柴犬のゲージトレーニングと適切な出し入れタイミング

ゲージから出すタイミングがわかりません。3カ月の柴犬を1カ月近く前に購入しました。犬を飼うのが初めてなのでドッグトレーナーさんの「しつけ本」を買ってきました。基本的にハウスに入れるとあったので、トイレのしつけもできていない状態なので放し飼いからゲージに戻しました(戻して2日目です)。使用しているゲージは2つの部屋が扉で仕切られていて、広い方にペットベッド、狭い方にトイレシートを置いています。共働きで家を空けることもあるので部屋の間の扉は開けたままにしています。トイレをしつけるときには扉を閉め、トイレシートの上に犬を置いて「しっこ、しっこ」と声かけを行うようにしていますが、なかなか上手くいきません。ゲージに入れていると、いつどういう時に出していいのかまったくわからなくなってしまい、ゲージの外からあやすとしばらく出してほしいと「クーンクーン」泣き出すので、結局は無視をしているかのような状態になってしまっています。今日は散歩に行き、ゲージに戻し、「おすわり」なんかも教えようと30分ほど出しましたが、甘噛みしてきたので「ホールドスティル&マズルコントロール」。嫌だったようで興奮し始め、ボールを与えると狂ったように大興奮してしまい、テーブルの上に上がったり家の中をものすごいスピードで走り回ったり。抱っこしたら落ち着いてきたのでそのままゲージへ戻し、それからずっとベッドの上でじっとしています。主人は出張が多いので、私が基本的に面倒を見ることが多くなります。このままだと「入れっぱなし、寝っぱなし」でコミュニケーションもとれず、ただのご飯をくれる人になってしまいそうな気がします。ゲージで飼うコツなどありましたらアドバイスいただきたいと思います。これが全てではないのですが、しつけの仕方で間違っていればご指摘いただきたいと思います。

3ヶ月の柴犬とゲージトレーニング:適切な出し入れとコミュニケーション

3ヶ月の柴犬の子育て、大変ですね!初めての犬との生活で、ゲージトレーニングに戸惑うのは当然です。 「入れっぱなし、寝っぱなし」にならないよう、適切な出し入れとコミュニケーション方法を一緒に考えていきましょう。 まず、現状の問題点を整理し、具体的な解決策を提案します。

問題点の整理

* **トイレトレーニングがうまくいかない:** トイレシートの上に犬を置いて「しっこ、しっこ」と声かけする方法は、効果が低い可能性があります。犬は人間の言葉を理解できません。
* **ゲージからの出し入れのタイミングがわからない:** 犬の行動を見て、適切なタイミングで出してあげることが重要です。
* **甘噛みへの対応:** 甘噛みへの対処法として「ホールドスティル&マズルコントロール」を用いたものの、かえって興奮させてしまった。
* **コミュニケーション不足の懸念:** ゲージに入れっぱなしで、十分なコミュニケーションが取れていないと感じている。

ゲージトレーニングの改善策

1. トイレトレーニングの見直し

* **成功体験を積ませる:** 犬がトイレで成功したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 ご褒美は、おやつや言葉の褒め言葉でも効果があります。 成功体験を積み重ねることで、トイレの場所を覚えていきます。
* **タイミングを見極める:** 犬がトイレに行きたがるサイン(クンクンする、落ち着きがなくなるなど)を見逃さないように注意しましょう。 サインが出たら、すぐにトイレシートのある場所に連れて行きましょう。
* **失敗したら叱らない:** 失敗した場合は、叱らずに、そっとトイレシートに誘導しましょう。 叱ると、犬はトイレをすることを怖がるようになってしまいます。
* **トイレシートの種類と場所:** トイレシートの種類や場所も重要です。 犬が嫌がらない素材のシートを選び、落ち着いて排泄できる場所に設置しましょう。 複数枚を並べて、犬が自由に選べるようにするのも有効です。
* **頻回なトイレ誘導:** 3ヶ月の子犬は膀胱が小さいので、こまめにトイレに誘導することが重要です。 特に、食事後、睡眠後、遊びの後などは、必ずトイレに連れて行きましょう。

2. ゲージからの出し入れ:適切なタイミングと方法

* **ハウスの概念を正しく理解させる:** ゲージは「安全な場所」と認識させることが重要です。 ゲージの中に快適なベッドやオモチャを入れて、安心できる空間を作りましょう。 無理やり入れるのではなく、おやつを与えながら、徐々にゲージに慣れていくように誘導しましょう。
* **成功報酬を明確にする:** ゲージの中で静かに待っていれば、おやつや遊びの時間を与えるなど、明確な報酬を与えることで、ゲージの中で待つことを学習させましょう。
* **一定時間ごとの解放:** 最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがポイントです。 例えば、最初は15分、次に30分、そして1時間と、徐々に時間を長くしていきましょう。 犬の様子を見ながら、適切な時間を判断することが重要です。
* **遊びの時間と休息の時間のバランス:** ゲージから出して遊ぶ時間は、犬の年齢と体力に合わせて調整しましょう。 3ヶ月の子犬は、まだ体力も少なく、集中力も持続しません。 短時間での遊びを複数回行う方が効果的です。
* **サインを見逃さない:** ゲージの中で落ち着きがなくなったり、鳴き声を上げたりしたら、トイレに行きたいサインかもしれません。 すぐにトイレに連れて行きましょう。

3. 甘噛みへの対応

* **噛む前に注意する:** 甘噛みしそうな兆候(歯をむき出しにする、遊びっぽく近づいてくるなど)が見えたら、「ダメ!」と注意しましょう。 同時に、噛む対象から犬をそらすために、おもちゃを与えましょう。
* **遊びのルールを教える:** 遊びの最中に甘噛みされた場合は、遊びを中断しましょう。 犬が落ち着くまで、無視するのが効果的です。
* **ホールドスティル&マズルコントロールの適切な使用:** このテクニックは、犬が興奮している状態では逆効果になる可能性があります。 落ち着いてから、優しく行いましょう。 専門家の指導を受けることをお勧めします。
* **代替行動を教える:** 犬が興奮した時に、落ち着いて行動できる代替行動を教えましょう。「おすわり」「待て」などの基本的なコマンドを教え、落ち着いて行動できるよう訓練しましょう。

4. コミュニケーションの改善

* **スキンシップを大切にする:** ゲージから出して遊ぶ時間だけでなく、普段から撫でたり、抱っこしたりするなど、スキンシップを積極的に取りましょう。
* **アイコンタクト:** 犬とアイコンタクトを取ることで、コミュニケーションを深めることができます。
* **声かけ:** 犬の名前を呼んで、反応を見ましょう。 褒めるときには、優しく、明確な言葉で褒めましょう。
* **一緒に過ごす時間:** 毎日、一定の時間を犬と過ごすようにしましょう。 散歩、遊び、ブラッシングなど、犬が楽しめる時間を確保しましょう。

専門家の視点

ドッグトレーナーや獣医に相談することも有効です。 個々の犬の性格や状況に合わせて、適切なアドバイスをもらえます。 しつけに迷う時は、専門家の力を借りましょう。

まとめ

ゲージトレーニングは、根気と愛情が大切です。 焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう。 適切なトレーニングとコミュニケーションによって、犬との信頼関係を築き、幸せな生活を送ることができるでしょう。 この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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