具が傷んだりする可能性があります。そのため、湿気対策は、インテリアの維持にも重要です。

また、湿気対策グッズを選ぶ際には、デザイン性にも配慮しましょう。水取りぞうさんも、様々なデザインのものがありますので、インテリアに合うものを選びましょう。

まとめ:賢い湿気対策で快適な空間を

15個の水取りぞうさんは、確かにカビ対策に貢献しているかもしれませんが、過剰です。エアコン、24時間換気システムと併用することで、必要な数を大幅に減らすことができます。さらに、換気の徹底、除湿機の活用、定期的な清掃など、総合的な対策を行うことで、より効果的にカビを防ぎ、快適な住空間を維持できます。 アレルギーをお持ちのご夫婦にとって、快適な住環境を保つことは非常に重要です。今回の見直しで、無駄を省き、より効率的で効果的な湿気対策を実現してください。

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