柴犬の要求吠えと甘噛みへの対処法|室内サークル飼育と父への攻撃的な行動

9ヶ月のメスの柴犬を室内のケージで飼っています。時間はしっかり決めていませんが、だいたい朝と夕方に30分程度散歩をしています。散歩以外では、だいたい1日で3回部屋ではケージから出して20分くらい一緒に遊びます。それ以外はずっとケージにいます。これはほとんどいつも私がやっています。少し前まではなかったんですが、要求吠え?のようなことをするようになりました。それも父にだけです。父が仕事から帰ってきて姿を見せるとケージから出すまでずっと吠えます。原因は多分、私はだいたい決まった時間にケージから出し、それ以外の時間は出さないようにしてるんですが、父は吠えるとすぐケージから出すので、きっと父には吠えれば出してもらえると覚えてしまったんだと思います。その他にも、遊ぶ時に甘噛みはまだ完全になおってはいませんが、私に対してはそんなしなくなりました。しても私の指を少しくわえるような感じです。しかし、父には噛み付いてひっぱったり、突進したり、足にしがみついたりします。これらのことはただ嬉しくてやっていることなのでしょうか?それとも父がなめられてるのでしょうか…?補足すみません。ケージではなくサークルでした。サークルのことをずっとケージだと思っていました。スペースは四畳くらいのとこを囲っています。サークルで飼っている理由は本や、ペットショップの方に聞いたら家の中でフリーにすると犬にとってはテリトリーが広くなって逆にストレスになると聞いたからです。散歩以外でもサークルから出し広い部屋で走らせたり庭で自由に歩かせたりもしています。説明が足りなくてすみません。

問題行動の原因と解決策

9ヶ月の柴犬の女の子が、お父様に対して要求吠えや攻撃的な行動(噛みつき、突進、足にしがみつくなど)を示しているとのこと。これは、ご家族それぞれとの接し方の違いによって犬が学習した行動パターンが原因と考えられます。

要求吠えの原因:条件付け

お母様は決まった時間にサークルから出して遊ばせるのに対し、お父様は吠えるとすぐにサークルから出すという対応をしているため、犬は「お父様に吠えれば出して貰える」と学習してしまっている可能性が高いです。これは、条件付けによる学習です。犬は、行動とその結果を結びつけて学習する能力に長けています。

攻撃的な行動の原因:興奮とストレス

甘噛みは遊びの延長線上にあることもありますが、お父様への噛みつき、突進、足にしがみつくといった行動は、単なる遊びとは違います。これは、興奮状態ストレスが原因として考えられます。お父様と接する際に、犬が過剰に興奮したり、ストレスを感じている可能性があります。

具体的な解決策

これらの問題行動を改善するためには、ご家族全員で一貫したトレーニングを行うことが重要です。

1. 要求吠えへの対処法

* 無視作戦:お父様は、犬が吠えていても、一切反応しないようにしましょう。目を合わせず、話しかけず、触らないようにします。吠えが収まったら、静かにサークルから出して、落ち着いた遊びをしましょう。
* タイミングをずらす:お父様が帰宅した際に、すぐにサークルから出すのではなく、少し時間をおいてから、落ち着いた声で呼びかけ、落ち着いてから出すようにします。
* 代替行動の強化:吠える代わりに、座ったり、伏せをしたりするなどのコマンドを教え、その行動を褒めて強化します。例えば、「おすわり」をしてからサークルから出すなど、条件を付けることで、吠える必要性を減らすことができます。

2. 攻撃的な行動への対処法

* 興奮状態の抑制:お父様は、犬に近づきすぎたり、急に動きすぎたりしないように注意しましょう。落ち着いた態度で接することが重要です。
* 遊び方を変える:激しい遊びは避け、穏やかな遊び(ボール遊びなど)を心がけましょう。犬が興奮しすぎないように、遊びの時間を短く区切ったり、休憩を挟んだりするのも効果的です。
* 噛みつき防止トレーニング:「噛んではいけない」ことを教えるトレーニングが必要です。噛みつこうとした瞬間に「ノー!」と強く言い、遊びを中断します。その後、落ち着いてから再び遊びを始めましょう。
* 専門家のサポート:状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。プロの指導を受けることで、より効果的なトレーニング方法を学ぶことができます。

3. サークル飼育について

四畳半のサークルは、柴犬にとって十分な広さではありません。散歩や広い部屋での運動に加え、サークル内でも犬が快適に過ごせる工夫が必要です。

* 快適な環境:寝床、おもちゃ、水飲み場などを適切に配置し、犬が落ち着いて過ごせる空間を確保しましょう。
* サークル以外の時間:サークルから出して自由に遊ばせる時間を増やすことで、ストレスを軽減できます。ただし、常に監視し、危険な行動はすぐにやめさせましょう。
* サークルから出す合図:サークルから出す際に、必ず同じ合図(言葉やジェスチャー)を使うことで、犬はそれが「自由時間」の合図だと理解し、落ち着いて待つことを学習します。

専門家の視点

動物行動学の専門家によると、犬の行動は、遺伝的な要因と環境的な要因の両方に影響されます。今回のケースでは、お父様と犬との間の相互作用が問題行動を引き起こしている可能性が高いです。一貫したトレーニングと、犬の気持ちに寄り添った対応が、問題解決の鍵となります。

まとめ

犬の問題行動は、早期に対処することで改善が見込めます。ご家族全員で協力し、一貫したトレーニングを行うことが重要です。それでも改善が見られない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)