柴犬の行動と飼い主さんの愛情:初めての犬との暮らしと信頼関係構築

柴犬の反応 マンションのオーナーとその姪ごさんと彼、住居人の私と夫で柴犬を飼っています。 生後二ヶ月からやってきた当初から、私とオーナーと夫がお借りした部屋で交互に泊まり込み、 面倒を見ました。 その2ヶ月弱後から、オーナーの姪と彼もシフトに入り出したのですが、懐かない!と勝手におやつをあげるなど、少し問題行動が垣間見られました。(オーナーの犬=私のもの…と発言。確かにそうです。) それから柴犬も数ヶ月で大きくなり、今は外飼いで、オーナーは毎朝晩お散歩と餌やり、私も仕事のない日は散歩や餌やり1時間、おもちゃでの遊び1時間、仕事の有無に関係なく犬舎掃除と犬のケア(ブラッシング、肛門絞り、体を拭く、耳などの掃除など)をして、体中さわって毎日の様子を調べて健康管理ノートに書いています。 しかし、たまにだけくる姪ごさんが来たとき、柴犬はキャンキャン鳴いて飛んで暴れ(洋服引っ張ったり)ます。 その反応に満足なのか、また面倒を見てくれる機会は増えません。 この反応は、犬が喜んでいるのでしょうか? 小さい頃からあげていたおやつを、今もこっそりあげているのでしょうか… 毎日面倒見ている私だと、会うと耳を垂らしてキューキュー言ってウロウロし、なでてあげると、顔を近づけて暫くベロベロなめます。 …全く対照的な反応ですが、毎日面倒見ていても、あまりなついていないのだろうか、報われないなと、少し落ち込みます。 犬を飼うのは初めてなので、もしよろしければ、教えて頂けましたら、とてもうれしいです。

柴犬の行動分析:興奮とストレスの可能性

まず、柴犬の姪御さんへの反応についてですが、キャンキャン鳴いて飛び跳ねたり、洋服を引っ張る行動は、必ずしも喜んでいるとは限りません。興奮やストレス、場合によっては恐怖や不安を表している可能性が高いです。 犬は、感情表現が人間とは異なります。 喜びを表す行動は、尻尾を振る、体を擦り寄せるなど様々ですが、興奮状態では、制御不能な行動に繋がることもあります。 姪御さんが来る頻度が少なく、毎回同じような興奮状態になることから、予測できない行動や刺激への反応として理解できます。 また、こっそりおやつを与えている可能性も否定できません。 不規則なご褒美は、犬の行動を混乱させる原因となります。

毎日お世話をしてくれる飼い主さんへの愛情表現

一方、飼い主さんに対しては、耳を垂らし、キューキュー鳴いてすり寄り、舐める行動は、明確な愛情表現です。 これは、信頼関係が構築されている証拠と言えるでしょう。 毎日のお世話、健康管理への細やかな配慮は、犬にとって大きな安心感を与えていると考えられます。

犬との信頼関係構築:具体的なアドバイス

犬との信頼関係を築くには、継続的なコミュニケーションと適切なトレーニングが不可欠です。 以下に具体的なアドバイスをまとめます。

1. 規則正しい生活リズムと適切なトレーニング

* 散歩の時間を固定する:毎日同じ時間に散歩をすることで、犬は生活リズムを理解し、安心感を覚えます。
* 基本的なしつけ:座る、待て、伏せなどの基本的なコマンドを教え、犬の行動をコントロールできるようにします。 これは、興奮状態になった時にも有効です。 専門のドッグトレーナーに相談するのも良い方法です。
* ポジティブな強化:良い行動にはすぐにご褒美を与え、褒めることで、犬は良い行動を繰り返そうとします。 おやつだけでなく、言葉の褒め言葉も効果的です。
* ネガティブな強化は避ける:叱るよりも、犬が落ち着くまで待つ、または別の行動を促す方が効果的です。 罰を与えると、犬は恐怖心を抱き、信頼関係を損なう可能性があります。

2. 姪御さんとの接し方の工夫

* 姪御さんにもしつけの参加を促す:姪御さんにも、犬との接し方、基本的なコマンドを教えることで、犬への接し方が統一され、犬の混乱を減らすことができます。
* 訪問時のルールを作る:姪御さんが来る前に、犬に落ち着いていられる場所(クレートなど)を用意し、いきなり触らないようにするなど、犬にとってストレスの少ない環境を作る工夫が必要です。
* おやつは飼い主が管理する:おやつは、飼い主が管理し、トレーニングの際にのみ与えるようにします。 不規則なご褒美は、犬の行動を混乱させます。

3. 環境の整備と配慮

* 犬舎の快適性:犬舎は清潔で、温度管理が適切に行われているか確認しましょう。 快適な空間は、犬のストレスを軽減します。 犬種に合わせた適切な大きさの犬舎を選ぶことも重要です。
* 安全な遊び場:安全で、犬が自由に遊べるスペースを確保しましょう。 室内で飼う場合は、犬が誤って口にしてしまうような危険なものを片付ける必要があります。
* 獣医への相談:犬の行動に不安がある場合は、獣医に相談しましょう。 病気や健康状態が行動に影響している可能性もあります。

専門家の視点:ドッグトレーナーの意見

ドッグトレーナーの視点から見ると、このケースは、犬が人間との関係性をまだ十分に理解できていない可能性があります。 特に、姪御さんとの関係は、不規則な接触と、おやつによる不適切なご褒美によって、犬が混乱していると考えられます。 継続的な、そして一貫性のあるトレーニングと、家族全員での協力が不可欠です。 専門のドッグトレーナーに相談することで、より具体的なアドバイスを得られるでしょう。

まとめ:愛情と理解で信頼関係を育む

犬との生活は、喜びとともに、様々な課題も伴います。 しかし、愛情と理解をもって接することで、犬との信頼関係は必ず築くことができます。 焦らず、継続的に努力することで、犬との絆を深めていきましょう。 今回のケースでは、特に姪御さんとの接し方を見直すこと、そして、家族全員で犬のしつけに協力することが重要です。 犬の行動をよく観察し、適切な対応をすることで、より幸せな犬との生活を送ることができるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)