格安賃貸でトラブル発生!大家とのトラブル解決と引っ越し費用請求について

私はつい最近家賃が2万円代のアパートに引っ越してきました。まだ引っ越してきて二週間弱なのですが、色々問題が起きています。賃貸に関して全く知識がないので、ご教授願います(T_T) ①部屋が全く掃除されていませんでした。契約書には退去時ハウスクリーニング費用として2万円負担してもらうという旨の項目があります。前の住人の時にはこの項目はなかったんでしょうか?また新しい入居者が入ると決まっているのに全く掃除しておかないなんていうことは有り得るのでしょうか? ②先週、未使用の洗濯機の蛇口をひねったところ水漏れしました。そこで大家さんの家に電話したのですが大家さんは不在で、家族から来週折り返し電話させるからそれまで待ってくれと言われました。なので一昨日まで私はコインランドリーに通っていました。負担金は全て私です。しかし約束の今週になっても連絡はこず、私から再び連絡したところ忘れてたとのこと。そして昨日やっと大工さんに直してもらいました。その後です。昨日大工さんが帰った後、初めて付属のIHコンロをつけてみたのですが故障していました。そして先程大家さんに電話してこの旨を伝えたところ喧嘩になってしまいました(T_T) というか大家さんは何故か最初から不機嫌だったんですが…まとめると 大家さん→なぜ蛇口の件と一緒に言わなかったのか、一緒に言ってくれないとお金がかさむ、これ以上修理の必要がある箇所があるなら、あなた(私)の負担になる。この格安の家賃に設定しているのだからあれこれ言われても対応できない。 これに対し、IHの件は今朝気付いたこと、家賃が安い場合は不備があっても我慢しなければならないのか等だいぶ荒い口調で応戦してしまいました…というか蛇口もIHも始めて使おうとした時点で壊れており、私が壊したわけではありません。なのにあれこれ言われても大家さんの不備では?と思います。このような場合でも大家さんの主張の方が正しいですか? ③その電話口で出ていけと言われましたが、引っ越し費用などありません。そこで引っ越し費用さえ出してくれるなら出て行きたいというのが本心で、そう言いましたが、なんで私が払わなきゃいけないの?相性悪い大家からは逃げるのが得策よ?と言われただけです。そこで最後の質問なんですが、この場合立ち退くとして、引っ越しにかかる費用は請求できるのでしょうか?

1. 部屋の清掃状態と退去時クリーニング費用について

引っ越し後、部屋が全く掃除されていなかったとのこと、大変な状況でしたね。契約書に退去時ハウスクリーニング費用が記載されていることは、前の入居者と同様の条件で契約されたことを示唆しています。しかし、入居前の清掃は家主の義務です。入居前に清掃されていない状態は、契約違反の可能性があります。 新しい入居者が決まっているにも関わらず、清掃がされていないのは通常あり得ない状況です。大家さんに、入居前の清掃状態について、写真や動画などの証拠を添えて、改めて苦情を申し入れることをお勧めします。 賃貸住宅管理業者の多くは、入居者交代の際に清掃業者に依頼して、清潔な状態にしてから新しい入居者を迎えるのが一般的です。

2. 水漏れとIHコンロ故障への対応と大家の主張について

洗濯機の蛇口の水漏れとIHコンロの故障は、明らかに家主の責任です。入居前に確認すべき事項であり、あなたが壊したわけではありません。大家さんの「なぜ一緒に言わなかったのか」という主張は、不当です。個別の故障を報告する度に、修理費用が別途発生すると考えるのは、家主としての責任を放棄していると言えます。 家賃が安いからといって、設備の不備を我慢しなければならないわけではありません。居住に適した状態を維持することは家主の義務です。 大家さんの「この格安の家賃に設定しているのだから」という発言は、居住環境の不備を正当化するものではありません。 これらの問題について、再度大家さんと話し合う際には、冷静に事実を伝え、修理費用の負担は大家さんにあることを明確に主張しましょう。 証拠として、修理を依頼した際の領収書や、故障箇所の状態を写した写真などを保管しておくと有効です。

3. 「出ていけ」と言われた場合の対応と引っ越し費用請求の可能性

大家さんから「出ていけ」と言われたことは、非常に不当な行為です。賃貸借契約は、双方の合意に基づいて成立しており、一方的な解約は認められません。 大家さんが一方的に解約を申し出た場合、違約金が発生する可能性があります。また、あなたが引っ越し費用を負担する必要もありません。 「引っ越し費用を出してくれるなら出て行きたい」というあなたの発言は、大家さんの不当な行為に対する反論として解釈できます。 しかし、引っ越し費用を請求できるかどうかは、状況によって異なります。 例えば、大家さんの行為が、民法上の「賃貸借契約の解除事由」に該当する場合、引っ越し費用を請求できる可能性があります。 具体的には、以下のケースが考えられます。

  • 居住に適さない状態:家屋の欠陥や設備の故障などが、居住に著しく支障をきたす場合。
  • 家主の重大な責務違反:家賃滞納の催告をせずに解約を申し出たり、一方的に鍵を交換するなど。
  • 家主からの嫌がらせ:「出ていけ」と一方的に迫ったり、脅迫的な言動をするなど。

あなたのケースでは、家主からの嫌がらせや居住に適さない状態に該当する可能性が高いです。 しかし、引っ越し費用請求を確実に成功させるためには、証拠の収集が重要です。 大家さんとの通話内容を録音したり、メールでやり取りの内容を記録したり、家屋の状況を写真や動画で撮影しておきましょう。 また、弁護士や専門機関に相談することも検討してください。 彼らは、あなたの状況を正確に判断し、適切なアドバイスや法的措置を提案してくれます。 専門家の力を借りることで、より有利な条件で交渉を進めることができるでしょう。

4. 具体的なアドバイス

  • 証拠をしっかり残す:全てのやり取り(電話、メールなど)を記録し、写真や動画で状況を記録しましょう。これは、後々の交渉や訴訟において非常に重要です。
  • 冷静に対処する:感情的に対応せず、事実を淡々と伝えましょう。記録に残した証拠を提示することで、客観的な判断を促せます。
  • 書面でのやり取りを心がける:口頭での約束は曖昧になりがちです。重要な事項は、書面(メールなど)でやり取りすることで、証拠として残せます。
  • 専門家への相談:弁護士や不動産相談窓口などに相談し、法的観点からのアドバイスを受けましょう。状況に応じて、適切な対応策を提案してもらえます。
  • 賃貸借契約書を確認する:契約書に記載されている条項を改めて確認し、自分の権利を理解しましょう。不明な点は、専門家に相談しましょう。
  • 消費者センターへの相談:解決策が見つからない場合は、消費者センターに相談することもできます。

5. 専門家の視点

弁護士や不動産管理士などの専門家は、このような賃貸トラブルに精通しており、適切なアドバイスや法的支援を提供できます。 特に、引っ越し費用請求や契約解除に関する手続きは複雑なため、専門家のサポートを受けることが重要です。 彼らは、あなたの権利を保護し、有利な解決策を導き出すためのサポートをしてくれます。

今回のケースでは、大家さんの対応は明らかに不適切です。 家賃が安いからといって、入居者の権利を無視することは許されません。 積極的に証拠を集め、専門家の力を借りながら、正当な権利を主張していきましょう。

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