柴犬のトイレトレーニング:室内での排泄を促す方法と、長時間留守番の注意点

柴犬の黒柴犬2歳半を飼っています。夫婦共働きの為、現在はお部屋で朝、8:00から18:00過ぎまで1人でいます。 ゲージには入れないのでリードをつけています。(ゲージは地震後恐怖で入らたがらなくなりました。) もうお散歩デビューしてからずっとなのですが、おしっことうんちは外でしかしません。 いくらなんでもおしっこはとトイレシートを置いておいても清潔好きなのか、トイレシートにはしません。 帰ってくるとトイレシートはビリビリになりワンコのおもちゃと化しています。 こんなにトイレ我慢してても大丈夫なんでしょうか?私としてはできたら部屋内でもやってほしいのですが絶対にしません。(1度、お腹をこわした時がありその時はしていました) お散歩は朝、晩の2回しか行けないので大丈夫なのでしょうか? 今更ながら心配になりました。

長時間留守番とトイレ問題:柴犬の習性と対策

愛犬の黒柴犬が、長時間お留守番中でもトイレを我慢しているとのこと、ご心配ですね。 まず、犬種によっては、清潔好きでトイレシートを嫌がる子もいます。特に柴犬は独立心が強く、自分のテリトリーに排泄することを嫌う傾向があります。 屋外での排泄を徹底しているのは、犬自身の清潔感へのこだわりと、あなたへの信頼感の表れと言えるかもしれません。

しかし、10時間以上の長時間留守番は、膀胱や腎臓への負担が懸念されます。 必ずしも室内での排泄が必要とは言い切れませんが、緊急時の備えとして、室内での排泄場所の確保は重要です。

室内トイレトレーニングのポイント:成功へのステップ

室内での排泄を促すには、いくつかのポイントがあります。

1. トイレシートの種類と場所の見直し

* シートの種類:吸収性の高いシート、または犬が好む素材(紙製など)を試してみましょう。 また、香りのないシートを選ぶことも重要です。 強い香りは犬を不快にさせる可能性があります。
* 場所:落ち着いて排泄できる静かな場所を選びましょう。 人の通りが少ない場所、または犬が安心できる場所(例えば、普段よく寝ている場所の近く)がおすすめです。
* 複数設置:複数の場所にトイレシートを置いてみるのも有効です。 犬が気に入る場所を見つけられるまで試行錯誤しましょう。

2. 褒めて習慣づける

* 成功体験:もし室内で排泄したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 言葉で褒めるだけでなく、おやつや大好きなおもちゃで褒めることで、肯定的な経験を結びつけられます。
* タイミング:朝起きた時、散歩から帰ってきた時など、排泄しやすいタイミングにトイレシートの場所に連れて行きましょう。 そして、排泄したらすぐに褒めましょう。

3. 誘導方法

* リードを使う:リードを軽く引っ張ることで、トイレシートの場所まで誘導できます。 しかし、無理強いは禁物です。 犬が嫌がる場合は、すぐにやめましょう。
* フェロモン効果:犬用トイレ誘引剤を使うのも有効です。 フェロモン配合の製品は、犬の排泄本能を刺激し、トイレシートへの誘導を促します。

4. 獣医への相談

もし、室内での排泄トレーニングがうまくいかない場合、または排泄に関する異常(頻尿、血尿など)が見られる場合は、獣医に相談しましょう。 病気の可能性も考えられます。

長時間留守番の安全対策:安心できる環境づくり

10時間以上の長時間留守番は、犬にとって負担が大きいです。 以下の対策で、犬が安心して過ごせる環境を作りましょう。

1. 十分な運動と休息

朝晩の散歩に加え、昼間の短い散歩を検討しましょう。 短い散歩でも、犬の気分転換になり、排泄を促す効果があります。 また、十分な休息も重要です。 快適な寝床を用意してあげましょう。

2. エンリッチメント

留守番中に犬が退屈しないように、知育玩具噛むおもちゃなどを用意しましょう。 これにより、ストレス軽減と、時間の経過を忘れさせる効果があります。

3. 監視カメラの活用

ペットカメラを設置することで、留守中の様子を確認できます。 もし何か異常があった場合、すぐに対応できます。

4. ペットシッターの利用

どうしても長時間留守番が避けられない場合は、ペットシッターの利用を検討しましょう。 ペットシッターは、犬の散歩やトイレの世話をしてくれます。

専門家の意見:動物行動学者の視点

動物行動学者によると、犬が室内で排泄しない理由は、清潔感へのこだわり、テリトリー意識、過去のトラウマなど、様々な要因が考えられます。 特に地震の経験は、犬に強いストレスを与えている可能性があります。 無理強いせず、犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが重要です。 必要に応じて、動物行動学者のアドバイスを受けることも有効です。

インテリアとの調和:トイレシートの目立たない配置

トイレシートは、インテリアの邪魔にならないように配置しましょう。 例えば、家具の後ろ目隠しになるカーテンの近くなどに置くことで、生活空間を損なうことなく、犬のトイレスペースを確保できます。 また、おしゃれなトイレトレーを使うことで、インテリアの一部として溶け込ませることも可能です。 ブラウン系の家具が多いお部屋であれば、ブラウン系のトイレトレーを選ぶと、自然な一体感を演出できます。

まとめ:愛犬との快適な生活のために

愛犬のトイレ問題、長時間留守番の不安、そしてインテリアとの調和、すべてを考慮して、愛犬と快適な生活を送るための工夫をしましょう。 焦らず、犬のペースに合わせて、一つずつ解決していくことが大切です。 必要に応じて、専門家のアドバイスを求めることも忘れずに。

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