柴犬の反抗期?食事時の問題行動とアイコンタクト、しつけの悩みを解決する

犬についての質問です。私の家では9月で生後8ヶ月になるオスの柴犬を飼っています。初めて犬を飼ったのですが、お座りやお手は生後4ヶ月ほどで覚えて家の中のゲージの中にいるときに、えさやおやつをあげるときにさせています。基本的には、食事に関しては、お座りしてお手をしないとあげないとルールを決めています。ここで、うちの犬の性格というか特徴を一つ言いますが、散歩に連れて行って他の犬と鉢合わせになっても相手の犬は吠えますが、うちの犬はまったく吠えないのです。だから、家の中では、夜鳴きもしませんし、めったなことがないと鳴きません。すごいいい子だなと思っていましたが、生後6ヶ月を過ぎたあたりから、えさを入れる器をゲージから取り出したら、ゲージに乗り出してこちらに向かって吠え続けるのです。しっかり総合栄養食のえさをまだ1才に満たないので3回しっかりあげているので、お腹がものすごく空いているとは思えません。もちろん、器はゲージから取り出しましたが、えさを用意するのは別の部屋で、犬に見えたところでやっているわけではありません。それでもいつもとは打って変わって尋常でないほど吠えるようになったのです。そして、えさを入れた器を持ってゲージの中に入れようとすると甘噛みではないほど、強く腕に飛びついて噛み付いてきます。この状態では、えさをやれないので、まずはおやつで気をそらして、今はえさの器を置くようにしていますが、このままではいけないように感じています。これは、犬の雑誌で見た話ですが、犬にも反抗期があって生後5ヶ月から1才までらしいのですが、それの一端として片付けていい問題でしょうか?最近よく感じるのですが、犬の名前を呼んでもこちらを見てくれないケースが多いです。アイコンタクトができないとしつけもままなりません。なのでこれから教えようと思っている柴犬が苦手とする「フセ」や「待て」などもしつけられなくて困っています。引っ張りグセもあるのでリーダーウォークもしたいのですが、それもできなくて困っています。散歩の際に、名前を呼んでアイコンタクトができないので、散歩中のお座りなども最近はできていません。ただの反抗期なのか、それとも何か対処法があるのか教えていただけると助かります。オスなので権勢行動の一種なのかとも思いますが、うちは去勢手術はしないと決めているので、そこらへんもしん酌して回答いただけると助かります。

8ヶ月柴犬の行動問題:食事時の攻撃性とアイコンタクト不足

生後8ヶ月の柴犬のオス、食事時の吠え付きや噛みつき、アイコンタクトが取れないこと、そして「伏せ」「待て」などの基本的なしつけができないこと、散歩での引っ張りなど、複数の問題を抱えているとのこと、ご心配ですね。確かに、生後5ヶ月から1歳頃までは犬の反抗期にあたると言われています。しかし、今回のケースは反抗期の一環と片付けるには、少し複雑な要素を含んでいる可能性があります。

食事時の攻撃性:資源防衛行動の可能性

まず、食事時の吠えつきや噛みつきは、資源防衛行動の可能性が高いです。これは、自分の大切な資源(ここではエサ)を守ろうとする本能的な行動です。ゲージからエサの器を取り出す行為を、犬は「資源の奪取」と認識しているのかもしれません。 さらに、エサを用意する場所が別の部屋であっても、犬はあなたの行動を察知し、緊張している可能性があります。

アイコンタクトが取れない理由

アイコンタクトが取れないことは、しつけの進展を妨げる大きな要因です。これは、単なる反抗期だけでなく、コミュニケーション不足信頼関係の構築不足が原因かもしれません。犬は、飼い主との信頼関係が築けていないと、指示に従おうとしません。

反抗期と権勢行動の区別

オスの犬で権勢行動を示す場合もありますが、今回のケースでは、食事時の攻撃性とアイコンタクト不足が主な問題です。去勢手術をしないというご判断は尊重しますが、権勢行動が顕著であれば、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

具体的な解決策

これらの問題を解決するために、以下のステップで改善を試みてください。

1.食事に関する改善

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エサの与え方の変更

ゲージからエサの器を取り出すのではなく、ゲージの中にいる状態でエサを与えるようにしましょう。 いきなり変更するのは難しいので、最初はあなたの手にエサを乗せて与え、徐々に器に移行していくのがおすすめです。

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食事中の安心感の確保

食事中は、犬に安心感を与えましょう。穏やかな声で話しかけたり、優しく撫でたりすることで、緊張を和らげることができます。

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食事以外の時間でのコミュニケーション

食事以外の時間にも、積極的にコミュニケーションを取りましょう。おもちゃで遊んであげたり、撫でたりすることで、信頼関係を築くことができます。

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食事時間以外のトレーニング

食事時以外に、お座りやお手などのトレーニングを行いましょう。成功したら必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。

2.アイコンタクトと基本的なしつけ

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アイコンタクトのトレーニング

犬の名前を呼び、目があったらすぐに褒めてご褒美を与えましょう。最初は、ご褒美を目の前でチラつかせて、視線を誘導するのも効果的です。

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しつけトレーニング

「伏せ」「待て」などの基本的なしつけは、短時間で行いましょう。一度に多くのことを教えるのではなく、1つのコマンドに集中し、成功したら必ず褒めてご褒美を与えましょう。

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ポジティブな強化

しつけは、罰ではなく褒めることを中心に行いましょう。犬は、褒められることで学習効果が高まります。

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専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家から適切なアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができます。

3.散歩での引っ張り対策

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リーダーウォーク

リーダーウォークは、犬が飼い主をリードするのではなく、飼い主が犬をリードすることを目的とした散歩方法です。犬が引っ張ろうとしたら、立ち止まり、犬が落ち着いてから歩き出すことを繰り返します。

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ハーネスの使用

引っ張りグセが強い場合は、ハーネスを使うことを検討しましょう。ハーネスは、首への負担が少ないため、犬にとってより快適です。

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散歩の頻度と時間

散歩の頻度と時間を調整し、犬の体力と集中力に合わせて散歩を行いましょう。

4.その他

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環境エンリッチメント

犬が退屈しないように、様々な遊びやトレーニングを用意しましょう。これにより、ストレスを軽減し、問題行動を抑制することができます。

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日々の観察

犬の行動を毎日観察し、問題行動の原因を探りましょう。

専門家の視点

動物行動学の専門家によると、食事時の攻撃性は、資源防衛行動として理解できます。また、アイコンタクトが取れないのは、コミュニケーション不足や信頼関係の欠如が原因である可能性が高いです。これらの問題を解決するには、犬との信頼関係を築くこと、そして適切なトレーニングが不可欠です。

まとめ

8ヶ月という時期は、犬の成長において重要な時期です。今回の問題行動は、反抗期の一環である可能性もありますが、資源防衛行動やコミュニケーション不足も考えられます。上記の対策を参考に、犬との信頼関係を築き、適切なトレーニングを行うことで、問題行動を改善できる可能性があります。それでも改善が見られない場合は、専門家のサポートを受けることをお勧めします。

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