東日本大震災後、ペットと過ごすベッドルームのケア:愛犬の心のケアと安全な空間づくり

大震災後のベットのケア この度の東日本大震災の被災地である仙台に住んでおります。1人暮らしで以前よりペット(チワワ 7歳)と暮らしています。仕事柄上いつも日中はおとなしくお留守番をしてくれます。朝起きるときちんとご飯を食べ、私が仕事に行く準備すると、お気に入りの場所(ハウス)に入って行き、私が帰るのを待っています。ところが3月11日あの大震災が起こりました。私は職場に居て直ぐには帰れなく、勿論帰る交通手段は寸断され家族と連絡がとれた他の職場の人は会社に泊る人も居ましたが、私はペットの事が、心配で、4時間掛けて歩いて帰りました。案の定部屋の中はグチャグチャ冷蔵庫は倒れ食器棚も倒れ悲惨な状態ましてや停電で真っ暗、その中でベットの下で震えながら待っていました。それ以来変わってきました。私が仕事に出かけようとすると、朝ごはんは食べなくなり、ハウスにも入らず、ベットの片隅で丸くなっています。又私が帰るまで、おしっこ等も我慢するようになりました。今まではしたい時にしてました。昨日最大級の余震がありその時は私が居ましたので、大丈夫でしたが、再度部屋の中はグチャグチャになりました。人間の私でさえ地震に対してトラウマになって恐怖さえ覚えています。ましてや一ヶ月の間に震度6強を2回有っていればなおさらです。やはりペットも同じだと思います。同じ震災で有ったペットを飼っている方どうなさっていますか?

愛犬の震災後トラウマと、安心できるベッドルーム環境の作り方

東日本大震災を経験された仙台在住の方、そして愛犬のチワワちゃんへの心配、お気持ちお察しいたします。地震による家屋の損壊、停電、そして愛犬の不安な様子…想像を絶する状況だったと思います。 愛犬が震災後、朝ごはんを食べなくなり、ハウスにも入らず、ベッドの片隅で丸まっている、トイレを我慢するようになったとのこと。これは地震による強い恐怖体験が原因で、分離不安やトラウマを抱えている可能性が高いです。人間と同じように、ペットも地震などの災害を経験すると、大きなストレスを受け、行動が変化することがあります。

1. ベットルームの安全確保と安心空間の創出

まず、愛犬が安全に過ごせる環境を整えることが重要です。

  • 家具の固定:地震で倒れた家具が愛犬を傷つける危険性があります。食器棚や本棚などは壁に固定し、転倒防止対策を徹底しましょう。特にベッド周辺は特に注意が必要です。金具や突っ張り棒などを活用し、しっかり固定しましょう。
  • 安全な寝床の確保:ベッドの下は地震の際に不安定になりやすく危険です。愛犬が安心して眠れる、頑丈で安定した寝床を用意しましょう。ハウスが気に入らなくなったとのことですので、ベッドとは別に、柔らかいマットやクッションなどを用意し、落ち着ける場所を作ってあげましょう。 素材は、通気性と保温性に優れたものを選び、季節に応じて調整するのも良いでしょう。
  • 避難場所の確保:地震発生時にすぐに避難できる場所を確保しましょう。ケージやキャリーバッグを普段から置いておき、愛犬が落ち着いて入れるようにしておくと安心です。 また、避難場所には、水、フード、タオルなどを準備しておきましょう。
  • 室内の整理整頓:地震で物が散乱すると、愛犬はさらに不安になります。普段から片付けを心がけ、地震で物が倒れても被害を最小限に抑えられるようにしましょう。 特に、愛犬が口に入れてしまうような危険なものは、手の届かない場所に保管しましょう。

2. 愛犬の心のケア

愛犬の心のケアには、時間と愛情が必要です。

  • 普段通りのルーティン:地震後も、可能な限り普段通りの生活リズムを保つことが大切です。決まった時間に食事を与え、散歩に行き、一緒に遊ぶ時間を確保しましょう。 これにより、愛犬に安心感を与え、落ち着きを取り戻す手助けとなります。
  • 優しく接する:愛犬を叱ったり、無理強いしたりせず、優しく声をかけ、撫でてあげましょう。 愛犬の不安な気持ちに寄り添い、安心感を与えることが重要です。 抱きしめたり、一緒に眠ったりすることで、安心感を与えられることもあります。
  • 褒めてあげる:少しでも良い行動をしたら、たくさん褒めてあげましょう。 例えば、ハウスに入ろうとしたり、ご飯を食べようとしたりしたら、すぐに褒めて、ご褒美を与えましょう。 ポジティブな強化によって、愛犬の行動を改善することができます。
  • 専門家の相談:愛犬の状態が改善しない場合は、動物病院に相談しましょう。 獣医師は、愛犬の状態を適切に評価し、必要に応じて治療やアドバイスをしてくれます。 分離不安やトラウマに対する薬物療法なども検討できます。

3. ベッドルームの色とインテリア

ベッドルームのインテリアも、愛犬の落ち着きに関わってきます。

  • 落ち着いた色調:ベージュやアイボリーなどの暖色系で、落ち着いた色調のインテリアは、リラックス効果があります。刺激の強い色や柄は避け、シンプルで清潔感のある空間を心がけましょう。 壁の色、ベッドリネン、カーテンなど、全体的な色合いに統一感を持たせることで、より落ち着ける空間になります。
  • 間接照明:強い光は愛犬を緊張させる可能性があります。間接照明を取り入れることで、柔らかな光でリラックスできる空間を作ることができます。 夜間の不安感を軽減する効果も期待できます。
  • 自然素材:木や綿などの自然素材を取り入れることで、温かみのある空間を作ることができます。 自然素材は、リラックス効果があり、愛犬にも安心感を与えます。

4. 専門家からのアドバイス

動物行動学の専門家によると、「地震体験後のペットの行動変化は、よくあることです。焦らず、根気強く、安全で安心できる環境を整え、愛犬に寄り添うことが大切です。 必要に応じて、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。」とのことです。

まとめ

東日本大震災のような大規模災害を経験したペットは、大きなストレスを抱え、行動に変化が現れることがあります。 愛犬の安全を確保し、安心できる環境を整え、優しく接することで、徐々に落ち着きを取り戻せるようサポートしましょう。 それでも改善が見られない場合は、専門家の力を借りることを躊躇しないようにしてください。 愛犬との絆を深め、共に安心して暮らせるように、一歩ずつ進んでいきましょう。

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